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病気腎移植を冷静に語るコミュの万波誠医師について

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万波誠医師についての議論の場です。
彼の行為は、本当に正当だったのか?問題があったなら、それはどこか?感情的になりがちですが、冷静な議論を望みます。

コメント(15)

ネフローゼでの腎臓摘出や、Hbs抗原陽性ドナーからの臓器提供が問題になっているようですが、実際のところどうなのでしょうか?
ネフローゼについては摘出の必要はなかったと思います。仮に摘出するにしても、腎生検をしていないことや、腎臓内科医に相談していないことは問題だと思います。1人で4件という数も多すぎる印象です。

そして何よりも問題なのは、それを万波医師自身やその支持者の方たちが問題だと思っていないことでしょうね。
万波医師に直接お会いした事はありませんが
患者さん達の話しでは、飾り気のない、気さくな、腕の良い先生のようです。
細かくて、気難しい医師ではないようです。

でも、長所は短所で、悪く言えば、大雑把。
多分、念には念を入れるという事が苦手な先生なのでしょう。
問題発覚後も、一度も病院内の会議には出ていないらしいですから、面倒くさがり屋な所もあると思います。
カルテの記入が杜撰だった事等は、擁護している堤寛教授も指摘しています。

問題視されている事はすべて、短所が悪い形で出てしまったものばかりのようです。

熱心で、親しみやすく、患者さん達の信頼も厚い医師だけに、批判されるような事になったのは
残念だと思います。
万波先生。
「やっていいのなら・・・頑張る。」
っておっしゃったそうですが。

応援者は皆
期待しているんですから
本当に頑張って下さいよ!!
万波さんが病気腎移植を行なっていた当時の宇和島徳州会病院は、臓器移植ネットワークに加盟していませんでしたね。つまり、彼の勤務先では生体腎移植しか行なうことが出来なかった訳です。死体腎など待っていても無駄という考えだったのかは分かりませんけれども、客観的に見て、そうです。

そういう環境の下、親族からの腎臓の提供が望めない人に対して腎臓を提供できるパスを考えると、自分の病院で捨てている腎臓、という発想は自然に出てくるように思われますが、いかがでしょうか。例の臓器売買の事件も、同じ土壌から発生したように思われます。


それと、万波さんは最近のインタビューでこんなことを言っています。

特集宇和島 腎移植2009年10月26日(月)付 愛媛新聞
[病気腎移植の行方―臨床研究を前に](5)
http://www.ehime-np.co.jp/rensai/zokibaibai/ren101200910263099.html
−−−−−
―病気腎移植が再開されようとしている。
 自分の役割は、摘出した腎臓を移植に使っていいと言うドナー(提供者)がいて、その移植を受けたいと考える患者がいて、さまざまな条件が合えば手術する。それだけのことだ。オーストラリアや米国では頻繁に行われているのに、研究といっても今更何をすればいいのか。臓器移植の世界では日本は遅れているとあらためて感じる。
−−−−−

「研究と言っても今更何をすればいいのか」、という程には安全性やドナーへの配慮などが確立しているとも思えないのですが、どんなもんでしょうね。


色々事情がわかってきた気がする最近になって思うのですが、病気腎移植の記録が残ってないのって、偶然なんでしょうかね。

1. 万波さんは隠れてやっているという自覚はあったらしい
2. 万波さんの勤務先の病院では病気腎移植の実態は把握していなかったらしい
3. 記録があると、そこから何をやっているかがばれてしまう虞があると、普通は思うんじゃないか
4. カルテに無頓着、なのは、実は記録を残したくなかったから、じゃないか
5. 患者に対して口頭でしか了解を取っていないのも、実は記録を残したくなかったから、じゃないか
6. もし万波さんがマジで横着な性格だとしても、医療ミスとかで一緒に訴えられたらかなわんだろう周辺のスタッフまでが、書面に患者の判子をもらう程度のことをサボるものだろうか

と、思われるんですが。

それと、もしかして、今分かっている他に、病気腎移植がもっと多くの患者に対して実行されていた可能性は無いのでしょうか。なにせ、記録が無くてたどれない、万波さんも覚えてない、というような状況から無理矢理サルベージされたような症例データが多いという話です。

もし隠すとするなら失敗した事例の方でしょうし、積極推進派の方が言う“良好な成績”というのも、イマイチ信じ切れないところがあるんです。肝炎ウィルス保持ドナーの移植の件みたいな“人体実験”に近いような事例、実はもっとあるんじゃないでしょうかね。

