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京の街を歩く〜京都人の京都案内コミュの【コースプラン017】伏見稲荷と伏見の街

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★伏見の街★
伏見は京都市街の南東の位置にひろがっています。
その範囲はかなり広く、東は山科の南一帯、醍醐から南は宇治市に至り、かつては淀の方の居城があった淀まで、現在は京都市伏見区となっています。
もともと伏見の町は京都市内ではなく、伏見が京都の一部になったのは昭和になってからのことです。

★伏見の歴史〜秀吉と伏見〜★
平安京の時代から伏見は桃山丘陵の別荘地として貴族たちの邸宅があったようですが、伏見が歴史の表舞台に登場するのは豊臣秀吉の伏見築城以後のことです。

秀吉は信長から引き継いだ天下統一を成し遂げて天下人となりましたが、応仁の乱以後の戦乱でほとんど丸焼けになった京の都をほぼ現在の形に復興した立役者でもあります。

今の京都市街よりかなり南西に位置していた平安京ですが、桂川の湿地に近いためあまり発展しなかった右京部分(長安と呼ばれました。ちなみに左京分は洛陽と呼ばれ、この部分が現在の京都市内にほぼ匹敵します。それで京都のことを洛陽と呼び洛北や洛中などの呼び方が生まれました。)を半ば放棄して、平安京の最北端にあった内裏跡を中心にして東は現在の鴨川西岸、北は上賀茂、西は現在の大路、南は九条通りに至る大きな楕円状に「お土居」と呼ばれる堤を巡らして、御所を現在地に移して復興し、自らは新しい京都の中心の地である旧内裏跡に別邸、聚楽第を築きました。

それは御所を復興することで天皇への恭順を示しながらも、新京都の地理的中心で、なおかつ旧内裏跡に邸宅を築くことで自らが天下人であることを誇示したものだと思います。

しかし秀吉自身は聚楽第に住まうことなく、琵琶湖〜淀川〜大坂に至る水運の要衝であった伏見に新たに城下町を築き、天皇の住まいである京都を遠くにらむことで、名目上の支配者である天皇家を立てて一歩引きながらも、経済の要衝を抑えることで実質的な天下支配を貫徹しようとしたのだと思います。

伏見の町の歴史はそこから始まったのです。

★名水の城下町★
伏見の町は京都市街とは全く違う趣の城下町としての歴史を持っています。
伏見全域の町名にその名残が今も多く残っています。
また、伏見は「名水」の町でもあります。
桃山丘陵から流れ出す豊富な地下水は「伏水」と呼ばれ伏見の町の名前の由来ともなり、芳醇な水を利用した酒造が盛んで、神戸の灘と並ぶ日本有数の酒蔵地帯ともなっています。
町のあちこちに今も名水が湧き出して市民の皆さんがそれを汲んで生活に利用もされていますし、日本名水百選に数えられる名水もあります。

★琵琶湖、淀川水運の拠点★
また、伏見港は琵琶湖〜淀川の水運の拠点として、角倉了以によって江戸時代に開削された運河、高瀬川に連なって、京都〜伏見の水運も明治中期までその役割を果たしていました。
三十石舟が淀川〜大坂を行き来して、有名な「寿司喰いねぇ」の森の石松の故事は、この三十石舟でのことです。

伏見港の南側には淀川の遊水池ともなっていた巨椋池という大きな池がありました。
平安京の造営時に風水の思想から南の朱雀に比定された池ですが、昭和期になって大規模な干拓が行われ、現在はそのほぼ全域が田圃として整備されています。
向島などの今も残る地名は巨椋池の中にあった島の名残です。

★新選組終焉の地★
明治維新前夜のころは勤王の志士たちの拠点ともなり、京都郊外鳥羽で始まった鳥羽伏見の戦いでは新選組は幕府方として伏見奉行所に立て籠もって官軍に敗れ、その京都での歴史を閉じた地でもあります。

★伏見稲荷から伏見の街へ★
ここでは映画「SAYURI」の舞台にもなった「千本鳥居」のある伏見稲荷大社や、めったに観光客の訪れることのない明治維新ゆかりの藤森神社、忠臣蔵の大石内蔵助が山科隠遁のころ通ったという橦木町の旧遊郭跡、日本最大の木造仏と言われる「伏見大仏」やあちこちに点在する名水、情緒たっぷりな酒蔵地域や坂本龍馬が妻であるお龍と住んだと言われる寺田屋などを巡ってみたいと思います。

