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和歌山毒物カレー事件 コミュの死刑制度 当事者予断最高刑制 

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死刑制度。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%BB%E5%88%91
 
  権利
  功利
  三権
  支配
  人命
  正義
  責任
  人間
  文化
  倫理
現代に対する理解の鍵となるいくつかの論点、
こうしたすべてに死刑制は係わります。
この制度は、近代国家以前から自然発生したといえ、そして現代まで継承される伝統でもあります。
 
あなたの意見をお考えのうえ、聞かせてください。




 
(以下の私見、当事者予断最高刑制について簡略版が書きこみ008にあります。
この制度案についても、修正点・改善点・あるいは批判など、お気軽に書きこみください。
引用に備え、各要旨に英字を添えています。
書きこみの際、概ねの賛否を表明くださると幸いです。)
 

民主主義国家には多数決の原則があります。
しかし戦後、男女差別や労使交渉・公害・体の不自由な人など、当事者主権の考え方が育ちつつもあります。
“ダムを作るために村を水没させるか”や外交など、結論を分割できない場合を除き、特に重要な課題について、国民1人1人が自分自身で選べる仕組みは、公共の福祉を新たに拡大します。
死刑存置と死刑廃止。
いうまでもなく、重大な課題です。
 
当事者予断最高刑制。
各国民が存廃を予め登録する制度案です。 <a>
この制度下でいう廃止とは、従来の全面死刑制から、(現在の最重終身刑をさらに厳重にした)終身刑との並立を指します。 <b>
成人自身と親権者がほぼ全国民を存廃に分け(、身寄りのない子など国の保護下にある未成年者は登録者数の多い存廃登録とし、未登録者は費用の安い存廃登録とし)ます。 <c>
存廃にあたって、国民は主に3種の当事者となる可能性を再考しなくてはなりません。
最高刑級犯罪加害関係者。 <d>
最高刑級犯罪被害関係者。 <e>
最高刑級犯罪冤罪関係者。 <f>
 
本人ではない縁者を9人と仮定すれば、以下の人数が推定されます。
全国民130000000人。
被害派3000人。 <g>
加害派1000人。 <h>
冤罪派10人 <i>
(時間を考慮すれば推定比は変わります。 <j>
例外として、未認知真冤罪派が冤罪派内に、偽冤罪派が加害派内に存在しえます。 <k>)
現実に事件へ直面したとき、受刑者は登録別に処刑されます。
廃止登録者なら終身刑。 <l>
存置登録者なら死刑。 <m>
 
この仕組みの利点として。
個人の信条の自由、つまり存廃が明確に尊重されるようになります。 <n>
国民85%推定対象である一部存置においては、裁判から執行までを従来より短縮化でき、犯罪抑止力を強めます。 <o>
国民15%推定対象である一部廃止においては、冤罪死刑から解放され、冤罪解明可能性や冤罪賠償可能性を拡大させます。 <p>
 
この仕組みの欠点として。
新終身刑分の費用が発生します。 <q>
一部廃止により犯罪抑止力を弱め、殺人率を引きあげます。 <r>
(殺人率とは、国民10万人に対する殺人被害者の占める率であり、2000年は日本で0.50人、廃止国ドイツで1.17人。) <s>
推測として、15%廃止により次の数値以内の殺人被害者増が見込まれます。
(ドイツ殺人率−日本殺人率)÷日本殺人率×15%廃止15%殺人率増÷殺人率単位×国民=被殺人者増
(率1.17−率0.50)÷率0.50×率0.15÷100000人×13000000人=年27 〜 175人? <t>
 
欠点の改善策として。
新終身刑の費用を、新終身刑税として廃止登録者から徴収します。 <u>
1人当たり費用×〔現最高刑受刑者+(過去5年最高刑確定数平均×ドイツ殺人率÷日本殺人率×15%廃止15%殺人率増)〕÷(国民×納税者率×廃止登録率)=新終身刑税
年700000円×〔100人+(平均16.8人×率1.17÷率0.50×率0.15)〕÷(13000000人×率0.5×率0.15)=税7.61円? <v>
(現最高刑受刑者100人の処遇は未定ながら、費用把握のため加算。)
犯罪抑止力は、現在より増減する可能性がありますが、まず倫理的には冤罪問題と反比例するという事実による相殺を周知啓発します。 <w>
(逆に、これまでの全面存置は冤罪死刑を全面許容してきたといえます。)
推測される殺人率増加は、警察力強化 ・ 最高刑以下厳罰化 ・ 教育強化などで防ぎ、殺人率を0.4へなどさらに低下させたうえで、将来に現在の殺人率0.50を超えないという条件で新制度を施行するものとします。 <x>
この費用は、廃止反動税として廃止登録者から徴収します。 <y>
逆に、新制度準備に従い現在の殺人率を低下させたうえで、施行後もし殺人率が低維持された場合、税金徴収を全納税者に再分配します。 <z>
2006年国民1人当たり警察予算額28000円×〔(ドイツ殺人率−日本殺人率)÷日本殺人率×15%廃止15%殺人率増〕÷納税者率0.5÷廃止登録率0.15=廃止反動税72360円? <aa>
かなり高額ですが消極的な概算であり、最高刑以下厳罰化・教育強化(・自衛隊巡回)などによる省経費対策や段階的納税、廃止登録者の前科に応じた累進課税などの対策を講じます。 <ab>
さらに平行して、過熱報道や・過激な暴力描写の放送と販売・過激な暴力描写のインターネット公開などへ具体的な規制をかけ、手数なしには暴力が目に届かない水準に(すると効果的なのか、できるだけ統計・実験の精査に基づき、施行を検討)します。 <ac>
 




2008/03/16
 

コメント(49)

 
 1言ですか。
 
“それぞれが正しいと信じる、どちらかの最高刑に従えるようにする。”
 
 どうでしょう。
例えば、pon太さんは死刑派ですよね。
もし日本が廃止国になったら 「正しくない」 と思うんじゃないでしょうか。
 
つまり、自分で死刑か終身刑をあらかじめ登録しておくことで選べるってことなのかな。
 
 そうなんです。
書きこみ、ありがとうございます。
 
 当事者である被害者 ・ 加害者 ・ 冤罪者の3者のうち、基軸を加害者に置くのは、エコヒイキではなく、3者のうち受刑者が鍵だろうとの結論からです。
 
 現在の存廃支持率は85:15と言われてますが、当事者として最も尊重されるべき (犯罪と冤罪の) 被害者方々の立場に立った要望としても、(理論上は) 85:15になるわけです。
 
分かりました。

ですが、なんというか私の発想の範囲を超えた提案で、その内容を吟味するという頭の体勢に入ることが困難です、というのがいまのところ正直に感想です。
 
 了承です。
風邪か、発熱と聞きましたが、また快復なさったら、ぜひ意見ください。
よろしくお願いします。 ^_
 
う〜ん。廃止派・存続派以前の話しでして、俺が法律アンタが法律。好き勝手法案。
と聞こえるのは、私だけでしょうか?(´・ω・‘)

刑に選択制の話しを持ち出している時点で
根本的に、国家があっての法。という部分を崩している気がしますが。(汗
出来れば死刑制度コミュで話題を振ってみて下さい。

オイラより的確な違和感を説明してくれる人が居ると思いますから。(・∀・)b
 
> アーモンド51さん ; 007
 
> 民主主義にも疑問を抱き、刑罰には根本的に否定的な見方(刑罰不要論)を持っているので、小手先の刑の改案にはあまり興味がありません
 
 僕も民主主義にというか、そうした認識について疑っています。
共産主義国家も軍事政権も民主主義を謳いますしね。
ただ、僕としては小手先、つまり存廃両派の共通項をバサバサ削りおとして違いの核心に近づくと、むしろ存廃以外の様々が観えてくると感じています。
外交 / 刑罰 / 憲法 / 権力 / 刑法 / 個人 / 国家 / 人命 / 善悪 / 犯罪 / 民俗 / 利害 / 倫理 ...。
現法という小手先について、よかったらお付きあいくださると幸いです。
刑罰不要論とは、自衛責任とか、自警団に重きを置くという考え方ですか?
興味深いです。
 
