◆日本の神話と古代史と日本文化コミュのどなたかご存じの方いらっしゃいませんか？

先週行った高良宮の下宮社・・・
写真を整理していたらある碑文が目

に留まりました・・・

最初はわりと新しい碑文だったので興味を引かなかったのデスが・・
碑文には、

髙良宮下宮社奥碑文

髙良宮宿禰神室加輪髪媛高貴
古墳嬪七坪四方形傳永代爲之
家運息斎又爲後世史歴矣

と書いてありマス・・・
お宮のすぐ裏手には古墳があって、この古墳に祀られている方に関する記述ではないかと思うのデスが・・・

わたしたちの仮定のとおり、高良玉垂命＝高良宮宿禰神＝武内宿禰なのか・・・
高良宮宿禰神室の加輪髪媛とは誰なのか・・・

加輪髪媛（かわかみひめ？）・・・高良宮から２０～３０キロの距離の佐賀県に川上というところがあって、淀姫神社があるそうデス・・・
淀姫って神功皇后の妹だったかしら・・・
もしかして加輪髪媛とは淀姫となんか関係があるのでしょうか・・・

あ～、謎だらけ・・・

今度、暇ができたら淀姫神社に行ってみよっと・・・

コメント(11)

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[1] mixiユーザー 02月09日 04:19

佐賀県武雄市朝日町川上に淀姫神社があります。写真は淀姫神社です。また佐賀県武雄市朝日町中野には黒尾神社があります。黒尾神社は武内宿禰の母であると言われる山下影媛が祭神です。また佐賀県武雄市武雄町にある武雄神社は武内宿禰の父であるかも知れないと言われる武雄心命が祭神です。また佐賀県武雄市には武内町という町もあり、武内宿禰の出身地ではないかと言われたりもしています。

[2] mixiユーザー 02月09日 21:44

>ﾗｽｺｰﾘﾆｺﾌさま

お教えいただきありがとうございマス

淀姫神社・・・きれいな感じのお社デスね・・

みやき町の千栗神社というところの御祭神も武内心命だそうデスね・・。
近いうちに暇を見つけて行ってみたいと思いマス・・・。

問題は暇がないコトですが・・・

[3] mixiユーザー 02月16日 10:09

高良玉垂命は記紀にその名がない事から昔から祭神論争が絶えない神様ですが、
現在では、武内宿禰ということになっていますね。

加輪髪媛ですが
與止日女（淀姫）神社は、別名を「河上神社」と言います。
淀姫の事だと思いますよ。
ただ、「高良宮縁起」を考えると豊玉姫かも知れませんが・・・。

masamasa

[4] mixiユーザー 02月16日 12:40

佐賀県伊万里市大川町大川野にある淀姫神社の鳥居には「河上宮」とありました。ついさっき見てきました。加輪髪姫＝淀姫みたいですね。

[5] mixiユーザー 02月16日 13:02

あと玉垂宮に関しては、佐賀県武雄市（旧杵島郡）北方町には玉垂宮があります。写真はそれです。佐賀県ネタばかりですみません。

[6] mixiユーザー 02月16日 21:20

みなさん、コメントありがとうございます

>masamasaさま

やっぱり加輪髪媛って淀姫デスかネ・・・
・・ってことは淀姫が武内宿禰の妻ということになるんでしょうか

>ﾗｽｺｰﾘﾆｺﾌさま

貴重な情報をありがとうございマス・・・

見に行かなきゃなんないところがどんどん増えてどうしましょう・・・

ちなみに、高良玉垂命と大善寺玉垂命は、同じ「玉垂命」でも別人だという話もありマス・・・いまも有名な神事の「鬼夜」は、このことを暗示しているという話もありマス・・・

謎が謎を呼びマスね・・・

[7] mixiユーザー 02月18日 10:28

>・・ってことは淀姫が武内宿禰の妻ということになるんでしょうか

高良玉垂命は明治時代まで、武内宿禰とされていましたからね。
まあ、少なくともこの碑文を作った人はそのつもりで作ったのでしょう。
事実はわかりませんけどね。。。

方墳の被葬者は、発掘調査でも判明していませんが
高良神社の奥宮・水分神社は古くから武内宿禰の墓所と伝わっています。
それに武内宿禰も淀姫も、神功皇后の新羅征討の登場人物ですから
そのつながりで後世に一緒にされたんじゃないでしょうか。。。

ちなみに現在の高良神社の祭神は、高良玉垂命の左右に八幡大神と住吉大神ですが、
「大宰府管内志」によれば天平時代の祭神は高良玉垂命の左右殿に
武内宿禰と荒木田襲津彦となっており、
本来、高良玉垂命と武内宿禰は別々だったもよう。。。
応永の外冦があった頃から武運長久を祈って、高良玉垂命と武内宿禰が
一緒にされる事が多くなったみたいです。

[8] mixiユーザー 02月18日 11:16

　高良山内には多数の古墳が散在しますが、そのうち西山麓の赤黒山（船岡山）に祇園山古墳があります。一変が約２３ｍの方墳で、高さが約５ｍ、表面二段に葺石が巡らされています。墳頂部に縦１.７ｍ、横０.８ｍ、内面が朱塗りの箱式石棺が埋蔵されています。出土遺物はありませんが、石棺がこの地方の弥生終末期の墳墓の形式を踏襲しているものの、墳型その他から畿内型古墳とみなされます。九州における十数基の方墳中最古のものとされています。三世紀末という人もありますが、久留米市教育委員会の古賀氏は、祇園山古墳の墳丘が、地山削り出しの際、周囲の埋葬主体（甕棺墓三、箱式石棺墓墓七、石蓋土壙墓二五、竪穴式石室一三、その他不明・未発掘のもの多数）を上面カットしたと認められることと、それらの出土品に鏡・装身具・鉄器のほか土師器・須恵器があること、更に現在、高良大社所蔵の三角縁神獣鏡が、かつて祇園山古墳で発掘されたと推定されることから、かかる鏡を出土する古墳の全国的な編年の上で、四世紀後半の古墳と見られ、水沼君のうちでも大和朝廷と手を結んで筑後地方の統一を成し遂げた族長の墳墓であり、ことによると高良大社祭神の墳墓に準ずべきものかと推測されています。この祇園山古墳が大祝（おおほうり）家の墓所と伝えられ、しかも旧大祝屋敷に隣接し、しかも高良下宮社にもほど近いところから、高良山の祭は、祇園山古墳の祭祀に創まり、祇園山古墳の祭祀のため、まず高良下宮社が営まれ、更にその神霊を高良山に祭ったのが上宮（現本社）だろうと、推測されています。祇園山古墳の主が水沼君かどうかは確証がありませんが、十分あり得ることです。

[9] mixiユーザー 02月18日 21:55

みなさん、コメントありがとうございます

ちなみに高良宮下宮社デス・・・写真をアップしておきマス