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ネイティブなんてあきらめろ!コミュのNo. 75 民族固有の英語発音がある

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No. 75 民族固有の英語発音がある

思い返すと、2002年はワールドカップだけでなく、ノーベル賞のダブル受賞でノーベル賞がワイドショーで大いに取り上げられた。

田中耕一さんの英語での受賞スピーチに日本中がハラハラした。田中さんの英語は実はカンペキだ。聴衆からも拍手喝采された。あの発音が日本人にとってベストだ。いわゆる中学校時代の英語の先生の発音が、日本人にとって一番収まりがいい。永久にあれでいいぐらいだ。日本人の口蓋と日本語の声帯が自然に形成する発音かもしれない。

宇宙飛行士の向井千秋さんや国連の明石康さんのスピーチなど聴いて、大概の日本人は、日本人訛りの発音に抵抗を覚えるようだ。

「戸田奈津子さんの発音はとてもよい」と映画ファンのジェフさんは言う。「映画字幕翻訳家の戸田奈津子さんの翻訳はすばらしい。とても原語に正確かつ的確で、完全な英語の使い手だ」と絶賛だ。(ジェフさんはバイリンガルだから映画を見ながら、日本語字幕も完全に読んでしまうのだ)

彼女のスピーチを聴いたことがあるが、特段ネイティブっぽい発音でもなんでもなく、日本人とすぐわかる発音をしている。

フィリピン人やインド人の英語が固有の発音を持ち、電話などで話すとすぐわかるように、民族固有の英語の響きがある。それにフランス人の英語をきいたことがあるだろうか。英語を話せない友人は最初彼らが英語を喋っているとはおもわなかったそうだ。

フランス人の英語はそれほど癖がある。

さて、皆さんは超一流と言われている通訳者たちの英語をきいたことがあるだろか。初めて彼らの英語に接したとき私にとっては晴天の霹靂だった。なんだ発音は日本人丸出しじゃないかと。

ところが、彼らの本当の凄みは、実は発音にではなく、言葉の引き出しの多さにある。さまざまなニュアンスの微妙な日本語を、いろいろな英語表現を引き出しから引っ張ってきて的確にそのニュアンスにあわせた英語にする。超一流と言われている通訳者たちの英語をきいたとき私は鳥肌が立ち、それこそ神業だと感じた。

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