> 一掃のこと、死刑判決は籤引きで決定
> 軽い犯罪の場合 死刑になる確率を低く、重い犯罪の場合死刑になる確率を大きくして、籤引き・抽選
 
 利点として、軽犯罪を含む全犯罪により強く犯罪抑止力が働くようになります。
欠点として、 (死刑数を変えないとすれば) 軽犯罪者が人柱になりますね。
 
個人的なことを言いますと、この試案のように具体的ではないけれど、似たようなことを考えることがありますね。公言できないこととして考えるんです。それはこういうことです。汚い言い回しになりますがご容赦ください。


私は人権を大事なことと思っている。その人権を重んじる意識のなかには死刑廃止も入っている。

ミクシィのニュース日記などを目にすると、人権屋とか死刑廃止論者という言葉が頻出していて、これらの言葉は誹謗として用いられている。

と同時に、人殺しに精神鑑定なんて不必要、犯罪者に人権なんてあるわけない、すぐ吊るせ、そんなかなり短絡的な言辞が溢れかえっている。

それを読むとき、殺人を犯すのはそう言ってるアンタ達みたいなのが殆んどで、人権とか死刑廃止を考えてる側はまずそんな犯罪を犯さない側なんだよな。言ってみれば人権屋の我々は、我々を誹謗する奴らの人権のために色んなこと考えてようなものだ。

死刑を叫ぶ奴らの誰かが殺人を犯しては、同類にこんなクズ早く殺せと糾弾されるんだから自業自得か。それはそれでいいか。


なんて、ま、愚痴めいたことを考えることはよくあるのでございます。下品な言い回し、失礼仕りました。

そもそも、「刑」とか「罰」が何の目的で何故あるのかを問わなければ この手の議論はうまく進まないと思います。

 
> pon太@FreeTibetサン ; 006・015
 
> 終身刑への協賛金を出しておけば減刑
 
 減刑というか、終身刑になります。
「(現在の最重終身刑をさらに厳重にした) 終身刑」 と死刑と比べての軽重には主観の次元まで至るほど、明確な差をつけがたいと思います。
もちろん国民感情という民意を得るには、釈放なし終身刑の実態認知と周知が先ですが。
 
> 言い方を変えれば…
> 地獄の沙汰も金次第
 
 一見すると金次第で加害者優遇みたいですが、被害者層にも冤罪者層にも終身刑支持者がいることを考慮すれば、優遇不遇を持ちだせなくなります。
さらに、逆に新終身刑費用を皆で負担しようとなれば、全面存置派は反対するでしょう。
 
> 罰は公平であるという原則を著しく崩している
 
 原則の心象からは外れますが、罰選択の段階 (存廃問題の困難) で公平といえ、逆にこれまではその点で不公平なわけです。
 
> 一言で何の意味あるんか教えて
 
“それぞれが正しいと信じる、どちらかの最高刑に従えるようにする。”
pon太さんは死刑派ですよね。
もし日本が廃止国になったら 「正しくない」 と思うか、教えてください。
 
> 廃止派・存続派以前の話しでして、俺が法律アンタが法律
> 好き勝手法案
> と聞こえるのは、私だけでしょうか?
 
 だけではなく、そうした第1印象は多いと思われます。
そして、具体的な指摘と説明から、利点と欠点を明らかにし、現法の課題を再認識できれば、心象から抜けだせると思います。
 
> 刑に選択制の話しを持ち出している時点で根本的に、国家があっての法。
> という部分を崩している
 
 これは原則談義の域内だと思いますが僕としても、何でもかんでも選択制に、と主張して巨大予算国家を望んでるわけではありません。
凶悪犯罪と死刑存廃を特に重視する姿勢としては、多くの存廃論者と同じつもりです。
そして、国家と法の最終責任者は、他でもなく私たち自身だと肝に銘じています。
 
> 出来れば死刑制度コミュで話題を振ってみて
> オイラより的確な違和感を説明してくれる人が居る
 
 もちろん逃げてるつもりではないし、逃げたこともありません。
いや、pon太@FreeTibetサンは充分に的確な指摘をくださってると感じますよ。
最大参加者数の専門コミュニティを選ぶのは相応しいとも思います。
ただ、僕はここのコミュニティ管理人でもあり、定期的に話題を提供しなくちゃという想いもありまして。
それから、廃止派コミュニティにも提供したく感じてるので、そちらを巡回しながらこの制度案を改善し、最終的には死刑制度コミュニティに上げようと構想してます。 ^_
 
19:warmartさんへ

いあ、逃げてるとか思ってませんぜ。('-'*)
むしろ、逃げているのはオイラでして、どーやってコチラの想いを
伝えたらいいか四苦八苦しておりまして。ハイ。 ;¬_¬)

取り合えずですが…。

法律。取り分け刑法って
選択できるようにするものなのか?;¬_¬)

まぁ既に何回か書いていますが、
この部分での違和感がMAXなんです。

アンタあっち、ワタシこっち。って、
そんなのやって正常な国家運営ができるんですかね?(汗
もし仮にその様な状態となったとしたら
それって……国政が混乱してるだけな気がするんですが。

あと、正直、このコミュは現実で起きている事件を扱っているので
出来れば、そこらは適正な場所で意見を聞いた方が良いんじゃないかなぁ。
というのも有ります。


>pon太さんは死刑派ですよね。
>もし日本が廃止国になったら 「正しくない」 と思うか、教えてください。

う〜ん。質問の意図がわからないので、明後日に飛んでいたら申し訳ない。

正しくないか?どうかは、その時の状況によるので何とも言えません。
死刑判決相当の犯罪が増える。加害者権利の過剰保護による正義意識の低下。
などが起きたら、その時点の自分の出来る範囲で、正しいと思う方向に行動を
移したり支持をするとは思います。

ただ、刑法や死刑制度に自分の意見とは違うという理由で
選択制を求めることは、あり得ません。

そんなところで。
18:アーモンドさん

>そもそも、「刑」とか「罰」が何の目的で何故あるのかを問わなければ
>この手の議論はうまく進まないと思います。

全くその通りだと思います。(汗
 
> とーしサン ; 017
 
> 似たようなことを考える
> 公言できないこととして考える
> 汚い言い回しになりますがご容赦
> 愚痴めいたことを考える
> 下品な言い回し、失礼
 
 対立意見に対して、よく配慮なさってると感じます。
僕が最近やっと思えるようになったのも、 <こちらが正しい> という書き方は、たとえ匂わせるだけでも反感を買うし、それは応酬されて互いを遠ざける、近づくために書くのに、という事実です。
 
> 人権を大事なことと思って
> 人権を重んじる意識のなかには死刑廃止も入っている
 
 僕も同意見です。
が、存置もまた人権保護だと思います。
 
> 死刑廃止論者という言葉が頻出していて、これらの言葉は誹謗として
 
 死刑廃止論者という言葉に対する躊躇は、ある存置派の発言からも読んだことがあるんですが、どんな用いられ方なんですか?
僕は普通に感じるんですけれども。
 
> 人殺しに精神鑑定なんて不必要、犯罪者に人権なんてあるわけない、すぐ吊るせ、そんなかなり短絡的な言辞
> 殺人を犯すのはそう言ってるアンタ達みたいなのが殆んどで、人権とか死刑廃止を考えてる側はまずそんな犯罪を犯さない側
> 我々を誹謗する奴らの人権のために色んなこと考えてようなもの
> 死刑を叫ぶ奴らの誰かが殺人を犯しては、同類にこんなクズ早く殺せと糾弾されるんだから自業自得
> それはそれでいい
 
