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ワンコイン未満読書コミュの【短篇集】「架空の球を追う」(森絵都)文春文庫

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今朝、新聞を広げたら「文春文庫8月の新刊」という広告の中に、この一冊を見つけました。

・「架空の球を追う」(森絵都)文春文庫 440円(税込)
http://www.bunshun.co.jp/cgi-bin/book_db/book_detail.cgi?isbn=9784167741044

2009年に出版された本の文庫化です。森絵都といえば映画化とアニメ化がされた『カラフル』の原作者ですが、私は現在までのところ『架空の球を追う』に収録されている11篇しか読んだことがないのです。なので誰か詳しい方が上手い紹介をしてくれないかなと願いつつ書きます。収録作品は下記のとおり。

・架空の球を追う
・銀座か、あるいは新宿か
・チェリーブロッサム
・ハチの巣退治
・パパイヤと五家宝
・夏の森
・ドバイ@建設中
・あの角を過ぎたところに
・二人姉妹
・太陽のうた
・彼らが失ったものと失わなかったもの

先に記した出版社のページには、「ふとした光景から“静かな苦笑いのひととき”を抽出した、読むとちょっと元気になる小説集。」(解説・白石公子)と紹介されています。

また、新聞の広告では「ふとした光景から人生の可笑しさを切り取った十一篇」と紹介されていました。

私は昨年1月に読んだきりで、収録作品のすべてをしっかり記憶はしていませんが、当時のメモには「自分の中に潜んでいる『よどみ』が、あるきっかけで流れ出すささやかな安堵感」と記してありました。

「よどみ」は、「ふとした光景」の中で生まれ、「静かな苦笑い」を誘い、「人生の可笑しさ」を発見するきっかけです。そうして小さく安堵する。実際はそんなふうによどみをうまく消化して明日を迎えるのは難しいような気がします。であるからこそ「読むとちょっと元気になる小説集」なのでしょう。

コメント(6)

ねこぽっぽさん
ありがとうございます。地元の図書館で検索してみたら、4冊あるうち3冊が貸出中でした。ちまたの夏休みが過ぎた頃に読んでみようと思います。
えっ、白石公子さんが解説を書いてるんですか?
ものしらずですので、そっちで興味を引かれてしまいました!
探してみよう!
tadaさん
何気なく撮った写真の中に有名人が! みたいな感じかも?

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