病気腎移植自体はニコル教授とか日本でも万波さんとこ以外のきちんとした記録はありますから、それ自体はうまくやれば期待できる医療技術だとは思いますけれど。

疑い出すときりがないのかも知れませんが、少なくとも万波さん、↓の記事の時点では「二〇〇四年九月、こっち(宇和島徳洲会病院)に来てから。透析ができず、移植を二回しても駄目という患者がいたからたまたまやりだした。」と、少なくとも時期的なものについてはウソをついてるのは明らかなのですよね。

特集宇和島 腎移植2006年11月05日(日)付 愛媛新聞

記者会見で上を向いて考え込む万波誠医師=4日午前、
宇和島徳洲会病院ルール逸脱も「患者本位」
万波医師「病気腎」移植会見 予後は「分からん」 手術対象選定基準なし
http://www.ehime-np.co.jp/rensai/zokibaibai/ren101200611057285.html

ニセ医師の人の評判って、たいてい、とても良いんです。疑われると命取りだからサービスには気を遣う、そこには必然性があります。万波さんも、似たところがあるんじゃないか、というのはゲスの勘ぐりでしょうか。
同意文書の取得やインフォームドコンセントに無頓着な医師というのは、特にご高齢の方にはわりといらっしゃいました。口頭で了解を得たからええじゃろ、てなもんです。意図的に記録を残したくなかったというより、詳細な記録は不要だと天然で思っておられたんだろうと考えます。これは想像ですが、病腎移植以外の、血縁者間の移植についても、カルテの記載や同意文書の取得は無頓着だったんじゃなかろうかな、と思います。通常の治療であればそれほどは問題にはならないんですが、生体移植となるとドナーの権利が絡みますから、ここまで大事になったのです。

周辺のスタッフについては、「万波先生はご存じなかったようですが、実は現場の看護婦さんが、手術に関する承諾書をすべてのドナーさん、レシピエントさんから全例取り付けていることが分かりました」との情報があります。藤田先生(米フロリダ大)=ビルエバンス先生がそのようなことを仰っておられました。病腎移植のリスク・メリットについての説明を看護師が出来るわけもなく、機械的に手術の同意書を取っただけに決まっているのですが、それで言い訳になると思っているところが凄いし、"In all recipients and doners, written consent forms with the patient signature of the operative procedure were obtained."「全てのレシピエントおよびドナーにおいて、手術方法に関して患者のサイン付きの同意書をとった」と論文に書いてしまうところがさらに凄いです。呆れる以前に感心したので、エントリーを書きました。

同意書をとったことにした豪腕・万波病腎移植
http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20090203

せっかくのデータも発表しないことには評価できないし、正直に「医師は口頭でしか同意を取ってない」などど書いたら論文が掲載されるわけがないので、この点に関しては「嘘も方便」だと私は思いますが、それにしたって不正とみなされかねない行為を恥じるどころか、「どうだ、同意文書を取ったんだぞ」とでも言わんばかりの態度には驚かされました。
万波医師が先月、学会幹部4人に対し、名誉を毀損されたとして損害賠償請求訴訟を起こしました。

ここで「問題」とされている事が裁判で明らかにされ、決着が付くといいなと思います。

しかし万波医師が提訴するとは・・・ちょっと驚きました。冷や汗
7 なとろむ さん

看護師の人とかが取ってたのは、“手術”に対する同意書なんでしょうね。“病気の腎臓を移植する”ことに対する同意書とか“取った腎臓を他人に移植する”なんてことに対する同意書とか、看護師の方の通常業務としてそこまで気を回すなんてことはあり得ないと思います。

また、NATROMさんのブログから辿ってみたら、万波さん達の論文の3ヶ月後に、↓の反論論文が同じ雑誌に掲載されているのですね。

Living unrelated kidney transplantation from a donor with ureteral cancer jeopardizes survival of donor and recipient.
Takahara S, Nakatani T, Yoshida K, Teraoka S.