 少し言いづらいんですが、こうした発言がズバリ応酬だと思えてしまいます。
“こちらの行為はあちらのせいだ” という意識を、自身で食いとめ、飲みこんでこそ連鎖の遮断かと考えます。
でなければ抗議に際して胸を張れないはずです。
 
 そして、このトピックで掲げる試案は、そうした応酬の発露としてではなく、両派が対等な視点に立つ尊重を目的としています。
 
 また、存置派にも実に冷静に存廃を考えてる人々はいます。
そして廃止派の1反証として、僕自身、もし大切な人を凶悪犯3人に死なされたとしたら、その犯人たちを凶悪に死なせかえしたあと、自首して最高刑に服したいと <考えて> いるし、20年そこらで釈放されるようなら正しいと思えず自殺も厭わないかもしれません。
このような野蛮人です。
 
 もしも、不快に感じさせてしまったとしたら、予めお詫びします。
 
死刑廃止論者という呼称自体が誹謗になっているというのは、左翼とか人権派という呼称にもあることで、単純な死刑肯定派の日記によく見かけるものです。感じられたことがないのなら別にいいんですけどね。

不快ということは全然ないんですが、人間て何かを見聞していてバカッとか、低脳っとか口走ったり思ったりするものだと思います。それは本音の全部とは言わないけれど一部が出てしまうんですよね。

で、公言する際には冷静を心がけるのでそうした言い回しは影を潜めますが、心中、そうした思いはあるわけで、ウォルマートさんのこの案もそれを表面化させたものとして受け取ったんですよ。空想としては有り得るなということです。

試案については、この法律が現実化すればいいと思って提議しておられるんですか? 私は空想の法律として、つまり死刑制度を考えるためのひとつの足がかりとして提案されたんだろうと思ったのですが。

多大な時間をかけて、このトピックスを作られたことがよく分かるものの、この案を現実問題として考えることが私にはどうしても出来ないので、>17のような形での意見、ではないな心情吐露のコメントとなりました。
 
> 皆さん
 
 
> そもそも、「刑」とか「罰」が何の目的で何故あるのかを問わなければ この手の議論はうまく進まない
(アーモンド51さん ; 018)
 
 pon太@FreeTibetサンもその指摘に同意してますね。
とーしサンも現実案かを確認してます。
つまり存在理由や目的を問いなおさせるほど突拍子ない、という皆さんの印象のようです。
 
> 刑罰(けいばつ)とは国家が何らかの犯罪をした者に科する制裁
> 近代国家における刑罰とはある裁定に基づいて、統治権力が、当事者及び社会の成員に成り代わって、個人に加える制裁
(ウィキペディア 『刑罰』 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%91%E7%BD%B0)
 
 原則は外してない、現実案を僕は考案したつもりですなんですよ。
大真面目です。
pon太@FreeTibetサンが求めた、1言での説明を改めて換言してみます。
 
“85%死刑かつ15%厳重終身刑へ替えると現われる概算27 〜 175人の最高刑級被害者を、
これまでは冤罪者の命との物々交換で防いできたが、
これからは税金で買う。”
 
warmartさんがこの案に対して持っている大真面目さに拮抗できるものを持っていないんでげすよ〜。
いあ、余りに飛躍していたのでレスつけられなかった。(汗
取り合えず、原則からは外れてる思いますよ?


>個人に加える制裁

とありましたから、制裁をひもとくと…

>スル法律や規則、また慣習・伝統などの社会的規範に背いた者に対して加えられる
こらしめや罰。また、そうした懲罰を加えること。

こらしめるをひもとくと…
制裁を加えたりして二度としないようにさせる。懲らす。となっております。

まぁ、ナニが言いたいって……
制裁って一方的な強制力が大前提でしょう?ということです。

何度も触れてますが、選択制にすることで一方的な強制力が失われますが
そこに対しての明確な説明もしくは補助がないと、正直……妄想ですよ?

余り妄想に走ると不味いんですが例えば……、
自衛隊の上層部がクーデターを企み、その保険として終身刑を支持をしておく。
終身刑ではあったが、英雄として祭り称えられ何度も奪還計画を実行される。

なんてシナリオあったとしたら、これで果たして「制裁」になるんかいな?
っうか、公平なのか?;¬_¬)

と、きつめの返答をしてみました。
う〜ん。分かって貰えない可能性80%(´σ・∀・`)σ
あ、あと……

これさぁ、このコミュで展開するの止めないか?

現実の事件の上で議論する内容じゃないでしょ?;¬_¬)
 

“民主政権で初の死刑執行
 宇都宮宝石店事件ら2人”
 
千葉景子法相は28日、東京拘置所で死刑囚2人の刑を執行したと発表した。
昨年9月の民主党への政権交代後初めてで、森英介前法相在任中の昨年7月28日以来。
 
記者会見した千葉法相は執行に立ち会ったことを明らかにし
「あらためて死刑について深く考えさせられた」と述べた。
その上で「国民的な議論の契機にしたい」として、
(1)法務省内に死刑制度の勉強会を設置
(2)東京拘置所内の刑場を報道機関に公開する―を指示したことを明らかにした。
 
また参院選で落選して民間閣僚になったことが執行に与えた影響については
「これまで検討し、その結果として執行に至った」と述べるにとどまった。
 
執行されたのは、宇都宮市の宝石店で2000年6月、女性店員6人を焼き殺した篠沢一男死刑囚(59)と、埼玉県熊谷市などで03年、男女2人を殺害し女性2人に重傷を負わせた尾形英紀死刑囚(33)。
2人の執行により、確定死刑囚は107人となった。
 
 千葉法相の発言要旨
 
千葉景子法相の発言の要旨は次の通り。
 
(1)勉強会の立ち上げについて
 
死刑の在り方について検討するために勉強会を立ち上げる。
 
勉強会は、法務大臣の下に、省内の関係部局の職員によって構成することとするが、開かれた場で幅広く外部有識者らからも意見を聞きたいと考えている。
 
勉強会は、あらかじめ結論の方向性を決めて行うものではなく、死刑制度の存廃を含めた死刑制度の在り方等を検討することとする。
 
裁判員裁判によって刑事司法に対する国民の関心も高まっている中、この勉強会の成果を公表することで、死刑の在り方について、より広く国民的な議論が行われる契機にしたいと考えている。
 
(2)刑場の取材について
 
刑場は厳粛な死刑執行の場であることから、本来、一般の公開にはなじまないという指摘がある。
 
しかしながら、死刑の在り方に関する国民的な議論に資する観点から、今回特に、東京拘置所において、マスメディアの取材の機会を設けるよう指示した。
 
2010/07/28 12:10 共同通信
http://www.47news.jp/CN/201007/CN2010072801000271.html↑
 



“1年ぶり死刑執行、2人
 千葉法相が立ち会う”
 
法務省は28日、宇都宮市の宝石店放火殺人事件で強盗殺人罪などに問われ、死刑が確定した篠沢一男死刑囚(59)ら2人の刑を同日午前、東京拘置所で執行したと発表した。
 
死刑執行は昨年7月28日に3人が執行されて以来1年ぶり。
「死刑廃止を推進する議員連盟」のメンバーだった千葉法相が、昨年9月の政権交代で就任してからは初めて。
この日の執行により、死刑確定者は109人から107人になった。
 
千葉法相は午前11時から東京・霞が関の法務省で記者会見し、2人の刑の執行に立ち会ったことを明らかにした。
法務省によると、死刑執行に法相が立ち会うのは初めてとみられる。
 
また、今後、死刑制度の存廃を含めたあり方を研究する勉強会を発足させるとともに、東京拘置所の刑場を報道陣に公開する方針を示した。
 
死刑を執行されたのは、篠沢死刑囚と、埼玉県内で4人が殺傷された事件で殺人罪などに問われた尾形英紀死刑囚(33)。
 
確定判決によると、篠沢死刑囚は2000年6月、宇都宮市の宝石店「ジュエリーツツミ宇都宮店」に商談を装って訪れ、店長(当時49歳)と女性従業員(同22歳〜51歳)ら計6人を粘着テープで縛った上、従業員の衣服や部屋の床などにガソリンをまいて放火。
店を全焼させて6人全員を焼死させ、指輪などの貴金属293点(約1億4025万円相当)を奪った。
 
