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Drスワンプコミュのgraham nash   david crosby

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もはや、ずーーーっと夏が続いていくのかと思ったりもしましたが。
ま、それでもいいか、とか思ったりもしましたが。
ま、夏好きなんで。

それでも秋はやってきて、またたくまに冬になっていくのであります。

秋になると、色々と考える余裕も出てきたりして
そうすると、よけいなことも考えたり、思ったりで。

そうすると、妙に日々落ちこんだりして。

そんなときは皆さん、どうされてます?
酒飲むか。
でも僕は酩酊するほど飲めないしね。
ほんっとに飲めないので。

音楽かけたりします。

どんな?

好きな音楽を聞くことで、けっこう癒されたりします。
けど、立ち直れないほどにへこんだときは。
ま、僕とてそういうときもあるんですよ。

秋だから?
そうかもね。

ずーーっと昔、やっぱりそういう思いに苛(さいな)まれていた頃。
自宅の自分の部屋にこもってぼーっとしながら
かけていたレコードなどに遡ります。
17歳くらい、ですか。
そういう時期ってありますよね。
そんな音楽を聞いてみると、ミュージシャンの声や
ギターの音、ベースの音、スネアの音なんかも
へとへとになった心に響いて、沁みてきて
17歳の頃と同調して、ちょっと元気になったりします。

「おい、どうした?」と
17歳の僕が51歳の僕に問いかけます。
「まあな、色々あって。」
「これ、すげーいいから聞いてみな」
「そうか・・?」

ちょっと、アシッドな会話かもしれないですが。
いたって、ナチュラルトリップです。
僕は煙草もやりませんし。もはや、禁煙7年目です。
10年超えたら本物でしょうね。

17歳の僕が取りだしてきたのが、
「graham nash   david crosby」

1972年1月リリースの超名盤です。
はっきり言って、今回はスワンプではありませんが。
フォークミュージックともロックとも違う
CSN&YのCとNの世界をご紹介します。

これを手にしたのは、1976年。
僕は父の転勤で大阪に住んでいました。
マイミクのひろぼーと一緒に通っていた桜塚高校で
僕は2年生になっていましたが、多感な17歳でもあり
1年生から入っていた硬式テニス部を退部して、
それからひろぼーとバンドをやりつつ、漫画研究部に在籍して
漫画を描いたり、映画を撮ったりしていました。

その漫画研究部のOB、東さん浜本さんというふたりの
大学生の先輩に、もうめちゃくちゃ多大な音楽的影響を受けました。
はっきりいって、今の僕があるのも、この二人の先輩のおかげなんですね。

その東さんから紹介されたのが、このアルバムでした。

彼らの音楽に僕は風を感じます。
先輩たちと駅のホームで音楽談義に花が咲いていた時のビル風。
学校の校庭を走りぬける風。
授業中、窓から吹き込む風。
授業をさぼってコーヒーを飲んでいた喫茶店「森」のドアを開けて
入ってくる風。

このアルバムは僕にとって特別な意味があるわけではなく
ただ生活の中で、風のように流れていただけなのです。

日本初のCD化は、1998年10月27日。
発売にちょっと遅れて、2002年に
僕は転勤先の仙台でそれを手に入れました。
東北大学前の行きつけのCDショップです。
ここのご夫婦には、ルーツロックのイロハを教えていただきました。

A面(CDだからみんないっしょなんだけどね。)
一発目のグラハム・ナッシュの曲。
「SOUTHBOUND TRAIN」がかかると
僕はいつも34年前のあの風を感じます。
この曲はアコースティックギターのダウンアップのストローク
を淡々と繰り返し、変調もなく、ソロもなく
淡々と3番まで詞の短縮もなく歌います。
今でいうと、プリプロにもならない、アレンジ不毛の
曲なんですが、なんというか、沁みます。
で、クレジットなどをよく見たら、サウスバウンドトレインセッションは
ジョニー・バーバータ、クリス・エスリッジらの「L.A.ゲッタウェイ」
にジェリー・ガルシアが加入しているという
超贅沢なバッキングだったんですねえ。
(蛇足ですけど、クリス・エスリッジって、
メリッサ・エスリッジのお父さんかな?)
この曲は、竹内まりやもカバーしてるしね。まんまで。
これはわかってるなーと思いました。
竹内さんは、そういえば東先輩とほぼ同年代だからね。

次のデイビッド・クロスビーの「WHOLE CLOTH」もいいんですが。

やっぱ、クロスビーの「PAGE43」でしょうね。

その前の「WHERE WILL I BE?」から
あんまり曲間なく、ツンタッタとスネアがブラシで入っていくとこ
なんか、もうかっこよすぎていまだに痺れますね。
で、またまたクレジットを見ると、これは!!
ダニー・クーチ、リーランド・スクラー、ラス・カンケル、クレイグ・ダーキ
つまり、シティから始まって、キャロル・キング(つづれ織りも彼らだよん)
ジェームス・テイラーなどのバッキングセッションなんだよね。
どうも、デジャブと違うな、と思ってました。
今頃、言ってるし。
はっきりライナーノーツを見ないのが悪いんだけどね。

CとNの詞の世界感が、英語でよくわからないにしろ
当時も今もずしんと響いてくるのです。
その響きは、彼らのバッキングの力でもあったわけです。

このアルバムは全体的にCとNの合作ではなく、
CとNが勝手に作った曲を持ってきて録音したという感じです。
だから、お得意のコーラスもけっこう控えめで
そういう意味で、デイビッドクロスビーのソロファーストに
似ています。その分、詞の世界、メッセージが沁みてくるのです。

僕にとって、CNS&Yは、まんま大阪での生活であり
同時代に生きてきた感じてきた空気そのものだったわけです。

今、その封を開けてまたその風を感じてみると
あの時代に悩んでいたことなどはすっかり忘れてしまっているけど
その空気を感じることが出来ます。


さて。


もう少し、がんばってみようかな。
大人の僕も。

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