ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

『世界の肖像』コミュの「あの日、彼らに殺されていれば良かった・・・」

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
1990年、アフリカの小さな国で起こった紛争は、
やがて、世界を驚愕させる惨事に発展した。

1994年、4月からの100日間に、
80万人もの
ツチ族とフツ族の穏健派の人々が殺されたルワンダの虐殺だ。


やがて、ツチ族がルワンダを制圧し、
ルワンダでの虐殺は収まって行った。


しかし、ツチ族からの報復を恐れて、
大量のフツ族の人々が、国外へ・・・
・・・特に、当時のザイール、
今のコンゴ民主共和国の東部へと逃れて行った。

そして、その中には、
インテラハムウェ(Interahamwe)と呼ばれる、
虐殺を扇動した
フツ族の武装組織も含まれていた。



コンゴ民主共和国の東部に暮らす
ザワディ・モンガーン(Zawadi Mongane)さんの村へ
ある日、インテラハムウェがやってきた。


ザワディさんは、夫や3人の子どもたち、
そして、村人50人ほどと一緒に、
ジャングルにある
インテラハムウェの拠点へと連れて行かれた。


そこで、インテラハムウェは、
村のリーダーやその関係者たちに対し
立ち上がるように命令した。

そして、立ち上がった者たちを、
人々の目の前で、
ナイフで、切り裂いていった。



それからの日々は、殺戮とレイプの日々だった。


ザワディさんの夫も殺された。

ザワディさんの兄弟は、
ザワディさんをレイプするように命じられ、
それを断ると、ナタで首を切り落とされた。


ザワディさんも、19人にレイプされた後、
彼女の2人の子どもは、
彼女の目の前で殺された。


さらに、インテラハムウェは、
ザワディさんから、
彼女が、おぶっていた赤ちゃんを取り上げ、
その子の首にロープを巻いた。


そして、インテラハムウェは、
ザワディさんに、
そのロープを引くように命令した。


「わたしには、
 連れ去られずに残された、
 もう1人の子どもがいました。
 
 わたしは、その子のために生きようと思いました。」
 

ザワディさんは、
赤ちゃんの首に巻かれたロープを引いた。


赤ちゃんは、息絶えた。



・・・これは、昨年、2007年4月に、
BBCの記者、マイク・トムソン(Mike Thomson)の
インタビューの中で、
ザワディさんが語ったことだった。

レイプ被害生存者のための医療施設で、
ザワディさんは、1時間泣き崩れながら
これを語った。



およそ1年後の今年3月、
トムソンは、
再び、彼女のもとを訪れた。


ザワディさんは、いまだに自分の村には戻らず、
数メートルほどの小さな土造りの小屋に、
5歳の娘と暮らしていた。



トムソンの最初の印象では、
ザワディさんは、前回会ったときよりも
元気になったように見えた。

しかし、身体の健康そうな状態とは裏腹に、
「心の状態は、まったく違っていた。」

トムソンは、そう語っている。

「ザワディさんの瞳は、インタビューの間中、
 1点を見つめ続け、
 わたしを見ることは、ほとんどなかった。
 
 その表情は、
 ザワディさんの家族の中で、たった一人生き残った
 娘を抱きしめるときも変わらなかった。」


「あの日、わたしは、
 彼らに殺されていれば良かった・・・」
 
ザワディさんは、インタビューの中でそうつぶやいた。



ザワディさんが、自分の村へ帰れないのには理由がある。

一つは、
レイプされた女は、一族の"恥"とされ、
また、"HIV/エイズ"の感染源として、
家族や村人から、村を追い出される。


そして、もう一つは、
いまだに、インテラハムウェが、
あの地域に居付いているからだ。


「彼らが、また、わたしを
 レイプするんじゃないかと恐れています。

 そして、この娘に対しても、
 同じことをすることをするんじゃないかって・・・」
 
ザワディさんは、言う。

「わたしは、この子よりも幼い子が、
 レイプされているのを見ました。」



ザワディさんは、インタビューの中で、
「あなたは、未来に対して、どんな望みがありますか?」との
質問に対して、
彼女は、首を振りながら、こう答えた。

「わたしは、十分に打ちのめされました。
 人生には何もありません。
 未来には、何一つ見ることはできません。」


今、ザワディさんが見る事のできる夢は、
あの赤ちゃんを殺したときの夢だけだ。



このレポートをしたトムソンは、こう語っている。


「ザワディさんの恐ろしい話は、
 わたしにとって、とてもショックでした。
 
 しかし、コンゴのこの地域の人々にとっては、
 これは、特殊な話ではないのです。」



コンゴ民主共和国では、
1998年から始まった戦争と、