篠沢死刑囚は公判で殺意を否認したが、1審・宇都宮地裁は02年3月に死刑を言い渡し、2審・東京高裁も03年4月、1審判決を支持。
07年2月の最高裁判決で確定した。
 
尾形死刑囚は03年8月、交際していた少女(同16歳)を巡ってトラブルとなっていた埼玉県熊谷市の男性(同28歳)のアパートを訪れ、男性を刺殺。
さらに、居合わせた男性の同僚女性(同21歳)ら女性3人を車で拉致し、同県秩父市内で1人を絞殺し、残る2人も刃物で刺すなどして重傷を負わせた。
 
1審・さいたま地裁は07年4月、死刑を言い渡し、尾形死刑囚は控訴したが、同年7月に取り下げて死刑が確定した。
 
2010/07/28 11:08 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100728-OYT1T00441.htm↑
 




http://www.youtube.com/watch?v=vGtMFOnguhA&fmt=18↑
 
 

“姦通罪で死刑宣告のイラン女性、
 ブラジル大統領が受け入れの意志”
 
イランで姦通罪により石打ち刑による死刑を宣告された女性について、ブラジルのルイス イナシオ ルラ ダ シルバ(Luiz Inacio Lula da Silva)大統領は31日 「亡命を受け入れる用意がある」とイランの指導部に呼び掛けた。
 
ブラジルの エスタド(Estadao)通信によるとルラ大統領は、11月の次期大統領選へ向けて自らが選んだ後継者ジルマ バナ ルセフ (Dilma Vana Rousseff)官房長官の選挙集会で行った応援演説の中で、「わが友人、アフマディネジャド(イラン大統領)とイランの最高指導者 (アリ ハメネイ師)、そしてイラン政府に訴えたい」と切り出し、このイラン人女性をブラジルが受け入れることを認めて欲しいとした。
 
国際人権団体 アムネスティ インターナショナル (Amnesty International)によると、この女性は2児の母のサキネ モハマディ アシュティアニ(Sakineh Mohammadi-Ashtiani)さん(43)。
2人の男性と「違法な関係をもった」として2006年5月に有罪となりむち打ち99回の刑を受けたが、その後、夫が殺害された事件の裁判の過程で不倫をしたとされ、06年9月に姦通罪で石打ち刑による死刑を宣告された。
この判決に対し、欧米を中心に世論が巻き起こり、7月初旬に執行されるはずだった死刑の執行は一時的に停止された。
 
演説でルラ大統領は「一国の法律は尊重しなければならない。
しかしイラン大統領、そしてイラン国民に感じているわたしの友情と敬意に何かの価値があり、この女性が(イランで)不快の念を引き起こしているのならば、われわれは彼女をブラジルに受け入れる用意がある」と語った。
 
2010/08/01 16:00 AFP
発信地:ブラジリア/ブラジル
http://www.afpbb.com/article/politics/2744893/6033869↑
 



“姦通罪女性に「石打ち」死刑判決、
 イランに批判”
 
イランで、姦通(かんつう)罪に問われた女性に「石打ち刑」による死刑判決が下り、波紋を呼んでいる。
 
イラン当局は今月、刑執行を見合わせると発表したが、イランの司法制度をめぐる国際的批判が広がっている。
 
死刑判決を受けたのは、イラン北西部タブリーズに住む女性(43)。
国際人権団体「アムネスティ インターナショナル」 によると、婚外の「不適切な関係」があったとして「姦通罪」の嫌疑に問われた。
女性は否認したが、2007年5月、「石打ち刑」による死刑が確定した。
 
女性の弁護士からの情報で、「アムネスティ」は先月、死刑の執行中止をイラン政府に要請。
司法当局は今月11日、「人道的見地」から、刑の執行を一時延期したとイラン国営通信が報じた。
執行法の変更も検討しているとの報道もある。
 
姦通罪は、イランの刑法にあたる「イスラム処罰法」で規定され、最高刑は死刑。
死刑は通常絞首刑だが、姦通罪については特に「石打ち刑」と明記される。
被告を胸まで地中に埋め、判事や証人などの投石で公開処刑するものだ。
 
欧米から
「石打ちは中世の刑罰。
現代には無用のもの」(ヘイグ英外相)といった批判が相次ぎ、30か国以上で女性の死刑撤回を求める抗議集会が開かれた。
 
「アムネスティ」によれば、イランでは02年以降、少なくとも6人が「石打ち刑」に処せられた。
イラン以外では、サウジアラビアでも適用されている。
 
【テヘラン=久保健一】
2010/07/31 10:44 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100730-OYT1T01086.htm↑
 



http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1297997&media_id=2
 

http://www.youtube.com/watch?v=Ti0oYkPXbc4&fmt=18
 
 

“極刑執行刑場の公開で死刑廃止につながるか”
 
死刑廃止の議論を目的として、一般の人にとってあまり知られていかった刑場が公開された。
 
法務省が8月27日、東京拘置所の死刑が執行される刑場を報道機関に公開した。
執行の現場が、映像や写真を通じて初めて国民の目に広く触れることになった。
千葉景子法相は27日午後の閣議後会見で刑場の公開の理由について
「裁判員裁判で国民の関心も高まる昨今、死刑制度の国民的議論の検討をいただく材料になるのではないかと考えている」と述べた。
 
現在、日本国内では確定死刑囚は8月現在で107人に上る。
一方、2008年の刑務所の収容人員は7万6881人だった。
では、刑務所の受刑者にはどれくらいの費用が掛かっているのだろうか。
 
平成20年度版犯罪白書によると、受刑者は、その体質、健康、年齢、作業等を考慮して、必要な食事及び飲料(湯茶等)が支給されるほか、日常生活に必要な衣類、寝具、日用品等が貸与又は支給される。
1日の食費は、成人受刑者一人当たり421・50円だった。
これに服代、医療費などを合計し、受刑者1人当たりにかかる生活経費は1日当たり平均約1310円だという。
月額で約3万9000円、年間約47万8000円となる。
 
また2007年に刑務所内で作業に従事していた人は、約6万7500人で歳入額は約58億円だった。
年間では1人当たり約8万6000円となる。
作業の収入は国の収入となるが、作業に従事した受刑者には釈放時に作業報奨金が支給される。
1人1カ月の平均作業報奨金計算高は、4098円だった。
ちなみに、受刑者が行う作業の材料を提供したり、製品の販売を行う法務省管轄の財団法人「矯正協会」は、元検事総長や法務省出身者の指定天下り先で、役員報酬が高すぎるとして、今年5月の事業仕分けの対象となっていた。
 
これらの受刑者の生活経費には、刑務所施設の維持費や国選弁護人の費用などは含まれていない。
08年に財務省は、再犯性が高い受刑者に対して再販防止策を講じて社会復帰を促すことで、治安の回復を図ることを狙いとして、受刑者1人当たりの年間予算として約248万円を計上していた。
もし死刑が廃止された場合には、毎年1人につきこれだけの税金が費やされることになる。
 
これら受刑者に掛る費用はすべて税金でまかなわれており、その金額は決して少なくない。
一方で、国際的には死刑は人権侵害にあたるとして、死刑制度の廃止する国も増えている。
今回の刑場公開がきっかけとなって再び議論が行われるのか、今後の動向が注目される。
 
(加藤秀行 簗瀬七海)
2010/09/05 16:30 moneyzine
http://moneyzine.jp/article/detail/187841↑
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1332165&media_id=105↑

 
 

“時代の流れ、いつかは…”
 