両論ともに載せているというところでバランスを取っているのかな、という気はします。


で、この万波さん達の Last resort for renal transplant recipients, ‘restored kidneys’ from living donors/patients という論文なんですが、下記のサイトによれば、Expert Rating が星一つ(=Suggested Reading)、Evidence Ranking が D(=Not Applicable. Evidence ranking is not appropriate for this article.)ということのようです。よく分かりませんが、あまり高い評価ではないみたいですね。

http://www.eclips.consult.com/eclips/topicsList?issn=0084-4071&doctopic=Transplantation

もちっと調べてみたら、一般人にも読めるところに論文の本文が転がってるのを見付けました。Amerian Journal of Transplantation って太っ腹ですね(笑)。

http://www3.interscience.wiley.com/cgi-bin/fulltext/119424314/HTMLSTART

(長くなったので分けます)
(続き)

関連するところを抜粋しておきますが、本当にこの通りにやっていたのだとしたら、国内でも移植学会にもそのように主張すればいいのに、と思います。

−−−−−
All donors/patients were fully informed before the procedure, including other treatment modalities such as partial resection, in situ repair of aneurysmal lesion, auto-transplantation after removal/repair of the lesion on the back table, etc. Majority of donor hospitals obtained written informed consent from the donors/patients.

.....

All the recipients were provided information about the donor disease, especially the possibility of recurrent disease, even dissemination of cancer.

.....

The recipient was selected among the patients who were on dialysis in these hospitals. ..... We preferred patients who had previous kidney transplants from family members, but which had failed and no other living donors were available. Due to risks involved, such as recurrence of the tumor, we believed it was not appropriate to choose recipients according to the national waiting list.

In all recipients and donors, written consent forms with the patient signature of the operative procedure were obtained. Due to the underdeveloped status of Ethics committees and IRBs (Internal Review Boards) in Japan in the early 1990s, this novel procedure was not reviewed by those bodies. Currently, ethical committees are established in all involved hospitals, and will review future cases. An independent donor advocate will also be used.

.....

−−−−−

(しっかり読んだわけではありませんが)後ろの方は見たことある推論(生着率の補正とか使える腎臓の見積りとか)などの翻訳っぽい気がします。あれは論文クオリティには達してない、参考意見に過ぎないと私は思ってるんですが。


高原さん達の反論は11月号の Letter to the Editor のところにありました。
http://www3.interscience.wiley.com/cgi-bin/fulltext/121433658/HTMLSTART

万波さん達の論文の記述は事実に反する(The description of consent (p. 812), 'In all recipients and donors, written consent forms with the patient signature of the operative procedure were obtained', was also false.)と、はっきり指摘してますね。

この後どうなったのかも、知りたいものです。
>ジャンリュック藤田さん
門外漢ではありますが、一応医師として思うところを述べさせてください

1. 万波さんは隠れてやっているという自覚はあったらしい
→隠れてコソコソある意味ってなんでしょう。やましいことだからでしょうか。それならばそこまでしてやる意味ってなんなのでしょうか。

2. 万波さんの勤務先の病院では病気腎移植の実態は把握していなかったらしい
→これはあり得ないと思います。病院運営上保険請求は必ず必要だからです。もしこれが別の病名で行われていたのなら、勤務先の病院は保険診療停止の処分を受けているはずです。

3. 記録があると、そこから何をやっているかがばれてしまう虞があると、普通は思うんじゃないか
4. カルテに無頓着、なのは、実は記録を残したくなかったから、じゃないか
5. 患者に対して口頭でしか了解を取っていないのも、実は記録を残したくなかったから、じゃないか
6. もし万波さんがマジで横着な性格だとしても、医療ミスとかで一緒に訴えられたらかなわんだろう周辺のスタッフまでが、書面に患者の判子をもらう程度のことをサボるものだろうか
→記録が残っていないというのは、致命的なミスではないでしょうか。なとろむさんもおっしゃっているように、高齢の先生に同意書を得ない先生はよくお見受けします。今回の移植は万波兄弟と助手1人でされたようなので、おそらく注意する人もいなかったのでしょう。

私が1番思うのはジャンリュック藤田さんのいう通りであるとすれば、いったいこの動機がどこにあるのかという点です。地位も名声も得られない、お金にもならない、見つかったら非難囂々ということをなぜするのでしょう。文献などたくさんお調べになっているのに、そこの動機が見えないことには、ただの悪口レベルになってしまうように思います。

また私は小児腎を見ているものとして、移植腎の流れには注目していますが、少なくとも世界的に病気腎移植をせざるを得ないという潮流は間違いないのではないでしょうか。この件をもって日本の移植医療が衰退しないことを切に望みます。
11 マサル さん