それによって引き起こされた飢餓、病気などで、
和平が締結される2002年までの5年間に、
300万人とも400万人とも言われる人々が死んだ。


だが和平が締結された後も、国は崩壊したままだ。

暴力、貧困、栄養失調、そして、医療の不足により
毎月、4万5千人が死んでいる。

今年1月、
戦争が始まった1998年からの死者の数は、
540万人に達したと、
国際的な人道支援団体
「International Rescue Committee」は発表した。



このインタビューの中で、
将来、何に成りたいかを聞かれた
5歳のザワディさんの娘は、次のように答えた。

「わたしはお医者さんに成りたいの」

 そうすれば、わたしが、
 お母さんを助けてあげられるから」



-------------------------------------------------------------
関連リンク
BBC
In search of Zawadi
http://news.bbc.co.uk/2/hi/africa/7340074.stm

ザワディさんの音声レポート
http://news.bbc.co.uk/player/nol/newsid_7340000/newsid_7340800/7340834.stm

nternational Rescue Committee
コンゴの無視されている540万人の死
http://www.theirc.org/news/irc-study-shows-congos0122.html


-----------------------------------------------------------
『世界の肖像』より
すべてを奪われ、あとは悲しみだけ…
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=231999418&owner_id=5766188

「おまえは、兵士になるか」
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=272918005&owner_id=5766188

子どもたちは戦場へ行った
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=273765222&owner_id=5766188

少女の涙
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=15925788&comm_id=1808806

コンゴ民主共和国の「子ども議会」
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=22244618&comm_id=1808806

「犬のように生きているの。」
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=28318712&comm_id=1808806


-----------------------------------------------------------
写真
1.ザワディさんと5歳の子ども



コメント(97)

ザワディさんを救う事ができるのは
5歳の娘さんただ一人かもしれません。
いつまでこんなことが続くのか。
日本に投下された
原爆に使用されたウランは
コンゴの大地から「輸出」(もうけたのはベルギー)された事も
忘れずにいましょう。
このトピックを読んで起こる感情を言葉でどう表したらよいのかわかりません。
私なら確実に死を選んでいたと思います。
我が子を守るために生きていくことを選択したサワディさんは強いと思います。
彼女のように苦しんでいる人々に私達が何をしてあげられるのか、今の私には募金とか寄付とかそんなことしか思いつかないのが辛いです。
せめて、このような陰惨な出来事が私達の住む同じ世界にある人にとっては日常のこととしてあるのだということを忘れず、積極的に目を向け、考えて行かなくてはと思いました。
皆さま

わたしは このように考えたいと思います。

「自分たちが被害に遭った当事者でなくて好かった、、、
 恵まれている、、、」
  
というよりは

「実際に手を下す鬼」にならずに 済んでいる私たちは

まだ 幸せだという方が 適切かもしれません。


それに気付いたら
出来ることは 山ほどあるのではないかと 思うのです。


まず たった一人だけで活動するよりは
よりよく学ぶために
ドキュメンタリー映画や 講演会・写真展などにも
積極的に 出掛けるようにすれば
有志にもたくさん出会えますよねるんるん

今から始める方は
ちょっとずつ
「自分はこんな活動を始めてみました」
みたいな 個人ブログなど (言わずもがな MIXI などね〜)で
”カミングアウト”することを おススメしたいと思います。

