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NPOふくしまヒマワリ育成計画コミュの放射線についての科学

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放射線や放射性物質について正しく理解することを目的としたトピ。

コメント(17)

なぜ原発の北西に放射線濃度が高い地域ができたか?

http://togetter.com/li/119438

土壌汚染他  当面の対応

http://www.youtube.com/watch?v=Xn0WAJPUv9c

元URL
http://www.chernobyl-chubu-jp.org/
http://bravenewclimate.files.wordpress.com/2011/03/fukushim_explained_japanese_translationv2.pdf

原発事故についての一つの視点。
http://ribf.riken.jp/~koji/jishin/zhen_zai.html

原発事故について part2
分かりやすい解説
山本弘のSF秘密基地BLOG:放射線をめぐる誤解
その1 http://bit.ly/g5qJHa
その2 http://bit.ly/fRCoIC
放射性物質「3月15日に福島原発より大量放出。以降、大気への大量放出は起きていない」早野龍五教授が最近の測定とシミュレーションで結論 - ガジェット通信
http://getnews.jp/archives/108522
Googleマップで、福島県が発表した汚染区域図を作ってみた。


http://maps.google.com/maps/ms?ie=UTF8&hl=ja&msa=0&msid=208631282209360516227.0004a04a921bbbfe45c90&ll=37.833649,140.494881&spn=0.094633,0.220757&z=12
http://goo.gl/vq4rs

Googleマップの短縮URL。
(joe指摘ありがとう)

使える!と思ったら、どんどん拡散してくれ。

こういう地道な情報や知識の集積がわれわれの信用になる。
http://togetter.com/li/122766

地図を可視化してくれた人が。

ありがたや。
『視覚化』

世の中、難しい理論だけでは進まないこともある。

いままで、難しい話ばっかりだと思っていた人は、出番が来たと思って欲しい。

今回は、想像力の話。
実は科学者に一番必要な能力でもあるのだ。



放射線とか放射能って言われてもピンと来る人は少ない。
そんな人にも想像しやすいようにちょっとした工夫をしてみる。
少し、放射線と放射性物質がわかりやすくなる。


さぁ、聞く準備はできたかな?


まず、放射性物質を校庭に撒く、石灰だと思ってみよう。
そう、校庭にラインを書くときに使う白い粉だ。

それを校舎の屋上からスコップで風に乗るようにぶちまける。

想像してみて。


どうなった?

校庭がうっすら白くなった?

花壇にもかかった?

隣の家の屋根にも?

良く見えない?


そう、これが、放射性物質がばら撒かれた状態。
もちろん、本当は細かすぎて見えない。


さぁ、次の仕掛けだ。

まず風景を夜にしてみよう。

良く見えない?

そうだよね。

次に、昼間撒いた石灰の粉が一粒ずつうっすら光っていると思ってみよう。
遠くから見たホタルの光ぐらい熱が無くて淡い感じがいいなぁ。

その光ってみえるのが放射線。

厚いカーテンや壁、ある程度の深さの土などが間にあると光は見えなくなる。
当然だよね?

でも、5cmぐらいの土を被せたぐらいじゃまだ見えるっていうちょっと不思議な光だ。
たまに、ガラス一枚で見えなくなる光もある。

この光は、決められた時間でだんだん弱くなっていく。
光の強さが半分になる期間を「半減期」っていう。
長い時間が経つと、0に近くなっていく。
半減期が1年なら、2年後には1/4に、3年後には1/8に、4年後には1/16に光が弱くなるってことだ。

そして、粉なので、風に飛ばされるし、水に流される。

粉だから、すばやく土の中に入っていったりもしない。
チェルノブイリだと25年で40cmぐらいの深さに到達したそうだ。

あと、この粉は、土と合体しやすい。
合体すると、なかなか土と離れなくなる。
植物に吸われにくくなるし、流れにくくもなる。
校庭に書いた線がなかなか消えないのと同じだ。

さぁ、今想像した風景を現実に投影してみよう。

政府が発表した放射線量が多い地域は、石灰の粉の密度が高いってことだ。
事故を起こした原発の周りは真っ白だろうね。


なんとなく見えるようになった?
「生物濃縮」

汚染された海洋生物とか野菜とかを食べるって話になると出てくるのが、この生物濃縮って言葉だ。

水俣病やイタイイタイ病で有名になって、教科書に載っているから、みんなシッテル。


さて、放射性物質は、生物濃縮するか?

答えは、ほんの少しする。


原理は、こうだ。

上から、放射性物質の粉が降ってくる。
小魚が食べる。
小魚を大きな魚が食べる。
大きな魚を人間が食べる。
でも濃縮はされない。

なぜなら、水銀と違って、肉体に固着はしないから。

放射性物質の正体は重金属だ。
とくに生物に張り付くという性質は持っていない。
水銀は、これがとても強い。

すでにここで大きく違う。

でも身体にたくさん入るから濃縮されてるって?