コメントありがとうございます。

> 1. 万波さんは隠れてやっているという自覚はあったらしい
→隠れてコソコソある意味ってなんでしょう。やましいことだからでしょうか。それならばそこまでしてやる意味ってなんなのでしょうか。

擁護派の方は「患者のためを思って」と言われるのですが、私は少々懐疑的なわけです。そんな“天然”な人じゃないだろう、と。万波さんは透析のことをあまり良く言わない、という辺りにもヒントがありそうな気がしています。


2. 万波さんの勤務先の病院では病気腎移植の実態は把握していなかったらしい
→これはあり得ないと思います。病院運営上保険請求は必ず必要だからです。もしこれが別の病名で行われていたのなら、勤務先の病院は保険診療停止の処分を受けているはずです。

地域医療に与える影響が大きいのと、寛大な処置を求める声が強いのと、宇和島徳洲会病院が徹底抗戦の構えなのと、議員さん方面からも声があるので、なかなか踏み切れないでいるようですが、宇和島徳洲会病院と市立宇和島病院に対して保健診療機関の取り消しの方針になっているのをご存知無いのですか?

取り消さないと決まっている訳ではないし、「地域医療に与える影響が大きいから特例的に取り消さない」となっても、それで過去のことまで正当化されるわけではないでしょう。処分にしてもごく短期間(一ヶ月程度)になる見込みだったのですが、なぜ、あそこまで強硬に反対するのでしょうね。


> →記録が残っていないというのは、致命的なミスではないでしょうか。

ええ、そうだと思いますよ(?)。ある意味致命的です。


> 少なくとも世界的に病気腎移植をせざるを得ないという潮流は間違いないのではないでしょうか。

一部で注目はされていると思いますけど、潮流と言うほどの大きな流れとも思えません。どこの国でもドナー候補患者の保護が大きな課題となっているのではないかと。使える死体腎の範囲を増やそうという方向なら、もっと理解を得られ易いと思われるところです。


万波さんについては最近どうも変な偶像化が過ぎるように思われるのですよね。本当はどうなのか、どういう人だと見るのが正解なのか、なにせ移植の技術を身に付けるためにアメリカ留学までしている人ですよ、あの方は。

「目の前の患者を救いたい」という気持ちが強いのは別に変わったことではないと思いますが、それに加えて“移植”に人生賭けてる人、という見方も出来ると思うんです。病気腎ドナーの治療方法に(許容範囲のものもあるけれども全体的に)偏りがあったのは確かだと思われますし、その辺に“暴走”の謎を解く鍵があるように思えています。

>ジャンリュック藤田さん
さっそくのレスありがとうございます。私は万波先生を擁護しているのではなく、どこに真実があるのかに興味があるだけです。自分も医者をしていればわかりますが、専門領域以外のことに関しては、こんな踏み込んだ話は分からないに決まっているからです。なので、ジャンジュリック藤田さんがニセ医者という言葉を持ち出してまで批判されるのは、どこに根拠を持っておられるのかが興味あるのです。
さっそくまた私の思うところを指摘させてください。

万波さんは透析のことをあまり良く言わない、という辺りにもヒントがありそうな気がしています。
→移植をする人にはそんなに珍しくないと思います。移植は手術なのでリスクを負うわけで、そんなリスクを負って実は透析の方がよかったでは筋が通らないでしょう。長期透析の血管障害は明らかなので、腎移植を勧めたいという論理はあまり矛盾しているようには思いませんが…

宇和島徳洲会病院と市立宇和島病院に対して保健診療機関の取り消しの方針になっているのをご存知無いのですか?
→取り消し中止の方針とはどういうことでしょう。取り消しされていないということですよね?静岡の藤枝市立病院などは地域の拠点病院でしたが、保険請求の不正で保険診療停止処分を受けています。取り消し中止の方針と一回流れると、取り消し中止の方針を中止する方針が出るまで、取り消し中止の方針の病院として君臨するというのは少し大げさな気がします。事件からだいぶ時間もたっており、やはり中止決定に至らなかったと考える方が自然ではないでしょうか。まあこんなことは水掛け論的な話なので、どうでもいいのですが。

処分にしてもごく短期間(一ヶ月程度)になる見込みだったのですが、なぜ、あそこまで強硬に反対するのでしょうね
→やっていることに問題ないと思っているのに処分を受けるのを良しとする人はいないでしょう