「千葉景子法相の意向で東京拘置所の刑場が報道機関に公開されましたが、政治家の一言で、死刑が執行される場所が公開されたことに違和感を覚えます。
現場の刑務官の方はどのような思いをお持ちなのでしょうか。
また、諸外国での死刑執行時の状況も教えてください」
=茨城県の男性(64)
 
「なにごとにも見せていいものと、見せるべきではないものがある。
刑場については見せるべきではないと考えていたが、時代の流れの中でいつかこのような日が来るようなことは予想していた」
 
報道機関に対し、8月27日に行われた東京拘置所の刑場公開について、死刑執行に携わっている刑務官はこう語った。
 
千葉法相は参院選での落選後、議員としての任期が切れる直前の7月24日、死刑執行命令書にサイン。
「きちんと見届けることも責任と考えた」と同月28日、東京拘置所で執行された死刑に立ち会った。
その上で、
「国民的議論に資するという観点から、東京拘置所で刑場の取材機会を設けるように」
という指示を法務省に出したのが、今回の公開のきっかけだ。
 
関係者によると当初、法務省矯正局をはじめとした現場サイドは公開に消極的で、
「最も重い刑を執行する厳粛な場所。
公開にはなじまない」という声が大勢だった。
収容者らのプライバシーへの配慮や警備上の問題から、通常とは異なる体制をとる必要も生じ、勤務する刑務官らの家族や拘置所周辺の地域社会に影響を与える可能性もある。
これまでも取材要請はことごとく断ってきたという。
 
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/100904/trl1009041801000-n1.htm↑
 

こうした感情論や技術的な難しさを制したのは、千葉法相がこだわった「議論に向けた必要な情報公開」という点だ。
極刑適用の判断を国民に求める裁判員制度も状況を後押しした。
 
矯正局は公開の範囲など、検討を重ねた。
その結果、
「通常のあるがままを見てもらう」という原則のもと、死刑囚が立つ踏み板が開閉されたり、首にかける絞縄(こうじょう)が設置されたりすることはなかった。
執行室の下の階にある死刑囚の死亡が確認される空間も、
「生命を絶つ極めて厳粛な場。
執行従事者らの心情に与える影響を考慮した」と、公開しなかった。
 
 海外では執行立ち会いも
 
「刑務官ら矯正職員の思いを理解してほしい」。
矯正局幹部は、死刑執行にあたっている職員から心情を聴いていた。
 
「死刑執行は厳粛な職務。
失敗は許されるものではなく、精神的負担は想像してもらえないほど、大きい」
 
「手が震えるほどの緊張感の中、粛々と職務を遂行している。
執行されるものは許されない罪を犯したものであり、被害者遺族の思いや社会正義の実現のためには自分がやらなければいけないことを自分に言い聞かせ、生半可な気持ちではなく、大変な決意で執行に携わっている」
 
「刑場は厳粛な場所で、執行後は供養もお祈りもしており、刑場に立ち入る際には死者の魂に敬意を表している」
 
死刑制度の議論にあたって、被害者遺族らの思いはもとより、こうした声にも耳を傾けることが期待される。
 
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/100904/trl1009041801000-n2.htm↑
 

アムネスティ インターナショナルのまとめによると、昨年末の段階で死刑を廃止したり、制度はあるものの執行を長期間停止したりしているのは、すべての欧州連合(EU)加盟国や韓国、カナダ、南アフリカなど139カ国。
死刑があるのは日本のほか、アメリカの35州、中国や北朝鮮、イラクなどにとどまり、刑場の公開そのものが議論になる国は限られてきている。
 
アメリカでは州によって違いはあるが、死刑執行自体への立ち会いが広く認められている。
死刑囚の家族、被害者家族、検察官、弁護士らで、報道機関が立ち会う例もある。
 
168人が死亡した米オクラホマシティー連邦ビル爆破テロ(1995年)の実行犯、ティモシー マクベイ 死刑囚に対する死刑が、インディアナ州の連邦刑務所で2001年、薬物注射によって執行された。
 
刑務所にはテロの被害者遺族や報道関係者が立ち会ったほか、特別な回線を通じて、犠牲者の家族らが待機するオクラホマシティーの施設に中継され、200人以上がモニターを通じて見届けた。
中国でも重罪に対する裁判が公開され、死刑の執行現場が公開されていたことがある。
 
(酒井潤)
2010/09/04 18:00 産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/100904/trl1009041801000-n3.htm↑

 


http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=14877895
 
 

“東京・秋葉原殺傷:加藤被告に死刑 判決要旨”
 
《責任能力》
 
被告は事件を計画し準備を行い、計画通りに実行しており、意識障害があったと疑わせる事情は認められない。
被告は携帯電話の掲示板上での嫌がらせをやめてほしかったと動機を供述するが、周囲に対する不満や強い孤独感などがあったと思われる。
性格やものの考え方なども総合すれば動機は十分了解可能である。
 
被告は事件以前にも自分の意思を暴力的または自暴自棄的な行動で示そうとしたことが度々あった。
事件は被告の本来の性格傾向を基盤としたものと理解することができる。
被告は事件前に3回もしゅん巡しているし、逮捕後は警察官と話して涙を流した。
一連の経過をみれば、被告の善悪の判断能力や行動制御能力に疑問を差し挟む余地はない。
 
《量刑の理由》
 
事件の遠因には、成育過程で受けた母親による不適切な養育を主な原因とする被告の人格のゆがみがある。
しかし、被告は事件当時25歳を過ぎていたし高校卒業後の生活状況も考慮すると、成育歴等が与えた影響は限定的で、刑事責任を大きく減じさせるものとは評価できない。
 
被告は審理の最終段階になって個々の被害者や遺族に向き合い、被害の深刻さに多少は思いを至らせている。
被告なりの反省の姿勢をみてとることはできる。
しかし、事件を思いついた発想の危険さ、犯行態様の残虐さ、次々と殺害行為を重ねた執拗さ、冷酷さは、いずれも被告の人格に根差したものであり、根深さや逸脱の大きさからみると更生は著しく困難であることが予想される。
 
現在28歳と比較的若く、前科前歴がないことや、反省の姿勢を考慮すると、更生可能性が全くないとはいえないが、これらの事情を総合しても、死刑を選択せざるを得ないとの結論に至った。
 
2011/03/25 毎日新聞
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110325ddm012040083000c.html↑
 

“東京・秋葉原殺傷:加藤被告に死刑
被害男性「何が真実だったのか」 内面見えぬまま”
 
被害に遭った後、湯浅さんは事件を考える集会に参加した。
若者たちが「加藤さん」と被告に共感を持つ様子が気になり、事件をもっと知りたいと思った。
 
被告は自身の3人の子供と同年代。
被告に死刑を求めるのは「割り切れない」とも思うが
「法の最高刑が死刑である以上、死をもって償うべき事件。
死刑以外は考えられない」という。
 
10年1月から30回に及んだ公判の多くを傍聴した。
無表情で淡々と話す被告の姿が印象に残った。
「君の人となりが見えない」。
今月、被告に手紙を出し、東京拘置所に2度足を運んだが、被告に拒否されて面会はかなわなかった。
 
被告に刺された右脇腹の約15センチの傷が今も時折うずく。
しびれは一生消えないと医者に言われた。
「分からないことがたくさんある。
第2、第3の加藤被告を生まないために、いろんな人に考えてもらいたい。
今後も経験を語り続け、加藤被告本人の話も聞きたい」。
傷とともに歩み、事件を考え続けるつもりだ。
 
加藤被告は法廷で、事件の背景として「小さい頃の母の育て方が影響した」と語り、24日の判決も「母親の虐待とも言える養育によって人格にゆがみが生じた」と指摘した。
 
だが父親は被告の発言について
「後付けの理由のように思う。
よそさまと比べて教育がそれほど違っていたとは思いません」と述べた。
自身は仕事で忙しく、被告の教育にほとんど関与しなかったといい
「子供のことは妻がやると決めていて、口を出すのは良くないと思った。
ただ、どこの家庭にもあることでは」と話した。
 