尊敬するジャーナリストの方方は 警鐘を鳴らします。

「間違っていることを 間違っていると 声にして言えない世の中」だと。

そうではないのだ。 自分だって こう思っているのだということを
まだ 声に出来ない人にも 知らせてあげられる。

勇気が出るんですよね〜。



あっきーさんの言葉ですが・・・

<憎しみなくして起こし得ない行動のように思えるが、
単なる快楽の追求なのだろうか。 >


きっと
違うと思います。


違うというと語弊がありますが
狂気こそ
ヒトを狂わせる要因なのだと確信しています。


戦争、
貧困、
虐待、
これらがヒトを狂わせるんですよ。


稀に、モンスターのようなナチュラル・ボーン・キラーズが生まれますが
根本的にヒトは、生まれた環境、生育した環境によって心の成熟度が変わる気がします。


遺伝子も重要ですが、
後天的な教育こそ大事なのだと思うのですよ。

まぁ
ここに書き込みできる事自体
幸せで、恵まれていると思われるわけですが・・・
こんな残酷な事が未だに行われていることに、ショックを受けました。
同じ地球上に住みながら、生きることもままならない人達と、贅沢三昧している私達との違いは何なのでしょう。

残虐行為を知りつつ、何も出来ない私達。
私達がそのような国に寄付をしても、そのお金が正当に使われる保証は全くありません。
だからと言って何もしないのは、見殺しにしているのと同じかも知れません。
これを読み終わって
サワディさんの深い悲しみが少しでも穏やかになるように
手を握り締めて祈らずにはいられませんでした。

世界には信じられない事実がごろごろと転がっている。
私は少しでも自分にできることをしていきたい。

衝撃を受けました。

自分の日記に張らせていただきました。
事後報告で申し訳ありません。

私は戦争をしないことを約束した国で生きています。
そのことを誇りに思います。

やれることからやってみようと思います。
ショックです(/_;)。


戦争や侵略がこういう形で一族や個人の生活や幸せをも破壊・破滅させていくと言う事が、何の権利があるのか、怒りで体が震えました。


沖縄の集団自決の件も、軍部の強制で、一家や隣人同志で殺し合わなければならなかった悲惨さ。


命令に逆らえば自分の命も約束されない事を思えば、殺人やレイプも・・・
まさに生き地獄です。


《お医者さんになってお母さんを助けたい・・・》と夢を持つ子供の言葉に、せめてもの救いがありました。
ミッシェルさん

私は何も知りませんでした。
読み進めるほど、鳥肌と涙があふれました。

知ることから始まると思いました。
そして、私が出来ることは、多くの友人に真実を教えてあげることです。

私の人生観が少し変わり始めました。

教えてくださって、ありがとうございます。
そして、これからも、もっとたくさんのメッセージを掲載してください。

本当に感謝いたしますクローバー
この世界こそ地獄だと、切に思います。

なぜこんな世界になってしまったのか、なぜ自分たちはこの世界を、こんな地獄にしてしまったのか。

紛争、戦争、飢餓、貧困、広範囲の感染病、殺戮、虐殺など、人々の心身も健康も、生命すらも蝕んで、奪い去ってゆく脅威の源になっているのは、それらの脅威を日々生み出しているのは、ほかでもない自分たちなんだと思います。

自分たちの一挙手一投足、行為のひとつひとつ、発する言葉のひとつひとつが、そして心に思うことのひとつひとつの積み重ねが、その積み重ねのしわ寄せが、彼らの苦しみになり、流される血になり、乾くことのない涙になり、彼らの肉を引き裂き、生命を奪い去る地獄の源そのものなんだと、強く感じます。

彼らは次々に死んでゆき、殺されていき、天国に還ってゆきます。

彼らを殺し続けてしまった私たちは、天国に帰れるのでしょうか。

神よ、私たちも還れるのでしょうか。
5歳以下の子供をレイプって―ショックです。

このような人達に
こんな環境下で少しの幸せを感じる時があったらいい。
太陽の光の煌きとか
涼しい風を感じる時とか
そんな時が365日のうちの一瞬でもあることを切に希望するし、
人間にはそんな底力があることを深く望む。
ジェノサイドの裏に、こんな事も隠されていたとはまったく知りませんでした。

ホントにショックですし、こういったことがそもそもメディアで伝えられて来なかったのか、
それとも自分が単に無関心だったために知らずにいたのか?

