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『世界の肖像』コミュの「赤ちゃんは、男の子でした。」

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8歳の女の子、ハワ(Hawa Dumbuya)ちゃんのところへ
血に染まったナタを持った男がやって来て、
無理やり、森の奥へと連れ去った。


そして、男は、
8歳のハワちゃんを「妻」にした。

1998年のことだった。


この男の名は、
イッサ・ハッサン・セサイ(Issa Hassan Sesay)。

1991年から2002年まで、
アフリカの西の国
シエラレオネで、
ダイヤモンドの富を求めて、
内戦を繰り広げていた組織RUFの
最高司令官の1人だった。


それから4年間、
ハワちゃんは、「妻」という名の奴隷として、
昼は働かされ、
夜は、虐待、レイプ続けた。


「私が、犯されるのを拒むと、
 イッサは、私を殺すと言いました。

 私の両親も、
 殺されてしまいました。

 私には、何もできませんでした。


 イッサは、私に、重い荷物を運ばせたりしましたが、
 私ができなかったりすると、
 殴ったり、彼の部下を差し向けたりしました。」


やがて、イッサは、
8歳のハワちゃんに、
銃を手渡した。


「私は、戦いたくありませんでした。

 だから、拒否しようしたら、
 イッサは、私を殴り、
 殺すぞと言いました。」


「私は、銃を持ちました。
 でも、人は殺さなかった。


 あるとき、兵士たちが、
 村を襲ったときに、妊婦を捕まえました。

 そして、兵士たちは、その妊婦のおなかの子が、
 男の子か、女の子か、賭け始めました。

 そして、兵士たちは、私に、
 その妊婦を撃つように言いました。

 でも、私が、そうしなかったので、
 兵士は、私の足を撃ちました。」


ハワちゃんの足の脛には、
その傷が、しっかりと残っている。


「兵士たちは、
 泣き叫ぶ、妊婦を押さえつけると、
 下から上へ、
 おなかを切り裂きました。

 出てきた赤ちゃんは、
 男の子でした。


 そして、兵士たちは、
 お母さんと赤ちゃんを殺しました。」




2003年3月7日、
イッサ・ハッサン・セサイは逮捕され、
国連のサポートする
シエラレオネ特別裁判所に送られた。

そして、昨日、2009年1月24日、
シエラレオネ特別裁判所は、
イッサ・ハッサン・セサイに対し、
起訴された18の罪のうち、
一般市民に対する殺人、レイプ、身体の切断、強制結婚など、
16項目で有罪を宣告した。



シエラレオネでは、
1991年から2002年の間の内戦で、
12万人が殺され、
そして、数万人が、手や足、
鼻や耳を切り落とされた。


ハワちゃんは、
内戦中に連れ去られ、
セックスなどの奴隷とされた
6000人の女の子の1人だ。


ハワちゃんは、18歳。

悪名高い人殺し集団RUFの「妻」として、
人々から、拒まれ、

ハワちゃんは、一人ぼっちで生きている。

-------------
関連リンク
BBC
S Leone trio guilty of war crimes
http://news.bbc.co.uk/2/hi/africa/7910841.stm

New York Times
Sierra Leone: Rebel Leaders Convicted
http://www.nytimes.com/2009/02/26/world/africa/26briefs-REBELLEADERS_BRF.html

Times Online
Sierra Leone have their say
http://www.timesonline.co.uk/tol/news/world/africa/article4129610.ece

CBS
Sierra Leone Leaders Guilty Of War Crimes
http://www.cbsnews.com/stories/2009/02/25/world/main4828619.shtml

ワシントン・ポスト
3 Sierra Leoneans Guilty Of Multiple War Crimes
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2009/02/25/AR2009022500413.html

NPOプランの「Because I am a Girl」キャンペーン
Inside the RUF: at last the child soldiers of Sierra Leone have their say
http://www.plan-uk.org/becauseiamagirl/becausenews/childsoldiers/