■コース概要■
ここでご案内する伏見の街は大きく三つの地域に分かれています。
全体としてその三つの地域を散策出来るようご案内しながら、それぞれを部分的に散策することも出来るようにもご案内しています。

全てを廻っても一日あれば十分です。

<伏見稲荷大社とその界隈>
JR奈良線の「稲荷駅」あるいは京阪電車の「伏見稲荷駅」を起点にした伏見稲荷大社と周辺の散策です。

<藤森神社、墨染界隈>
藤森神社や伏見大仏のある墨染(すみぞめ)界隈を散策します。

<名水の街伏見>
旧伏見城の城下町あたりを散策します。
あちこちに名水の湧き出る井戸や、寺田屋、酒蔵地帯はこのあたりになります。

【画像 (中)伏見の名水の一つ「閼伽水(あかすい)」、(右)酒蔵地帯を流れる旧伏見城の外堀、濠川(ほりかわ)」】

コメント(4)

【伏見稲荷大社】
伏見稲荷大社は全国にあるお稲荷さんとして親しまれている「稲荷神社」の総社です。
東山三十六峰の第三十六峰、稲荷山の西山麓一帯に伏見稲荷退社の境内が広がります。

伏見稲荷はお商売の神様として人々の信仰も厚く、一年中参詣の方で賑わいますが、特にお正月の三が日は全国初詣客トップ3に入るほどの賑わいとなり、節分のころまで全国から初詣にお出でになるバズで混雑します。

伏見稲荷大社をまったりと参詣したい方はこの時期を外された方が賢明でしょう。

伏見稲荷大社は相当の広さがあります。
稲荷山の上まではおよそ半日は必要ですが、千本鳥居あたりまで行かれることを考えますと最低小一時間は滞在時間が欲しいところです。

◆千本鳥居
映画「SAYURI」の舞台ともなった千本鳥居。
寄進者による朱色の鳥居が立ち並びます。

◆交通アクセス◆
京都市内から伏見稲荷大社は京阪電車かJRを利用します。
「京阪電車」
淀屋橋(大阪)行きに乗車、「伏見稲荷駅」下車。
特急は停車しません。
「JR」
京都駅から奈良線に乗車、「稲荷駅」下車。

京阪電車「伏見稲荷駅」から伏見稲荷まではおよそ数分、御幸道と呼ばれる露店などの立ち並ぶ参道から。
JR「稲荷駅」は伏見稲荷の正面、表参道の真ん前です。

■伏見稲荷大社の周辺■
◆稲荷駅のランプ小屋
JR稲荷駅の狭い構内に赤煉瓦造りの小さな小屋が建っています。
現在のJR奈良線は旧東海道線にあたり、この赤煉瓦の小屋は当時を偲ばせるランプ小屋でした。

◆石峰寺(せきほうじ)
正徳3年(1713)に黄檗宗の禅道場として開かれました。
特徴のある中国風の竜宮造りの赤門。本堂の奥の竹林には、江戸時代の画家で生涯この地に草庵を結び過ごした伊藤若冲が下絵を描いた五百羅漢があります。

◆宝塔寺
日蓮、日朗、日像などの遺骨が納められいる「西身延」「巽の霊山」と呼ばれる日蓮宗のお寺です。

◆ぬりこべ地蔵
ありのやま墓地の一角にあります。江戸時代から信仰があったとされる「歯の痛み」を封じるお地蔵様です^^

■伏見稲荷から墨染へ■
伏見稲荷界隈から墨染地域へは
稲荷大社からは京阪電車「伏見稲荷駅」へ。
石峰寺方面の散策をされる方は京阪電車「深草駅」から、何れも「墨染駅」で下車します。

■伏見稲荷から寺田屋方面へ■
墨染地域をパスして寺田屋や酒蔵地帯へ直接行かれたい方は、京阪電車で「中書島」駅まで行きます。

■伏見稲荷から宇治方面へ■
なお、伏見稲荷大社から直接宇治方面へ行かれたい方は、JR奈良線が便利です。「稲荷駅」から「宇治駅」で下車します。

【画像(中)伏見稲荷表参道から楼門を望む。(右)千本鳥居】
【墨染界隈】
伏見の街の中で墨染(すみぞめ)のあたりはいわゆる観光の街ではありません。
城下町からも少し離れていて、いわば生活の街と言った風情です。

京都はどこでもそうなのですが、そう言った生活の街の中にも様々な歴史や文化の足跡が残されています。
そしてそれは観光化されない場合、市民の生活と密着して溶け込んでいることも多いのです。