(伊藤直孝)
2011/03/25 毎日新聞
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110325ddm012040077000c.html↑
 

“「秋葉原」判決 孤独と残虐 晴れぬ疑問”
 
監視カメラやパトロールの強化といったハード面に偏るのではなく、格差や孤独、ネット、仮想現実など社会が抱える問題と真摯に向き合っていく必要があるのだろう。
 
2011/03/25 北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/editorial/280953.html↑
 

http://www.mutusinpou.co.jp/news/2011/03/15632.html
 
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000001103250004
 
PC:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%8B%E8%91%89%E5%8E%9F%E9%80%9A%E3%82%8A%E9%AD%94%E4%BA%8B%E4%BB%B6
CP:http://www.sjk.co.jp/c/t.exe?y=http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%8B%E8%91%89%E5%8E%9F%E9%80%9A%E3%82%8A%E9%AD%94%E4%BA%8B%E4%BB%B6
 
http://www.youtube.com/watch?v=PIgcPw2rbWM
 
 


『眼には眼を』で行けば、しまいには全世界が盲目になってしまう。
 


この世界の内に望む変化に、あなた自身が成ってみせなさい。
 


明日死ぬかのように生きろ。
永劫永らえるかのように学べ。
 


罪を憎みなさい、
罪人を愛しなさい。
 


弱い者ほど相手を許すことができない、
許しは強者の証。
 


最高の道徳とは、不断に
他人への奉仕、
人類への愛のために働くこと。
 


Mohandas Gandhi
PC:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%8F%E3%83%88%E3%83%9E%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC
CP:http://bbgate.froute.jp/pc2m/?_ucb_u=http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%8F%E3%83%88%E3%83%9E%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC
 
 
“木嶋佳苗被告に死刑判決”
 
東京・千葉・埼玉で男性3人を相次いで練炭自殺に見せかけて殺害した罪などに問われた木嶋佳苗被告の裁判員裁判で、13日、さいたま地方裁判所は「ぜいたくで虚飾に満ちた生活を維持するために3人もの尊い命を奪ったもので責任はまことに重大だ。反省は一切うかがえない」と述べ、木嶋被告に死刑を言い渡しました。
木嶋被告の弁護士によりますと、13日午後、木嶋被告は判決を不服として控訴したということです。
木嶋佳苗被告(37)は、3年前、東京・千葉・埼玉でインターネットの結婚紹介サイトで知り合った東京・青梅市の会社員の寺田隆夫さん(当時53)と千葉県野田市の安藤建三さん(当時80)、東京・千代田区の会社員の大出嘉之さん(当時41)の3人をいずれも練炭自殺に見せかけて殺害した罪などに問われました。
木嶋被告は一貫して無罪を主張し、弁護側は「男性らを殺害した直接的な証拠はなく、不確かなことで処罰することは許されない」と主張していました。
判決で、さいたま地方裁判所の大熊一之裁判長は「男性らに自殺の動機はなく、殺害されたと認められる。被告はいずれの事件でも直前に男性らに会っていたほか、犯行に使われたものと同じ種類の練炭コンロや睡眠薬を入手していて、3人を殺害したのは被告以外にありえない」と指摘しました。
そのうえで「被告は働くことなく、ぜいたくで虚飾に満ちた生活を維持するため、男性らとの交際を装って多額の金を受け取っており、その返済などを免れるために殺害という重大で非道な犯罪を3度も繰り返している。落ち度のない3人もの尊い命を奪った犯行は、冷酷かつ悪質で、責任はまことに重大だ。命を軽んじる態度は顕著で、反省は一切うかがえない」と述べ、死刑を言い渡しました。
言い渡しを受けた際、木嶋被告は裁判長の正面の席に座ったまま表情を変えずに言い渡しを聞いていました。
6人の裁判員は手元の判決文に目を通しながら理由の読み上げを聞き、死刑が言い渡された際は全員が顔を上げ、木嶋被告をじっと見つめていました。
判決について、木嶋被告の弁護団は「主張が受け入れられなかったことは納得できませんので、控訴審の判断を仰ぎたいと考えていて、木嶋被告とともに、きょう、控訴する予定です。裁判員の方々には、長期間の審理に真摯(しんし)に取り組んでいただいたものと思っております」というコメントを出しました。
木嶋被告の弁護士によりますと、木嶋被告は、13日午後、控訴したということです。
埼玉の事件で亡くなった大出嘉之さんの母親は、検察を通じて「どのような判決が出されても息子が帰ってくるわけではありませんが、遺族としてずっと思っていたことを裁判所に認めていただいて、ありがとうございます。せめてもの供養になると思います」とコメントを出しました。
また、さいたま地方検察庁の信田昌男次席検事は「間接事実による検察官の主張・立証に対し、健全な社会常識に基づいて的確に評価された判決で、今後の実務の指針になる。100日間にわたる審理に取り組み重い判断を下した裁判員に敬意を表するとともに、亡くなられた被害者のご冥福を改めてお祈りしたい」と話しています。
裁判員が会見判決までの期間がこれまでで最も長い100日間に及んだ裁判員裁判。
裁判員は長期にわたる審理の負担に加え、直接的な証拠のない裁判で難しい判断を迫られました。

 
 

裁判員を務めた林太一さん(27)は、判決後の記者会見で「検察の論告と弁護側の最終弁論が終わってから刑の重さを決めることについて負担を感じるようになりましたが、裁判員が結束し、徐々に負担も軽減されて判決にたどり着くことができました」と述べました。
長期間に及んだ審理の負担については「裁判が進むにつれて段々つらくなってきましたが、逆に100日間という期間があったことで、裁判員がまとまることができました」と話したほか、状況証拠だけで判断する難しさについては「中身については細かくは言えませんが、難しいのひと言でした」と述べました。
25歳の男性は、死刑判決の重みについて「人の命が関わることなので負担を感じなかったわけではありませんが、その一方で、刑を決めないといけないので、考え出したらきりがなくなると思います」と胸のうちを明かしました。
林太一さん(27)は「いろいろ考えさせられる部分があったが、自分が持っているもの以上の力を出せたという達成感があります」と話しました。
25歳の男性は「100日間という長い日程の裁判のうえ、内容も複雑で、いろいろと考えさせられました」と述べました。
 
2012/04/13-17:10 NHK
PC:http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120413/k10014421691000.html↑
CP:http://bbgate.froute.jp/pc2m/?_ucb_u=http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120413/k10014421691000.html↑
 

“木嶋被告判決 死刑判断の理由”
 
男性3人を相次いで練炭自殺に見せかけて殺害した罪などに問われた木嶋佳苗被告の裁判員裁判で、さいたま地方裁判所は木嶋被告に死刑を言い渡しました。
判決文では、最も重視すべき事情として、「サイトで知り合った男性から、真剣な交際を装って多額の金を受領するなどした末、返済等を免れるために被害者を殺害したという極めて重大かつ非道な犯罪を3度も繰り返し、何ら落ち度のない3人もの尊い命を奪ったことである」と指摘しています。
以下は、判決の概要です。
判決概要・事件ごとの判断
(1)寺田隆夫さんの事件について
寺田さんが練炭や練炭コンロを準備した形跡がないこと、寺田さん宅から玄関の合鍵がなくなっていること、寺田さんには自殺の動機がなかったことからすれば何者かに殺害されたと認められる。
そして、事前に多数の練炭コンロ及び練炭が持ち込まれ、争った形跡もないまま寺田さんが殺害され、密室状態にして立ち去ることのできるのは、寺由さんと結婚を前提として交際し、現に合鍵を手にする機会が十分にあった被告のほかには見当たらない。
しかも、被告は、当時、犯行の手段となる練炭コンロや練炭を入手していたこと、寺田さんと結婚する意志もないまま結婚を前提に多額の金銭を得ていた被告には、殺害する動機があったことなどを併せ考えると、犯人は被告であろうと優に認められる。
(2)安藤建三さんの事件について
安藤さんは多量の睡眠薬を服用した状態で、燃焼した練炭から発生した一酸化炭素を長時間吸引し、急性一酸化炭素中毒になるとともに、その後発生した高温の空気を吸い込んで気道熱傷を起こし、両原因が競合して死亡したという死因や死亡状況からすれば、安藤さんの死亡を失火で説明するのは困難であるところ、安藤さんがみずから睡眠薬を服用したことは考えがたいこと、自殺の動機がないことに照らし、何者かに殺害されたと認められる。
そして、被告は安藤さんの死亡時刻と近い時間に安藤さん方を立ち去ったこと、犯行に用いられたのと同種の練炭コンロや睡眠薬を当時入手していたこと、安藤さんを殺害する動機もあったことなどを併せ考慮すると、犯人は被告であると優に認められる。