-------------
『世界の肖像』よりシエラレオネ関連
ここで死ぬかしかないんだ
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=28961891&comm_id=1808806

2万6000人の赤ちゃん
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=27358568&comm_id=1808806

患者の生きる権利であり、医師の義務である
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=23812581&comm_id=1808806

「みんな、わたしを見捨てたわ。」
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=21090192&comm_id=1808806

「赤ちゃんとお母さん」という当たり前の幸せなシーン
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=20831541&comm_id=1808806

♪♪ブラッド・ダイヤモンドの予備知識♪♪
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=16993664&comm_id=1808806

男の子とビスケット
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=16284187&comm_id=1808806

アフリカのヨイトマケの唄
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=16177118&comm_id=1808806

ダイヤモンドと愉快な仲間たちの物語
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=15732511&comm_id=1808806

『パパの手を切らないで!』
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=292180097&owner_id=5766188


-------------
写真
1.
ハワ(Hawa Dumbuya)ちゃん
2.
イッサ・ハッサン・セサイIssa Sesay, 38と、
この裁判で、同じく有罪となった
Morris Kallon, 45、そして、Augustine Gbao, 60
3.
RUFに腕を切り落とされた子ども

コメント(51)

世界人類が平和でありますように

オーム ナマッ シヴァーイャ
良心が欠損している獣のような人間たち。
神は何故こんなイッサのような人間たちをほおっておいたのでしょう。
それとも創造したのは悪魔なのか?

惨すぎる話です↓

「兵士たちは、
 泣き叫ぶ、妊婦を押さえつけると、
 下から上へ、
 おなかを切り裂きました。

 出てきた赤ちゃんは、
 男の子でした。

 そして、兵士たちは、
 お母さんと赤ちゃんを殺しました。」

何の意味があってこんなに惨いことができるのか?
猟奇的な殺戮をする兵士
戦争は人の神経をおかしくさせてしまう
これも同じ人間かと思うと嫌になる
いつまでこんなことを繰り返すのだろう!

愚かにもほどがある、惨すぎる。
非現実的にしか感じられないひどすぎる現実・・知ることで何になるのかと、自分には何にも出来ない、でも何か出来たらと願うこの私も人間で、自然も生き物も、そして人間も不条理に壊しているのも人間。言葉を失い、コメントがうまく出来ません。
とてもつい最近の出来事ですよね。
私がここでなんの悩みもなくのほほんと暮らしていたそんなときに
彼女達はそんな目にあっていたんですね。
8歳といえば、私の子供と同じ年頃です。それを想像しただけで
背筋が冷たくなります。
自分はなんて幸せなんだろう・・・

小さなコトでくよくよしてた自分が恥ずかしくなりました
こういう事実に触れた時、何も出来ない自分にもどかしさを感じてしまいます。

なぜ、人はここまで残酷になれるのでしょうね・・・。
この写真の子、うちの子供と同い年くらいだろうか、
そう思ったら涙が止まりません。
あまりに酷い。
ほんとうに。
私に出来ることは何なんでしょうか?
黙認も罪だと自問してしまいます。
目を向ける、耳を傾ける、そして自らに問いかける。何が出来るかを。
何もしないのは辛いですから。
いつも大変貴重な情報をありがとうございます。
同じ女性として、一人の母として、このようなことを知るととても苦しいです。

でもかわいそうと思うことはやめておきます。

ただただ彼らが希望を捨てないで、恐れず一歩を踏み出してほしい。彼らの前途に光がさしますように。
ハワちゃんのあまりにも、むごすぎる8歳からの10年。そしてその後。
彼女の歩まされてきた、その実態を知らない人々から拒まれて一人ぼっち。