墨染と言う街はそんな所です。

◆交通アクセス◆
伏見稲荷大社から、京阪電車「伏見稲荷駅」あるいは同じく「深草駅」から「墨染駅」で下車します。
「伏見稲荷駅」は急行も停車しますが「墨染駅」は急行は停車しませんのでご注意下さい。
電車に乗ればほんの数分で「墨染駅」に着きます。

↓の藤森神社を散策の起点にされる場合は、JR奈良線で「藤森駅」で下車します。

■墨染付近の散策■
◆藤森(ふじのもり)神社
このあたりの氏神様となっている神社です。京都教育大学のキャンパスに隣接しています。

京阪墨染駅から0.40km 徒歩8分。
JR墨染駅から徒歩およそ5分です。

藤森神社の起源は神功皇后の新羅征伐に由来すると言われていますから相当に古い神社です。
 本殿は,御所の賢所(かしこどころ)の建物を正徳2年(1712)に後水尾天皇より賜ったものと言われ、現存する賢所としては最古のものだと言われています。
 毎年5月5日に行われる「藤森祭」は「菖蒲の節句」発祥の祭として知られています。この日は駆馬の神事なども行われ、勝運と学問の神様ということで,騎手や調教師ら競馬関係者の参拝も多いのだそうです。
 宝物殿には社宝の他、維新のころの資料なども展示されていて、梅雨のころは境内におよそ3500株の紫陽花が咲き揃う「紫陽花の神社」としても知られています。
本殿横には伏見の名水の一つとされる「不二の水」があってこんこんと清水を湧き出しています。

◆墨染寺(ぼくせんじ)
京阪「墨染駅」から西へすぐの所にあります。
大きなお寺ではありませんが地元では「桜寺」と呼ばれる隠れた桜の名所です。

平安時代の歌人上野岑雄(かんつげのみねお)が左大臣藤原基経の死を悼んで詠んだ「深草の 野辺の桜し 心あらば 今年ばかりは 墨染めに咲け」に由来すると言う「墨染桜」はこのお寺の境内にあります。
「墨染」の地名の由来と言われています。

◆欣浄寺(ごんじょうじ)〜伏見大仏のお寺〜
殆ど目立たないひっそりとしたお寺で、近年無住職寺となって少し荒れていましたが最近再建への努力がされだしたようです。

このお寺が実はこの墨染では最大の目玉だったりします。
なんと言ってもこのお寺の圧巻は丈六と言われる日本最大の木造仏「伏見大仏」でしょう。
東大寺と同じ華厳経と言うお経に由来する「毘廬遮那仏(びるしゃなぶつ)」です。

この地は小野小町との恋路で有名な深草少将の屋敷跡とも言われ、庭には少将ゆかりの「墨染井」があります。

◆橦木町(しゅもくちょう)
大石内蔵助が山科に隠遁して世間の目をごまかすために祇園の一力という御茶屋通いをしたとされていますが、これは歌舞伎の脚色上のお話しで、実際にはこの伏見橦木町にあった遊郭に通っていたそうです。
近くに伏見港と言う大きな商業港を抱えて大いに賑わっていたと言う橦木町はこの墨染の地にありました。
今は往時の面影もない住宅街ですが遊郭入り口の石柱と石碑だけが当時を偲ばせます。

※地味な印象の墨染地域ですが、生活感溢れる街として人々の息吹に溢れた街です。
伏見稲荷から伏見の城下町へ行かれる途中、お時間があれば途中下車して散策されるのもいいかと思います^^
お時間は一時間ほどあれば^^

◆寺田屋方面へ
京阪「墨染駅」から同じく「中書島駅」へ。

【画像(中)藤森神社の「不二水」、(右)伏見大仏】
【名水の町、伏見】
■墨染から城下町へ
墨染から伏見の中心街、大手筋の方へは↑の欣浄寺の前の通り(本町通り)を南に歩いて行くことが出来ます。
本町通りはやがて京町通りと名を変えて、旧伏見城大手門に連なっていた大手筋に交叉します。
↑の左の地図の?〜?間で1.39km 徒歩28分です。

今回は墨染から歩かずに京阪電車で移動します。
これは帰路の便のためと、伏見の街は初めての方には少し地理的にわかりにくいので時間の余裕を作るためです。

京阪電車「墨染駅」から「中書島駅(ちゅうしょじま)」で下車します。
およそ10分あまりでしょうか。
「中書島駅」はや木幡、黄檗、宇治方面へ行く宇治線の乗換駅です。

■散策コースの概要■
?京阪中書島〜閼伽水(長建寺)〜濠川に沿って〜〜寺田屋 0.60km 13分(徒歩時速3kmでの計時。以下同じ)