 
 

(3)大出嘉之さんの事件について
大出さんが3種類の睡眠薬を10錠以上服用した状態で、練炭の燃焼による一酸化炭素中毒で死亡した状況に加え、車の鍵がなかったこと、大出さんが睡眠薬を入手服用した形跡がないこと、大出さんの両手に炭粉が付着しておらず、何者かが練炭や着火剤を置いた可能性が高いこと、大出さんに自殺の動機がないことからすれば、何者かに殺害されたと認められる。そして、被告は、大出さんと一緒に駐車場まで同行し、大出さんの死亡時刻と接着した時間に立ち去っていること、犯行に用いられたのと同種の練炭コンロ等や睡眠薬を入手していたこと、大出さんを殺害する動機があったことなどを併せ考慮すると、犯行は被告であると優に認められる。
被告は、大出さんとの結婚話を進めながら、単身居住用のマンションを探したり、大出さんを披告の家族に紹介すると嘘をついたりしており、結婚を真剣に考えていたとは認められない。
また、大出さんとのメ一ルの内容や被告の金践の動きなどからすれば大出さんから現金約470万円の交付を受けたと認められる。
判決概要・死刑判断の理由最も重視すべき事情は、サイトで知り合った男性から真剣な交際を装って多額の金を受領するなどした末、返済等を免れるために被害者を殺害したという極めて重大かつ非道な犯罪を3度も繰り返し、何ら落ち度のない3人もの尊い命を奪ったことである。
寺田さん、安藤さんおよび大出さんという実直な3人の尊い生命が奪われ、結果は深刻かつ甚大である。
被害者は、結婚相手のまたは交際相手として被告を信頼したまま、予想だにしない形で理不尽にも生命を奪われたのであって、その無念さも計り知れない。
また、被害者とともに平穏な生活を送っていた遺族らの悲しみや喪失感は大きく、厳しい処罰感情は至極当然である。
犯行は計画的で冷酷かつ悪質である。
いずれの犯行も、あらかじめ練炭コンロや練炭を準備しており、計画性が高い。
また、被害者を睡眠状態または同様の無抵抗の状態にさせたうえで、練炭を燃焼させるという方法は、被害者を抵抗できなくさせて確実に犯行を遂げ、みずからは被害者が死亡する前に現場から立ち去って犯跡を隠ぺいすることを可能にするもので、強い殺害意欲や巧妙さすらうかがえ、冷酷かつ悪質である。
被告は、働かずにぜいたくで虚飾に満ちた生活を維持するためにサイトで知り合った被害者から多額の金を受け取るなどした末に、その返済等を免れるため犯行に及んだもので、余りにも身勝手で利欲的な犯行動機に酌量の余地など皆無である。
また、何ら落ち度もない被害者の純粋な思いを踏みにじった経緯も強い非難を免れない。
加えて、被告は、このような極めて重大かつ非道な殺人を、およそ6か月というさほど長くない期間内に3度も繰り返しており、生命というかけがえのない価値を軽んじる態度は顕著である。
以上に加え、被告は、独自の価値観を前提に不合理な弁解に終始するばかりか、被害者をおとしめる発言を繰り返すなど、真摯(しんし)な反省や改しゅんの情は一切うかがえないことをも併せて考慮すると、刑事責任は誠に重大である。
したがって、死刑が人間存在の根源である生命そのものを永遠に奪い去る冷厳な極刑であり、誠にやむをえない場合における刑罰であるとしても死刑をもって臨むほかない。
 
2012/04/13-15:02 NHK
PC:http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120413/k10014426531000.html↑
CP:http://bbgate.froute.jp/pc2m/?_ucb_u=http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120413/k10014426531000.html↑
 
 
《死刑代案:日弁連委、終身刑の導入提言 仮釈放なし》
 
日本弁護士連合会の死刑廃止検討委員会は、死刑の代替刑として仮釈放のない終身刑の導入を求める基本方針を決議した。
日弁連の内部機関が終身刑の導入を求めるのは初めて。
今後、日弁連全体の統一見解として提示できるか、執行部などで検討する。
 
決議されたのは先月30日。
内容は「死刑のない社会が望ましいことを見据え、わが国の刑罰制度を見直す」必要があるとし「死刑を廃止し死刑に代わる最高刑として仮釈放のない終身刑を導入する」ことを呼びかける。
「死刑制度の廃止が検討されるまでの間、死刑の執行を停止する」ことも求める。
 
仮釈放のない終身刑は日弁連内でも「社会復帰の可能性を閉ざす」との反対意見があり、基本方針は「恩赦」による釈放の余地も残している。
 
日弁連は08年、超党派の国会議員グループが主張する終身刑の導入に「無期刑の事実上の終身刑化をなくし、死刑の存廃について検討せず、新たに終身刑を創設することに反対する」との意見書を出していたが、死刑廃止に向けたステップとして、初めて終身刑の導入方針を打ち出した。
 
死刑廃止検討委員会は、日弁連が昨年10月の人権擁護大会で「死刑廃止についての全社会的議論を呼びかける宣言」を採択したことを受けて発足した。
 
日弁連によると、海外の死刑廃止国では、オランダが恩赦の余地を残した「仮釈放のない終身刑」を採用しているほか、ドイツと英国が仮釈放や有期刑への変更の可能性もある「終身刑」を導入している。
 
【伊藤一郎、長野宏美】
2012/09/06-15:00 毎日新聞
PC:http://mainichi.jp/select/news/20120906k0000e040204000c.html↑
CP:http://zhp.jp/T4DJ↑
 

death penalty system
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=37425016
 
 
“日本人の死刑支持、英団体「4割」 政府調査では85%”
 
死刑を支持する日本人の割合は、政府の世論調査が示す「85%」ほど高くないのでは――。
死刑廃止を目指す英国のNGO団体「デス ペナルティー プロジェクト(DPP)」が12日、こんな内容の研究報告書を公表した。積極的な死刑支持派は4割強だとしている。
 
英国外務省から資金を受けるDPPは2008〜10年、委託した日本の調査会社に登録している20〜49歳の男女から無作為で選んだ計約2万人に、インターネット上でアンケートを実施。結果は、
(1)死刑は絶対にあった方がよい(44%)
(2)あった方がよい(35%)
(3)廃止した方がよい(3%)などとなった。
 
日本政府が09年に実施した世論調査は、成人男女3千人に質問し、約2千人が回答。
このうち85・6%が死刑を容認した。
2月末に初の死刑を執行した谷垣禎一法相も「国民感情からみると、死刑制度は支持されている」と述べた。
 
【西山貴章】
2013/03/13 朝日新聞
http://www.asahi.com/national/update/0312/TKY201303120338.html (CP:http://zhp.jp/F8aT)↑
 

日本における死刑制度:国際的な視点
http://www.ustream.tv/recorded/29920221 (→01:09:30...)
http://mixi.jp/view_bbs_comment.pl?comment_number=281&bbs_id=22277320
 
death penalty
http://mixi.jp/view_community.pl?id=1701930
 
 
“「敵を殺害した」英国王子
なぜ軍人は「殺人罪」に問われないのか?”