18歳、今の日本だったら社会人か高3か大1なのか。

6000人..
あまりの出来事を前にして、無力というよりも恐れを感じます。
でも未だ何か出来るかも、という希望はすてません。

ハワちゃん、
良く頑張ってきたね…

10年と言う永遠に感じられるような地獄の日々を…
良く生き延びてこれたね…


もしもわたしがシエラレオネで生まれていたら、

あなたが、わたしだったかも知れないね…


ごめんね、ハワちゃん…

わたしは、たまたま日本に生まれたと言うだけで

あなたから観たら、
わたしは奇跡のような幸せな生活をしているのに、
当たり前という感覚に麻痺し、感謝する心さえどこかに置き去りにしていたかも知れない…


ハワちゃん、あなたの痛みを少しでもわたしに預けたら

あなたは笑顔を取り戻すことが出来るでしょうか…

逢えなくても、
わたしはあなたのことを思ってる…

あなたのような大変な思いをしている幼い子どもたちが、今この瞬間もいることを

決して忘れない…
ミッシェルさん

 世界には、ホントにひどいむごたらしい話が蔓延してますね。でも、一件残酷そうに見えなくても、沢山の人々を苦境に満ちた世界に落とし込むような仕掛けの方が、実はもっとむごいように感じるこの頃です。

 日本では裁判員制度が、今年の5月から始まります。審理の折りに大型モニターで、殺人の再現ビデオを見せたり、死体写真を証拠として見せたりするようです。そうした判り易いビジュアル・メッセージは、インパクトも強く、真実を曇らせる力があります。

 ますます冤罪が増えそうな気がします。

 最近は、そんなことばかりが気になっています。

 ではでは ヨッシー
「兵士たちは、
 泣き叫ぶ、妊婦を押さえつけると、
 下から上へ、
 おなかを切り裂きました。

 出てきた赤ちゃんは、
 男の子でした。

 そして、兵士たちは、
 お母さんと赤ちゃんを殺しました。」


確かに、残酷で許せなくて、あってはならないことですけれども、

昔、日本兵も、各地で、同じ事をしたというではありませんか。

アフリカだけの特別な話ではないと思います。

日本にも、中国にも、韓国にも、フランスにも、ドイツにも、スペインにも、イギリスにも、アメリカにも、ありとあらゆる国に同様に、同じ事ができる資質をもっている人間は必ずいるし(環境に応じてそれが現実に実行されるかどうかは別として)、同様に、国籍には全く関係なく、どんな状況におかれようと、そのような残酷なことは絶対にできない人間は必ずいる。

ただ、私が怖いと思うのは、置かれた状況次第で、どちらにも傾く人間が、かなり大勢いるのではないか・・・ということ。

そして、この「状況によってどちら側にでも傾く人々」の数は、その国の民度とか教育・文化の発展のレベルによって決まるから、国によってかなり差が出るのではないかなぁ、と思う。

日本社会は、日本人は、どうなんでしょうねぇ。

どちらかというと、どっちに転がる集団なのでしょうか。

自分をとりまく殆どの人が「黒」という時、自分一人だけ立ち上がって「白」と主張する自信はありますか?
こんなにも胸が苦しいのに、
自分がどうしたらいいのか、
何ができるのか、
分からないのが辛いです。

「タンザニアの子供たちに何かしたい」
と言ってくれる人に、いつも、
「まずは隣の人に優しくしてあげてください。
 それが周り回ってタンザニアまで届くと思います。」
と言っています。そう信じています。

でも、今この瞬間、助けを必要としている人に、
なにか出来ることは無いのでしょうか・・・。

怒りでワナワナしますね☆
「絶対許さん」と「彼女の心」の綱引きに
胸が一杯になります!

正しいと思うことをするのは
時として命がけです。
今の日本においてもそう。もっとわかりにくい形ですが。

一人でもあきらめずに貫いて生きられるか、
私自身の問題です。
25の方のコメントに同感しています。

右左どちらに転がるか、確かに心配です。
人間性とは何なのか、という根本的なことを考える必要があります。

暴力は個人であれ国家であれ同じこと
いかなる理由があっても暴力を止めさせる主張をすること

暴力は絶対にいけない!