一部で注目はされていると思いますけど、潮流と言うほどの大きな流れとも思えません
→うーん。これも水掛け論的ですね。定量的にお話できないので申し訳ないのですが、私個人としては、病気腎の移植が現在散見されているように成績がある程度あるのであれば、注目に値すると思っているのですが…

どこの国でもドナー候補患者の保護が大きな課題となっているのではないかと
→そうですね。それが移植の道を狭めていることが問題だと思います。

使える死体腎の範囲を増やそうという方向なら、もっと理解を得られ易いと思われるところです。
→死体腎が生体腎に比べて移植成績が悪いのは明らかです。ドナーが亡くなってからレシピエントに話をして、そこに臓器を持っていってなど時間のロスが多いので当たり前です。死体腎対病気腎で考えた時にもし選択肢として病気腎があるのなら、病気の種類によっては、フレッシュな病気腎を選ぶのもありな気がします。どの病気まで移植可能かというところに関しては、研究の余地はあるでしょうが。

いろいろ失礼な点があるかとは思いますが、子供の質問と思ってエジソンの母のようなお気持ちでお答えいただければ幸いです。
>13 マサル さん

> 宇和島徳洲会病院と市立宇和島病院に対して保健診療機関の取り消しの方針になっているのをご存知無いのですか?
> →取り消し中止の方針とはどういうことでしょう。取り消しされていないということですよね?

取消しを撤回するという決定も、処分を進めるという決定も、どちらもされていないようですよ、驚いたことに、まだ。2008年2月以降、膠着状態のまま。最近の状況は↓の通りです。

特集宇和島 腎移植2008年09月21日(日)付 愛媛新聞
病気腎処分手続き中断 容認派の議員影響 愛媛社保局 従来方針 本省指示待ち 聴聞再開めど立たず
http://www.ehime-np.co.jp/rensai/zokibaibai/ren101200809217136.html

特集宇和島 腎移植2009年10月29日(木)付 愛媛新聞
[病気腎移植の行方―臨床研究を前に](8)行政処分 方針ぶれ宙に浮く結論
http://www.ehime-np.co.jp/rensai/zokibaibai/ren101200910293141.html


> 処分にしてもごく短期間(一ヶ月程度)になる見込みだったのですが、なぜ、あそこまで強硬に反対するのでしょうね
> →やっていることに問題ないと思っているのに処分を受けるのを良しとする人はいないでしょう

実は、そういうスジ論的な話だけではなく、当時の腎移植に保険は効かないということが確定すると、移植を受けた人達の自己負担分を含めた治療費の返還の問題が発生することも大きいのではないか、という見方をしています。市立宇和島は返還費用を2億円予算化したそうですが、徳洲会も億単位になりますよね。保険適用外とされる理由は書面でICを取っていないということらしいので、病気腎移植に限らず、過去に万波さんが手がけた通常の生体腎移植も全て返還の対象になってしまうのではないかと。


> 死体腎対病気腎で考えた時にもし選択肢として病気腎があるのなら、病気の種類によっては、フレッシュな病気腎を選ぶのもありな気がします。どの病気まで移植可能かというところに関しては、研究の余地はあるでしょうが。

生体からの病気腎移植を考えた場合、全摘出が治療法として問題なく妥当と判断されるのは、たぶん、癌の腎臓だけではないかと思われますね。なかなか高いハードルです。死体からの場合はもっと軽い病気でも摘出は問題ないのではないかと思いますが、事故死の方の場合などは仰るとおり時間がハードルになりますね。摘出して保存容器に入れてしまってからの時間は少し余裕があるんではないかとも思うところですけれど。


> 藤田さんがニセ医者という言葉を持ち出してまで批判されるのは、どこに根拠を持っておられるのかが興味あるのです。

彼が臓器売買事件に巻き込まれたことで病気腎移植の問題が始めて明るみに出たということも忘れてはいけないと思います。脇が甘かっただけではないのではないかと疑っています。また、あの方は、過去の病気腎移植の経過説明においても何回も嘘をついています。そういうネガティブな情報のある人を、「患者本位の素朴なスーパードクター」と言われて素直に信じるほど私はお人好しではないというだけ、ですよ。悪意を仮定して人を見ることもあまり無いのですけどね。皆さんそれぞれに事情があるはず、とでも言いましょうか。
ブックマークトピの 13 番に万波さん絡みの古いニュース記事へのリンクとコメントを投稿しておきました。

「病気腎移植関連資料&サイトのブックマーク」トピ
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=47886834&comment_count=13&comm_id=3470940

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