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チベット音楽を守る会コミュの『パッサン・ドルマさんの歌声に思うチベット』

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今日はメンバーの紫梨さんの許可を受け、『パッサン・ドルマさんの歌声に思うチベット』という題の彼女の最近の日記をそのままここに記載させていただきます。彼女の記述は真実です。私は三枚の写真を添えさせていただきます。写真左は昨年ニューヨークのチベット・ハウスU.S.でのパッサン・ドルマ、写真中央は紫梨さんの日記のなかで述べられているパンチェン・ラマ11世のアメリカのウエッブサイトに出ている小さな写真、写真右はこれも同じウエッブサイトにあった牢獄に捕われている様子を描いたイラストです。チベット人歌手の多くがダライ・ラマをはじめ高僧に対して敬愛をこめた歌を歌っています。
紫梨さん、ありがとうございます。
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『パッサン・ドルマさんの歌声に思うチベット』 紫梨さんの日記より

先月半ば、ニューヨーク在住のマイミクさんより、わが家にCDとDVDが届きました
パッサン・ドルマさんというインド出身の女性の歌声とマイミクさんとの日本でのコンサートの模様を収録したものです。。。
本当は母に届いたのですが、私が横取りしましたぁ〜

パッサン・ドルマさんは、舞踊音楽団でチベット古典音楽を学ばれた方で、民族衣装をまとってステージに立たれる姿はとてもステキです。
その美しい声は「天女の声」とも賞され、1992年にはダライ・ラマ法王の前でも歌声を披露されたのだそうです。
初めて彼女の歌声に触れた時は、全身鳥肌ものでした
人の想いや様々な情景が浮かんでくるのです。
「心を伝える」という表現がピッタリだなぁ〜という気がしました
日本公演DVDの中ではマイミクさんがチベット三味線を弾かれています。
彼女の歌と相まって深く深く心に染みいる音色です。

チベットは、もともと独立国家であったのを、1950年頃から中国軍が占領を始め、現在は中国に併合された形になっています。

1260年、チンギス・ハーンの孫であるフビライ・ハーンは元王朝を建てチベット仏教との深い関わりを持ちました。
この関わりは純粋に宗教的な繋がりであったのに、
1717年、清王朝のツェワンラプタンは、突然のチベット侵攻を実行したという史実があります。
この清王朝は、当時のダライ・ラマ6世を廃し、自らが選んだ人物を7世として即位させようと画策しましたが、それは叶いませんでした。

しかし、1950年以降の中国は、政治的・宗教的・思想的な背景での
チベットに対する差別や文化(文化遺産や文化的思想)の破壊という卑劣な行為を平然と行っていることは、あまり知られていない事実なのです。
私自身もチベットに対する浅い知識しか持っていない中で、チベット=ダライ・ラマ法王という等式が漠然と浮かびます。

現在のダライ・ラマ法王は、1世のゲンドゥン・ドゥプから数えて14世です。
チベット仏教の教えでは、生きとし生ける全てのものは輪廻転生すると考えられていると聞きます。
輪廻転生とは、肉体は滅びても魂は永久に生き続ける。というものだと私自身は認識しています。

さらに、フッとよぎったかすかな記憶に、
ダライ・ラマ法王の輪廻転生に関係のある少年が、中国政府に拘束された!!という内容のTV報道があります。

この少年は、1995年5月14日に、パンチェ・ラマ11世として現ダライ・ラマ法王に公式に認められた、当時6歳のゲンドゥン・チューキ・ニマ君です。。。
この少年と両親は、公式発表の数日後に中国警察に拘引された・・・と言われています。
「世界最年少の政治囚」というのがその報道内容でした。。。

パンチェ・ラマとは、チベットの文化や宗教においてダライ・ラマ法王に次ぐ存在であり、次のダライ・ラマ法王を認定する資格を有します。

1996年6月に中国政府は、ゲンドゥン・チューキ・ニマ君を拘留していることを認めていますが、その時以降も彼の自由はありません。
現在の彼がどのように暮らしているのか知る術もないのだそうです。
チベット亡命政府や諸外国の政府機関等が、彼の現状を公表するように中国政府へ求める活動を続けているそうなのですが、
中国政府は応じる意志は全くない!というのが実状のようです。。。


私の中でのチベットは、憧れの地でありロマンをかき立てる地でありました。
パッサン・ドルマさんの歌声に触れ、チベットを愛してやまない方のマイミクに加えて頂き
本当のチベットを見つめる機会をもらったんだなぁ〜と
心から感謝したいと思っています

ちなみに。。。
チベット仏教におけるダライ・ラマは観音菩薩の化身であり、
パンチェ・ラマは阿弥陀仏の化身であると信じられています。。。

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