このことしかないのでしょう、そう思います。
私も、暴力や嘘や怒鳴り声のない世界で暮らしたいと思います。

世界中の誰もが安心してく暮らせる世界を願います。
目を反らさない

受け止める

一生懸命生きる

ありがとう
この悲劇は・日本人も戦時中行った好意と同じだと思う
常に戦争は狂人を生み出す・この真実を覆い隠すと
まったく同じことが繰り返されるだろう・私たちは
アフガニスタン援助と同時に常に自分達の犯した過ちをも
次世代に知らせる責任を採る義務が有ると思う
戦争・紛争中のこうした行為に、なんとか歯止めをかけられないでしょうか。異常状態での人間の心理とは、そこまで荒んでしまうのか。

やはり食と医療と教育の普及が急がれますね。
暴力は行動だけではないし、言葉だけでもないのです。

無視する事、無かった事、知らなかったふり。

それらも、立派な暴力だと思います。
苦しいです。
ハワちゃん...綺麗な方ですね。

過去、奴隷として扱われていた人間も、
同じような経験をしていたのでしょうか。

加害者は、何を見て生きてきたのだろう。...
人は、人の中にいなければ人にならざる生き物。

この悲劇は、シエラレオネの歴史のどの辺から続いているものなのだろう。

残酷に・・冷酷に・・そして心を奪われ人を傷つける。
なぜ人はここまで冷酷になれるのでしょう。
人を傷つけ、殺してしまう人。
その人には人の心はもう無いのでしょうか。
ならば、なぜ無くなってしまったのでしょう。
それを見つけなければ真の過ちは見つからないのでは。。

長い辛い日々を過ごしながらも今もまだ生きているハワちゃん・・。
きっといつか心から本当に笑える日が来て欲しいです。

ミッシェルさん。
いつもありがとうございます。(コメント遅くなりました)
ダイヤは買わないと思ってたのに婚約指輪は
誕生石が似合わなくてダイヤにしちゃったげっそり
なんで流されちゃったんだろう。

ここ見たあと「子どもの笑顔を奪う貧困の仕組み」
コミュに入りました。
ハワちゃんとどうやってコンタクトしたのですか?
助けるとか、倫理教育とかできないのでしょうか?

子供だから、
子供じゃなくても、なかなか逃れることの困難な環境があります。ハワちゃんも
いろいろありすぎたら、人を信じることすら大変なことでしょう。(わたしも信じることが難しいです)

1日もはやく
素敵な毎日をおくれるようにとおもいます。


ミッシェルさんの、文章だけでも、深く考えさせられましたが、
皆さんのコメントを読んで、更に、深く深く考えさせられました。

人の弱さが集まると、脅威になるんですね。
でも、結局どっちも良いことではなく…弱さは結局弱さなんですよね。

それから、この愚行は、皆さんがおっしゃってる通り、日本でもあったことで、
止める事のできない事なのかと悲観的になってしまいましたが、
でも、今は、こうしてミッシェルさんの様に、事実を伝えてくれる人々がいて、
そんな情報に触れることができた私たちは、自分がそんな状況に置かれた時に、
なんとか理性を保つことができるんじゃないかと、
微々たる可能性ですけど…
ちょっとだけ、人類の未来が明るく見える気がしています。

いつも、貴重な情報を共有して下さって、ありがとうございます。
また、おじゃまさせてください!
ミシェルさん、私たちは見るに耐えない、聞くに耐えない、
吐きそうな「肖像」をこの先どれ程見なければいけないのでしょう。

遠い世界の出来事!?と責任逃れなんか出来ないと思います。
ダイヤモンドの、石油の、金の、水の、・・・・その先にある利権とあまりにも不公平な豊かな暮らし。
一方で誰かの途方もない不幸。
いろんなことが、今のこことも複雑に巧妙に絡み合って狂気は隠される。


無関心や無知は、容易く狂気に加担します。
だから、この吐きそうな世界の肖像を私は直視しなければいけないのですね・・・

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