言葉が続きません・・・
無知な私。無力な私。でも、一生懸命生きて、自分に出来る事を少しずつでいいから生涯かけてやっていきたい。

距離が遠くて見えない所で起こっていることでも

ちゃんと受け止めていこうと思う

ミッシェルさん、ありがとう
ホントにむなしいです!
自分の事で精一杯で、何もできない自分が。。。
ひとりでも多くの人に知ってもらうためにがんばります!
気が狂いそうな思いで読ませてもらいました。
僕には今月で1歳になる息子がいるのですが、読んでいる最中に何度も息子の顔が思い浮かびました。
死よりも辛い経験であることが容易に想像できます。
僕らには何ができるのでしょうか
ショックでした
そしていまの自分(パワハラが原因のパニック障害もち)なんてたいしたことないとおもえる。だって生きているから

日記に張らせていただきます

私にできることってなんだろうか??
神様はいるのだろうか・・・

残酷な事実に涙する事しかできない自分。

助けてあげたい・・・
村人ぼうぜん、コンゴで略奪
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=880883&media_id=2

 【カニャバヨンガ(コンゴ民主共和国東部)田中龍士】山あいの農村キミナは、焦げたにおいが漂っていた。6日夜、家65軒が武装勢力に焼かれた。「子どもらに食べ物や服を与えてやれず、情けない」。カマテ・ジョゼフさん(64)が肩を落とす。4日間で口にしたのは小麦粉と砂糖を湯で溶いた飲み物だけだ。

 コンゴ民主共和国(旧ザイール)東部の北キブ州カニャバヨンガ周辺は武装勢力の根城。鎮圧のために、肩に銃をかけた政府軍の兵士が数キロおきに路上に立つ。ルオフ村では4月中旬、255軒が焼かれ、コベンキ・カブーちゃん(2)ら7人が死亡した。「なぜ襲われたのか」。兄カテンボ・チャンボクさん(19)が目頭を押さえた。

 襲撃の目的は略奪。鉱物資源の不法搾取を続けてきた勢力の一掃を目指す政府軍に圧力をかける狙いもあるといい、政府軍も住民を略奪の標的にしてきたとも指摘されている。

-------------------
『世界の肖像』よりDRコンゴ関連
「あの日、彼らに殺されていれば良かった・・・」
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=30099780&comm_id=1808806

「犬のように生きているの。」
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=28318712&comm_id=1808806

コンゴ民主共和国の「子ども議会」
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=22244618&comm_id=1808806

少女の涙
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=15925788&comm_id=1808806

子どもたちは戦場へ行った
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=273765222&owner_id=5766188

「おまえは、兵士になるか」
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=272918005&owner_id=5766188

「友だちができたよ。僕たちは、一緒に遊ぶんだ。」
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=235945058&owner_id=5766188

すべてを奪われ、あとは悲しみだけ…
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=231999418&owner_id=5766188

-------------------
コンゴやルワンダの紛争はケータイなどの電子機器に使用されるレアメタルがきっと一因なのですね。
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2572494/3812001
こうやって書き込むために使うPCにもコンゴのコバルトが使われているのでしょう。
生活必需品でないものを大量に売りさばこうとするメーカー。そして、新製品を待ち望んでいる消費者の知らないところでおぞましいことが進行するこのような構図が、直線的に発展しようとする大量消費文明社会のいたるところでおこっているのだと思います。

未来は現在の延長線上にはなく、根本的に異なる社会を創造し直さなければならないとき来ているのだと思います。急速に発展してきた現在の世界は、極めて異常なのだと思います。
時間普遍的な思想を再構築しましょう。



人が一番 残酷や。。。

日記に貼らせていただきます。
ルワンダの虐殺については学んだり考えたりしているけど、コンゴで今も虐殺やレイプが続いていることは知らなかった。
10年で540万人って・・・。毎月4万5千人が亡くなるなんて・・・。
想像しきれない恐怖と絶望、飢え。
知らなきゃ。
今年に入って、政府軍、反政府軍、ルワンダ・フツ族の過激派が入り乱れての紛争が拡大していると伝えられています。
また、人権保護をする人たち(NGOなど)の活動も制限され、ジャーナリストは政府の不利になるようなことを伝えると殺されたり、逮捕されたりしています。