イギリス王室のヘンリー王子が「タリバンの兵士を殺害した」と告白したこと大きな反響を呼んでいる。
アフガニスタンで英国軍の攻撃ヘリコプターに搭乗する任務にあたっていたとき、そのような経験をしたとインタビューで答えたのだ。

軍人は、人を殺しても殺人罪に問われないのが普通だ。
「一人を殺せば犯罪者だが、百万人を殺せば英雄だ」というチャップリンの有名な言葉もある。
なぜ、軍人は人を殺しても犯罪にならないのか。
元衆議院議員という経歴をもつ松原脩雄弁護士に聞いた。

●軍人の殺人行為が許されるのは「国家としての正当な行為」だから

「英国王子の軍事行為が殺人罪にならないのは、その行為が『英国国家としての行為』だったからです」。
ズバリそう答える松原弁護士は、なぜそのように言えるのか、次のように段階を追って説明する。

「国家の最も重要な任務は、国民の安全の保障です。
それは、国内的には『治安維持』であり、対外的には『安全保障』と呼ばれます。

治安の維持にしても安全保障にしても、その目的を達成するためには『物理力の行使』、言い換えれば『暴力』が必要となります。

治安維持の観点で見れば、『犯罪鎮圧・逮捕』を主任務とする警察は絶えず物理力を行使していますし、裁判所は『死刑』という名の究極の物理力の行使である殺人を命令しています。

安全保障については、外国に対して、または外国において、軍隊による物理力の行使、すなわち『軍事的戦闘行為』が行われます」

●国家は「暴力の行使」が許される唯一の存在

「こうした治安維持や安全保障において『殺人行為』が行われることが珍しくないのに、これが許されているのは、それらの殺人行為が『国家の行為』であるからなのです。

『国家』というものは、国民の存在を前提としますが、『いかなる形態・方法であれ暴力を使用することについての正統性の根拠である』(マックス・ヴェーバー)とされ、国民には許されない物理力の行使=暴力の行使が、『正義』の名の下に、唯一許される存在なのです。

このようにして英国王子の殺人行為は、それが『英国国家の正当な軍事行為』としてなされたがゆえ、殺人罪にはならず、むしろ『正義をなした英雄的行為』とされているわけです」

なぜ軍人には人を殺すことまで許されているのかについて、松原弁護士は「国家の機能」という観点から説明してくれた。
逆にいえば、「国家」には、それだけの強大な権力が委ねられているので、われわれ「国民」は、国家がどのように行動しているのか、常に監視していかなければいけないということだろう。

(弁護士ドットコム トピックス編集部)
2013/02/07-21:03 弁護士ドットコム
http://www.bengo4.com/topics/183/↑
 

death penalty
http://mixi.jp/view_community.pl?id=1701930
 
 
“死刑:罪悔いる、執行時間14分
占領下の実態、公文書に”

第二次大戦後の占領下で、日本政府が死刑囚46人の刑執行について英文でまとめた公文書が国立国会図書館で確認された。
絞首刑の執行時間は平均約14分だった。
46人の大半が罪を悔いていた旨も記載されていた。
現在、絞首刑にかかる時間など死刑執行に関する情報はほとんど公開されておらず、公文書を見つけた関西大法学部の永田憲史准教授は「死刑制度について議論するための貴重な資料だ」としている。

永田准教授によると、公文書は法務府(現法務省)が連合国軍総司令部(GHQ)に提出した死刑執行前の「起案書」と執行後の「始末書」。
資料を縮小して記録するシート状のマイクロフィッシュに複写され、国立国会図書館の憲政資料室に保管されていた。

1948年7月〜1951年3月に刑が執行された男性死刑囚46人。
死刑執行の開始と終了の時間が記載され、判読できない1人分を除く平均時間は約14分。
最短は10分55秒、最長は21分と最大で約2倍となった。

死刑の執行時間については、死刑の合憲性が争われた裁判で、故古畑種基(たねもと)・東大名誉教授が提出した鑑定書に福岡刑務所での執行時間が引用され、平均約15分だったが、引用元の公文書は公開されていない。
現在も死刑執行に関する文書は作られているが、所要時間など刑執行の詳細は非公開だ。

一方、「始末書」の特記事項の欄には、拘置所の刑務官らが観察した刑執行までの様子などが記されていた。
46人中43人について「罪の意識に苦しんでいた」などと罪を後悔する記載があった。

強盗致死罪の男性(執行時23歳)については、被害者への罪の意識に苦しみ、「執行前に拘置所職員に感謝の言葉を述べた」。
賭博をきっかけに強盗殺人の罪を犯したという男性(同36歳)は、死刑を当然のことと受け入れた上で、執行前に自分の子供に「賭博に手を染めないで」という遺言を残したという。

永田准教授は「裁判員制度で国民が直接、死刑の言い渡しに関与するようになったのに、死刑の情報がほとんど公開されないのはおかしい。
残虐でない死刑の方法を議論するためにも、法務省はできるだけ公開すべきだ」と指摘している。

この公文書に関する永田准教授の著書「GHQ文書が語る日本の死刑執行 公文書から迫る絞首刑の実態」が近く現代人文社から出版される。

【渋江千春】
2013/04/07-11:54 毎日新聞
http://mainichi.jp/select/news/20130407k0000e040156000c.html (CP:http://zhp.jp/6ASu )
 
 
美術展『極限芸術 死刑囚の表現』

鞆の津ミュージアム 〒720-0201 広島県福山市鞆町鞆271-1 (http://abtm.jp/15/7/ )

2013/04/20(土)...06/23(日) 10:00...17:00 月曜・祝祭日翌日休館

http://mixi.jp/view_event.pl?id=74255681
 
 
映画『約束 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯』

日時変動:http://www.yakusoku-nabari.jp/ (CP:http://zhp.jp/U9jS)

場所全国:http://www.yakusoku-nabari.jp/ (CP:http://zhp.jp/U9jS)

http://mixi.jp/view_event.pl?id=74262457
 
 
“袴田事件、再審開始決定=「証拠捏造の疑い」−逮捕から48年・静岡地裁”
2014/03/27-11:57 時事ドットコム http://mixi.jp/view_bbs_comment.pl?comment_number=070&bbs_id=67680557
 
 
“飯塚事件:刑執行の元死刑囚、再審認めず…福岡地裁”
2014/03/31-11:21 毎日新聞 http://mixi.jp/view_bbs_comment.pl?comment_number=005&bbs_id=45318998

Google “飯塚事件 棄却 2014” http://www.google.com/search?q=%E9%A3%AF%E5%A1%9A%E4%BA%8B%E4%BB%B6+%E6%A3%84%E5%8D%B4+2014&btnG=button&hl=ja&gbv=1&tbm=nws
 
 
“薬物注射で死刑失敗 意識回復後に死亡 米オクラホマ州”
2014/05/01-10:08 朝日新聞 http://mixi.jp/view_bbs_comment.pl?comment_number=079&bbs_id=67680557

“絞首刑後に息を吹き返した男、終身刑に減刑か イラン”
2013/10/24-07:31 AFPBB http://mixi.jp/view_bbs_comment.pl?comment_number=080&bbs_id=67680557

“公開処刑直前で中止 遺族が罪許し「平手打ち」 イラン”
2014/04/18 産経新聞 http://mixi.jp/view_bbs_comment.pl?comment_number=080&bbs_id=67680557
 
 
“法務大臣も国民も、死刑制度の問題に逃げずに向き合ってほしい”

2014/07/25-11:52 Huffpost Japan http://mixi.jp/view_bbs_comment.pl?comment_number=087&bbs_id=67680557
 
 
“「終身刑導入でも死刑存続」は半数”
2015/01/24_17:39 NHK

“内閣府調査で死刑容認が 80.3%、各メディアの報道姿勢を比べてみる”
2015/01/24_22:58 IRORIO

http://mixi.jp/view_bbs_comment.pl?comment_number=0090&bbs_id=67680557
 

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