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ネイティブなんてあきらめろ!コミュのNo. 241 政治家の英語力は、国益を左右するというのに

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No. 241 政治家の英語力は、国益を左右するというのに

エドウィン・ライシャワーの著書「ザ・ジャパニーズ」によると、駐日大使だった彼が知り合った何十人という日本の閣僚のなかで、英語で知的に真剣な会話をかわすことのできた政治家はよくて3名ぐらいだったそうだ。太平洋戦争直前に日本に最後通牒をつきつけたコーデル・ハル(当時の国務長官)は、駐米大使だった野村吉三郎の英語力を日本との外交交渉での深刻なお荷物だったと言っている。

日本の政治家の英語力はその国の国益を左右するというのにだ。

さて、日本のマスコミによる日本の政治家の英語力にたいしてのいわれのないこきおろしにはあきれてしまう。特に英語の発音についてのこきおろしは目に余る。

日本人でもすばらしい英語を使う人が増えているが、マスコミは好意的に論調しない。小泉首相(当時)のブッシュ前大統領との会談でのスピーチなど、すばらしかった。でもマスコミはあまり暖かく報道してなかった。中身がよければいいのであって、発音がネイティブである必要なんかまったくないのだ。

こうして、英語を人前で積極的に使おうという意欲のある政治家がいなくなり、日本の国益を左右することになる。

パキスタンの大統領だったムシャラフ氏の発音だって、いわゆるネイティブではないが、完全に英語で発信して通じている。宮沢元首相なども通訳なしで英語で外国の首脳と話ができる英語人だったが、国民がその英語をこきおろしていたように思えた。

メディアの論調がその原因だ。何かというと「恥さらし」的な論調が出る。こういう態度は日本人の英語コンプレックスを象徴するものだ。そして日本をさらに悪くしてゆく悪循環につながる。われわれはそろそろその悪循環を断ち切らなければなならない。

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