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ハルカなる物語のお部屋コミュの1・眩しすぎるのは太陽じゃなくて

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朝、カーテンの隙間から差し込む朝日の眩しさに目を覚ますとそこにはいつもの寝顔があった。


幸せそうな寝顔。口は開いてるし、いびきはかいてるし、どうみてもまぬけな寝顔にしか見えない。


思わずくすりと笑い、少しだけほっぺたをつついてみる。何の反応もない。今度は髪の毛を少し摘まんで引っ張ってみる。反応はあったけどすぐにまた寝息を立てる。
何となくそれが面白くて今度は背骨をなぞってみる。


ガバリと起きた。びっくりした顔にはいきなり何をされたのかよく分かっていないと書かれていた。それが面白くてつい、お腹を抱えて笑ってしまった。


いたずらをされたんだと気づくとすぐに反撃が来た。思い切り脇やお腹をくすぐられてしまう。逃げたくても力じゃかなわないからされ放題。しばらくじゃれ合って満足したのかやっと解放された。


目を開けると、つい、目を細めてしまった。
朝日が眩しいのかと聞かれて。



「ちがうよ、眩しいのは太陽じゃなくて・・・」





それは、朝日の中で見る夢。

コメント(8)

いいねえ、
久しく経験してない朝だwww
2・「受け止めるよ。何度でも」



いつも思う。なんでいつも転ぶんだろう?って。

一人ならそんな事ないのに、二人だとなんてことない普通の道で躓いたり転んだり…
いつも笑ってバカにされるのがくやしくてムキになって怒るとさらにからかわれる。
それが愛情からくるんだって分かってても、やっぱり頭にきて、本当はそんなに怒ってないのに思いっきり拗ねてみたりした。

ほかの人ならそんなことないのになぜかいつも怒ってしまう。
どうしても優しくなれない。感情の制御ができなくなる。
ほかの人の前でなら泣くことを我慢できるのにこらえられなくて泣いてしまう。
弱さを見せる事がこんなにも怖いことだと知る日が来るなんて…


たくさん怒って、たくさん泣いて、たくさん笑って、いい加減呆れられないかと不安に思うこともたくさんあって


「いつもゴメンね。呆れてない?」
「別に。好きだから、どんなことでも受け止めるよ。何度でも」


こともなげに答えが返ってくるのが嬉しくて、何度も聞いたりもした。

もう、答えが返ってくることはないのだけれど。
3・鼓動は思うより正直で



大勢の人がいる中でどうしてあなただけが目立つのか不思議だった。

ずば抜けて身長が高いとか体格がいいとかかっこいいとか逆に不細工とかそんなことないのに。
探せば身長が高くて、体格も素敵で、かっこよくて、女の子にモテる人なんていくらでもいるのに。

なのに、あなただけが目立つ。
つい、視線が向いてしまう。
いないと探してしまう。

どうしてだろうと考えてた。

見れば落ち着かなくて、触れれば動揺して、離れれば寂しくて。
どんどん不安定になっていく自分を抑えきれずに戸惑ってた。

やっと、わかった。
今日、理解した。
わかってしまうと、わからなかった事が不思議に思えた。

こんなにはっきりしてるのに。
鼓動は私が思うよりずっと正直に教えてくれてたのに。


あなたの事が好きなんだって。


ひとつ賢くなれた日。考えなくても感じればいいと教えてくれた日。

その鼓動が教えてくれる。今も、あなたの事が好きなのだと。
4・今も昔も遠い未来もすぐ側に


今日も、昨日も、一昨日も、ずっと隣にいるのが当たり前だった。
笑えば笑い返してくれて、怒れば諫めてくれて、泣けば慰めてくれた。

一度も聞いたことないけど、それが当たり前だと思っていた。

同じ気持ちだと知って、泣きたくなるくらい嬉しかった。

春も夏も秋も冬も、晴れの日も雨の日も、どんな時でも手を伸ばせば届く距離が心地よかった。
その距離が自分の居場所になっていった。

居場所の中で見る夢は暖かい色で、優しい音楽が流れていて、幸せに満ちていた。

今までいつくもの季節を過ごして、そして、これからいくつもの季節を過ごそうと約束した。


「今までも、これからも、こうやってすぐ側にいられたらいいな。」


冗談交じりに笑って言ったその一言を笑顔で返した。
だってそれは、何十年先の未来もすぐ側にいていいって事だから。…だったから。

5・そういうトコも好きなんだけど


たまに、同じ人間なのか疑問になることがある。

外で見る顔と二人だけの時に見る顔の違い。
自分にだって、違いがあるだろうけど、そこまでじゃないはず。

ほかの人に見せることなんてないだろうけど、もし見たら、どう思うだろう?
きっと気味悪がるに決まってる。断言できる。

ほかの人から見たらどう見えてるのか考えてみる。
それなりに想像はつくし、その意見はきっと正しい気がした。

そういう一面を見てるから否定はしないけど、それだけじゃないと言いたい。
言わないだろうけど。

私にしか見せない表情。それは、私の優越感を大いに刺激する。
私だけなんだと思えるから。

「嫌い?」
「何で?そういうトコも好きなんだけど」


満足そうに浮かべる笑顔に私も笑顔で返す。
好きな所は、今も変わっていない。
6・その沈黙の意味は「Yes」?


鼻先数センチのところに愛しい人の顔がある。

真剣な顔。だけど、目に少しだけ焦りが見える。

きっと、私と同じように緊張してるんだろう。

逃げようと思えば逃げられる。
けれど、視線が、空気が、私を縛り付ける。
目をそらせない。身動きもできない。
やっとできたのは視線を返すことだけ。


「その沈黙の意味は『Yes』?」


Yesと言うには恥ずかしすぎた。
Noというには好きすぎた。

逃げないことを確認して触れるだけのキスが降ってきた。

今でも忘れられない初めてのキス…

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