1960年の独立以来、コンゴは東西冷戦の煽りを受け(コンゴ動乱)、独裁者に虐げられ(ザイール時代)、そして未だに内戦は続いています。

原因は“利権”です。

よしだだいさんが書かれたように、携帯やiPod・・・、私たちの生活に当たり前のようにあるものは、
ザワディさんのような方々とは切っても切れないものなのですね。

“たまたま”ザワディさんはコンゴに生まれ、“たまたま”私は日本で生まれた。
ただ、それだけなのに。

 
“虐殺で親亡くした子供の今昔、世界震撼させたルワンダ大虐殺から20年”

2014/04/06-06:01 Narinari.com http://mixi.jp/view_bbs_comment.pl?comment_number=026&bbs_id=68288537
 
まだまだ終わりは無いんですね。一つの国二つの民族。どうして対決すんだろう。利権絡みかな。
今どうなっているか気になって少し調べてみました。
以下転載
コンゴにおける反政府組織(2012年現在)

FDLR(ルワンダ解放民主軍(Democratic Forces for the Liberation of Rwanda)):
1994年のルワンダ虐殺後、隣国で難民となったフツ族を中心に難民キャンプで結成された武装組織。ルワンダへの帰還を組織の目的に掲げ、コンゴ国境内で活動。2010年にはコンゴによる掃討作戦(Umoja Wetu)、国連Monucとの共同作戦(Kamia II)に引き続き、コンゴとルワンダ両国軍の共同掃討作戦(Operation Amani Leo)が行われ、また国連MONUCによる武装解除ミッションもおこなわれている。
2009年11月にFDLRリーダーのIgnace Mruwanashyakaがドイツにて逮捕された。

(Ignace Mruwanashyaka)

その後2010年9月28日には国際刑事裁判所(ICC)において、情報戦において主要な役割を果たしたといわれるCallixte Mbarushimanaが起訴され、フランスにおいて2010年10月に逮捕、2011年1月25日にICCに引き渡された。しかし2011年12月24日に犯罪事実確認手続きにおいて証拠不十分につき事件は却下され、Mbarushimanaはフランスで釈放されたが、フランス当局によって訴追が行われている。


(Callixte Mbarushimana)

またFDLRの「軍隊」であるFOCAのリーダーSylvestre Mudacumuraに対し、2012年7月13日にICC逮捕状がだされた。Mudacumuraは依然としてコンゴ領域内に潜伏していると疑われている。

(Sylvestre Mudacumura)




映画「ホテルルワンダ」のモデルとなったポール・ルセサバギナは、
同映画によって得た収入をFDLRに送ったとしてルワンダのカガメ大統領に批判された。

真偽のほどは定かではないが、ポールはジェノサイド実行者側の民族フツ族であったにもかかわらずツチ族を虐殺から守るべくホテルにかくまった。なのになぜジェノサイド後追い払われたフツ族によって構成されているFDLRに資金提供したのでしょう?

http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/africaandindianocean/rwanda/8092926/Hotel-Rwanda-inspiration-accused-of-funding-terrorism.html

http://blog.livedoor.jp/megumiochi-internationalcriminaljustice/archives/14819731.html
【コンゴ民主共和国の課題】

(1) 複雑化した戦闘、資源問題
 コンゴ民主共和国の紛争は、政府軍と反政府軍の戦いから、周辺国の参加によって紛争は拡大し、それぞれの利害関係が生じました。そして、地方レベルから、国レベル、そしてそれぞれの地域レベルの紛争が絡まり合い、複雑化しました。特にコンゴ民主共和国はスズやタンタルといった『レアメタル』と呼ばれる希少金属が豊富に埋蔵されています。そのため、希少金属をめぐっての戦いは後を絶ちません。

