原始仏教コミュの謝罪と訂正：無量のヴィジョンの危険性

はじめに結論を書くと、無量のヴィジョン・無限のヴィジョンは危険であるいう見解に達しました。

無限のヴィジョンの危険性に関連するものとして僕の実体験である絶対無害の業の報いであると考えられるトピックを自らの恥と整理の手間を省くというあまり称賛されない心的態度から削除を実行してしまい、大変申し訳ございませんでした。どうかお許しください。

簡略に包括的に書くと「無限のヴィジョンと結びつけられた想が利益と楽を生み出すのか、不利益と楽を生み出すのか確認することが難しい、ゆえに後者の不利益と楽であった場合にその無限性から大変に危険だ」ということです。そしてそれはたとえ「四無量心であっても」です。

慈悲喜捨を無量に修していると本人は思っていても、何らか五蓋を含む邪念・邪定の状態で四無量心を修している場合があります。これは部分的にでも自他に不利益と苦が結果される想が含まれているとそのときには影響が意業であるがゆえに知られなくとも、後になって業の報いとして不可思議な形で還って来たときに莫大な苦受を結果すると考えられるからです。

従って今では「無量のヴィジョン・無限のヴィジョンを勧めません」。

僕はそれを絶対無害で犯してしまいました。禁止想を大量に放出したがゆえにその業の報いであると考えられる想や念や他者からの言葉を受けたとき、大変な罪悪感と焦燥感と恐怖感を感じました。これは結びつけられた想が不利益と苦を生み出す部分があったからです。部分的なものであっても莫大な苦受を感受します。このような無限のヴィジョンをある想と結びつけることを僕はもはや勧めません。

また無量のヴィジョン・無限のヴィジョンは無限を志向しますが、修習を繰り返すうちにより無限に近づくものであって「決して無限それ自体に達することはない」と考えています。もしそれが可能ならば一瞬、素人が慈無量心を修習するだけで永遠に利益と安楽を得てしまうからです。

無量のヴィジョンが危険であるならば、どのように修習すればいいかというとそれは「少量」です。まずはペットや虫などにより慈心を少量に修してその即時的な反応と継続的な変化について実験すべきです。そして自ら「これは利益と楽に転じる想である」と確認されたならば、徐々にその量を増やして行くという方法を取るのが手堅いと思います。

無量想であれ少量想であれ、その想

コメント(2)

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[1] mixiユーザー 11月04日 15:15

確かに一切の境界がない無限の境地を味わうことは修練を必要とするし、自分がそれを一瞬でも味わえたことを逆に自らの高慢の種子に変えてしまう危険性や、得てもいないことを理論上の知識として持っているからといって、ずっとその手前の心境をそれと同一視してそのせいで逆に大いに心を歪めてしまうということも起こりえますが、
それに向かって地道で誠実な禅定を重ねること自体は手放す必要はないと思います。

[2] mixiユーザー 03月06日 17:47

常に自分勝手な制限やこだわりを知らず知らずに設けてしまっている僕たちにとって、そうした頑迷な自己制御をはずして、本当に限りない智慧と慈悲に近づいてゆくためには、何度も何度も無量の明け開けに浸り、安らぐことはとても効果的だと思います。

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