?寺田屋〜さかみず(月桂冠大蔵酒蔵記念館・¥300)〜伏水(黄桜記念館) 0.74km 15分

?黄桜記念館〜白菊水(鳥せい本店) 0.57km 12分

?鳥せい本店〜魚三楼〜御香水(御香宮神社)0.87km 18分

?御香宮神社〜金札宮〜金運清水(大黒寺) 1.18km 24分

?大黒寺〜京阪電車・近鉄電車「丹波橋駅」 0.74km 15分  

このあたりというと多くの方は寺田屋さんに行かれるぐらいでしょう。
それだけでは少し勿体ない気がしますので、名水を尋ねながら伏見の街を散策して戴けるようコースを作ってみました。

伏見の街は他にも日本で初めての電車(市電)が走ったり、銀座の発祥の地であったりします。
そんな伏見の街を是非ご自分の足で歩いて歴史の足跡を尋ねてみてくださいね^^

※地図の中のアルファベットの表示は主な名水の位置です。
A:閼伽水(あかみず・長建寺内)
B:さかみず(月桂冠大蔵酒造記念館内)
C:伏水(黄桜記念館内)
D:白菊水(鳥せえ本店北)
E:御香水(御香宮・ごこうぐう境内。日本名水百選)
F:金運清水(大黒寺内)
G:常磐井水(キンシ正宗内)

■コース詳細■
◆中書島〜寺田屋
京阪電車「中書島駅」前の細い道を北へ。
旧商店街の少し狭いあたりを通って「東洋漢方医学研究所」の角を右へ行くと、旧伏見桃山城の外堀跡にあたる濠川(ほりかわ)の畔に出ます。

その左に長建寺というお寺が。伏見の名水の一つ「閼伽水(あかみず)」はこの山内にあります。

濠川越しに月桂冠大蔵酒蔵記念館の酒蔵を見ながら濠川沿いに北へ。左に曲がりながら最初の橋を渡ると左に寺田屋があります。
坂本龍馬が妻のお龍さんと住み、維新の歴史に彩られた寺田屋ですが、今はそのまま記念館になっています。
0.60km 13分

◆寺田屋〜月桂冠大蔵酒蔵記念館〜黄桜記念館
旧伏見港から濠川を利用して水運に便のあったこのあたりには酒蔵が多く作られました。
伏見には30件以上の酒造メーカーがありますが、月桂冠と黄桜は中でも代表的な存在でしょう。
何れも古い酒蔵を記念館として公開しています。

月桂冠大蔵記念館の中にあるのが名水「さかみず」。
月桂冠はこの水で造られています。
黄桜記念館の中にあるのが名水「伏水」。
何れも名水がお酒造りと密接な関係があることを示しています。

寺田屋の前の通りを東へ行けば両方とも見落とされることはないでしょう。
0.74km 15分

◆黄桜記念館〜市電発祥の地〜白菊水(鳥せい本店)
黄桜記念館の北西の交叉点あたりに「市電発祥の地」の碑がありますが、日本で初めて電車が走ったのは京都のこの地でした。
古都と言われる京都ですが、その時代、時代に於いては常に時代の最先端にあって新しい情報発信の町でもありました。
あまり知られていませんが、現在も京都は日本で5本の指に入る工業生産高を誇ります。
日本の女性に下着を普及させたワコール、TVゲームの先駆者任天堂、最先端のIT企業京セラ、ノーベル賞の田中さんを生んだ島津製作所、島津製作所の創始者、島津源蔵が作ったGSバッテリー、自動販売機などの大手メーカーオムロンや世界一のLSI生産シェアを誇るロームなどなど、全て京都で企業され、今なお京都を拠点に世界で競う企業です。
電車を走らせる為の電気を水力発電によって初めて営業的に興したのも京都でした。
京都は決して博物館都市でもなければ「遺産」の町でもありません。
全て人々の息吹とともに今なお様々な最先端の情報と伝統的な宗教心が根付く町なのです。
路傍の碑を通じてそんな京都も知って戴ければ幸です。

黄桜記念館の北の通りを東に突きあたって少し北、その右にあるのが名水「白菊水」です。道路に面してありますから水汲みの市民でいつも賑わっています。
0.57km 12分

◆鳥せい本店〜魚三楼〜御香水(御香宮神社)
京阪電車と近鉄電車の路線に挟まれるように南北に通る京町通りは伏見城以来の道ですが、京阪電車伏見桃山駅、近鉄電車桃山御陵駅界隈は維新の戊辰戦争、鳥羽伏見の戦いの激戦地でもあります。