いや、こういう重金属は、身体が栄養としてはほとんど吸収しないから、ウンコになって出て行く。

人間が食べても、10日もしないで出て行く。

もちろん、身体の中を通過していく間に近接被爆はするから、食べない方が良いのは確か。

でも、特別大きな魚がキケンというわけじゃない。

そして、個体が大きければ、身体に見合う量が入るってだけで、それは「濃縮」とは言わない。


もう一度言う。

水銀とは性質がマッタク違う。

食べないほうがいいけど、よりキケンなんてことは無い!
Twitterで見つけた情報。
安積黎明高で、校内の放射線量を測定したレポートを掲載したとのこと。(18日の新着記事に見出しあり)
http://goo.gl/RowND
トゥギャッターでの紹介によれば、同校の教頭先生がまとめられたらしい。
興味がある方は一読されると良いかと思います。
文部科学省
一年間の放射線量推定 『積算』 地図

http://getnews.jp/archives/113280
http://www.asahi.com/photonews/gallery/infographics3/0412_radiation-simulation2.html

どのリンクからたどっても文部科学省の元データにたどり着けない。
文部科学省が勝手にpdfの番号変えたのかね。
植生による除去の弱点


どんな方法にも必ずリスクや弱点はあります。
植生による除去方法にも当然あります。

避けては通れず、プロパガンダでは足を引っ張りますが、
こういう活動は最終的には正直が一番だと思っています。


以下、列記します。

・放射性物質を消してくれるわけではありません。
 ただ、吸収して、目に見えて、運びやすくしてくれるだけです。
 放射性物質は、重金属のゴク小さい粒です。
 消えたりしません。

・全ての放射性物質を吸着できるわけではありません。
 ストロンチウムやヨウ素などは積極的には吸収しません。
 (水と一緒に入ってくることはあります)
 基本的には、栄養素のカリウムと間違えて、セシウムを取り込むようです。
 セシウムが取れるだけでも放射線量は落ちるので、やらないよりはマシです。

・効率が悪い
 チェルノブイリ支援・中部の河田先生がチェルノブイリで計測した結果、
 「水溶性のセシウムは全体の10〜20%であり、水溶性のものしか植生は吸着できない」ようです。
 その他のセシウムは、土壌中の粘土などに吸着します。
 (私見)日本は、湿潤な気候なので、もう少し吸着できる可能性もあります。
 この吸着試験は六ヶ所村にある環境科学技術研究所でも行っています。
 5年の継続研究によると、年によってバラバラで理由も不明瞭だそうです。
 どちらからも、詳しい資料を頂く予定です。

・時間が掛かる
 当然ですが、時間を掛けて生育しないと吸着しません。
 要は、ゆっくり注射器で吸うようなものです。
 成長の早いものや、大きく育つもの、混植などで埋めたい弱点です。

・範囲が狭い
 植物の根の範囲でしか吸着できません。
 重機で掻くほどの効率は得られません。
 たくさん植えることや、満遍なく植えることで補うしかありません。

・結局は廃棄物
 植物が放射性物質を消してくれるわけではなく、吸収してくれるだけです。
 最終的には、刈り取って廃棄処分する必要があります。
  
 ただ、収穫したものも、元の土地の値と同じ程度の放射線濃度を持つ程度なので、
 生物濃縮を考える必要と、高濃度圧縮の恐れはありません。

 無論、元から放射線濃度が高い地域に生えたものは、同じ高い濃度の放射線を出す汚染物質になります。

・全ての植物が放射性物質を吸収するわけでもありません
 今のところ、ヒマワリやアブラナなどのカリウムを栄養素として取り込む植物がセシウム吸着には有利です。
 また、効率を言えば、注射器が大きな方が良いように、大きな植物が有利です。
 
 逆に言うと、放射性物質をまったく吸収しない植物もあります。
 (厳密には、水と一緒に吸収するので、0ではありません)
 まったく吸収しない植物であれば、放射線高濃度地域でも普通に摂取できます。

・刈り取りが手間
 放射性物質は、最終的に植生の根と花に吸着されるという報告が多いようです。
 つまり、効率を考えると、根をしっかり掘り出す必要があります。
 ヒマワリの根を全部抜くのは大変です。
 背が低い草本に吸着させても、手作業では余計大変かもしれません。

 労働力を考えると、根の部分は無視することも考えねばなりません。

・土地の栄養
 植物を植えるということは、空中窒素固定でもしないかぎりは、土地から栄養が奪われます。
 本来、生産品を作るための土や土地が生産品を作れないぐらい涸れる可能性もあるわけです。
 農家では、軽視できない話です。


また、追記します。
ストロンチウムの量が入っている表を発掘した。

http://www.mext.go.jp/component/a_menu/other/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/04/15/1304935_0412_1.pdf

セシウムと比べると、1/1000〜2000程度にすぎない。

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