伏見桃山駅南の伏見奉行所に立て籠もった新選組始め幕府軍は官軍の砲撃を受けて敗退します。
料亭魚三楼の表格子にはその弾痕が今も残されています。

大手筋通りは旧伏見桃山城の大手門に直結していた伏見城下のメインストリートです。
ちなみに現在の伏見桃山城(閉鎖中)は昭和30年代に観光施設ろして作られたもので、旧伏見城とは位置も全く違い関連は全くありません。
遊園地の主要施設として使われていますが、現在閉鎖中で、取り壊されることになっています。

御香宮はこのあたりの信仰を集める主要な神社ですが、その本殿横にある名水「御香水」は日本名水百選に選ばれました。
0.87km 18分

※ここまでで伏見の街の散策を終える方は東福寺、泉涌寺、三十三間堂、五条坂・清水方面、四条・祇園、三条大橋、出町柳方面へ行かれる方は「伏見桃山駅」から京阪電車に、京都駅、地下鉄ご利用の方は「桃山御陵駅」から近鉄電車をご利用下さい。

◆御香宮神社〜銀座発祥の地〜金札宮〜金運清水(大黒寺) 
銀座と言えば東京ですが、元々は銀貨を作る役所のことを言います。
このあたりに日本で初めての銀座が設けられました。
秀吉の時代の日本は、銀の生産高において世界一。
御朱印船貿易は世界からその日本の銀を求めての貿易でもありました。

大手筋を西へ行きマクドナルドの角を北へ歩けばやがて右に金札宮という小さな神社が。
ここの境内には樹齢千年と言われるもちの木があります。
金札宮のやや斜め北向かいに大黒寺。ごく普通の市中のお寺ですが山内には名水「金運清水」が。
薩摩藩ゆかりのこの寺内には寺田屋事件で命を落とした薩摩藩士のお墓もあります。

ちなみにマクドナルドのことを関東では「マック」ですが、関西では「マクド」と略称します。
関東では英語の表記から、関西では片仮名表記から、と言う違いですが、如何にも西と東の文化の違いも垣間見えるようで面白いですね^^
1.18km 24分

◆大黒寺〜京阪電車・近鉄電車「丹波橋駅」
京都市内への帰路になります。
丹波橋駅は京阪電車と近鉄電車の二つの駅があって、それぞれ連絡橋で行き来が出来ます。
近鉄には京都市営地下鉄の烏丸線が乗り入れています。
目的地によってどちらかをご利用下さい。
0.74km 15分

●京阪電車で行ける所 ☆は特急&急行停車駅、★は急行停車駅
<出町柳行き方面>
★伏見稲荷駅:伏見稲荷大社
鳥羽街道駅:東福寺
東福寺駅:東福寺、万寿寺、泉涌寺、今熊野観音寺、JR奈良線乗換
☆七条駅:三十三間堂、国立博物館、豊国神社、方広寺
五条駅:五条大橋、五条坂・清水寺
☆四条駅:四条河原町、祇園・八坂神社。円山公園
☆三条駅:三条大橋、三条京阪バスターミナル、地下鉄東西線乗換→平安神宮、南禅寺、山科、大津、琵琶湖方面
出町柳駅(終点):下鴨神社、一乗寺・修学院・宝ヶ池・八瀬・岩倉・貴船・鞍馬方面叡山電鉄乗換
<大阪・淀屋橋行き方面>
☆中書島駅:六地蔵・醍醐方面、黄檗山万福寺、宇治(何れも宇治線乗換)
淀駅:淀競馬場、淀城址
八幡市駅:石清水八幡宮

●近鉄電車・京都市営地下鉄烏丸線で行ける所
<京都駅行き>
東寺駅:東寺
京都(終点):JR京都駅(新幹線改札口前)
<国際会館前行き(地下鉄烏丸線乗り入れ)>
京都駅:JR京都(大阪、嵯峨嵐山、山科、琵琶湖方面)
四条駅:四条烏丸、阪急電車烏丸駅乗換
烏丸御池駅:地下鉄東西線乗換で二条城、山科、醍醐方面へ
丸太町駅:京都御所
今出川駅:京都御所、同志社
北大路駅:北大路バスターミナル
北山駅:府立植物園、北山通り
松ヶ崎:宝ヶ池
国際会館前駅:国立国際会館、岩倉・八瀬・大原方面
ハートお願いハート
このコースプランに関するご質問、お尋ねは↓にお願い致します。

http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=42363958&comm_id=321830

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