 もちろん、その希少金属は日本の産業、そして私たちの生活に欠かすことのできないもので、タンタルは携帯電話などのコンデンサの部分に使用されています(当会による調査では日本で販売されている携帯電話にはコンゴ産のタンタルは使用されていないようです)。

(2) 子ども兵の現状
 コンゴには、国連が特定しただけで、マイマイ、the Congolese Rally for Democracy-Liberation Movement、Democratic Forces for Liberation of Rwandaなど、少なくとも10の武装組織があると言われています。国際機関の監視が行き届かない地域では、市民に対する酷い虐待が日常的に行われ、結果、軍および反乱グループによる子どもの徴兵や使用が行われています。

 国際刑事裁判所は2002年9月から2003年8月13日にかけて、コンゴ民主共和国東部のイトゥーリ地区において発生した紛争において、15歳未満の子どもを兵士として使用したという罪状により、民兵組織の元指導者トーマス・ルバンガ・ディーロを逮捕しました。しかし、コンゴでの子ども兵の使用に対する逮捕は、この1ケースしか報告されていません。

 コンゴ民主共和国では、少なくとも1万人の少年、少女が、子ども兵として(戦闘員あるいは部隊の慰安婦、使役人)働いていると言われています。
http://www.terra-r.jp/blog/0130katudo/0135congo/
結局裏に大国の利益があるようですね。
以下転載
CNN) 英国は、アフリカ中部ルワンダ共和国が隣のコンゴ(旧ザイール)の反政府武装勢力を支援しているとして、ルワンダへの資金援助の凍結を決めた。英閣僚が30日に明らかにした。英国は12月に、ルワンダに総額2100万ポンド(約28億円)の資金援助を予定していた。

コンゴの反政府武装組織M23は10日前、数日間に及ぶ政府軍との激しい戦闘の後にコンゴ東部の都市ゴマを制圧。その後、アフリカ連合(AU)や周辺諸国の首脳はM23をゴマから撤退させる計画を練り、M23も撤退を示唆していたが、30日になってもゴマにとどまっていた。

英国のグリーニング国際開発相は、「ルワンダがM23に関与しているとの信頼性のある複数の報告があり、英政府は懸念を示してきた」とし、さらに「われわれは、この地域の紛争の持続的な解決策を模索しており、コンゴ東部の状況を打開するための平和的解決策を確保すべくルワンダ、コンゴ両政府と連携していく」と述べた。

国連や多くの援助国は、ルワンダが武器や兵士の供給を通じてM23を支援していると非難してきたが、ルワンダのカガメ大統領はこの疑惑を繰り返し否定してきた。

ルワンダのムシキワボ外相は今回の英国の措置について遺憾の意を示した。

外相は「英国の(援助凍結の)決定は誤った疑惑に基づいている。われわれは半年前からこの疑惑が誤りだと指摘してきた」とし、さらに「援助を政治目的に利用すべきではない。コンゴの平和はルワンダに依存していない。英国の措置は逆効果だ」と付け加えた。

PKO部隊、機能不全

 一方、事件を阻止できなかったMONUSCOは、約1万8000人の兵士や警官をコンゴに展開している。現場から車で30分ほどの場所にもキャンプがあり、村人の証言などから事件後、PKO部隊が村の近辺を訪れていたことなどが明らかになってきた。

 MONUSCOは、村人から当時、集団レイプについての報告が一切なかったため、事件に気づかなかったと弁明しているものの、8月26日に開かれた国連安保理特別会議では、出席国からMONUSCOの対応の遅れを非難する意見が相次いだ。議長国を務めるロシアのビタリー・チュルキン国連大使は会議後、MONUSCOを「機能すべきことが機能しなかった」と批判した。

「社会に恐怖」が目的

 また、ワルストロム事務総長特別代表が会見で明らかにしたところでは、FDLRら武装勢力は、集団レイプを軍事的、経済的目的を達成するための戦略的な手段として利用している。社会に恐怖を植え付けることが目的で、今回も「他の多くの事件と同様、組織的なレイプが計画されていたもので、回避できた」という。

 コンゴ東部では、レイプ事件が頻発しており、政府軍の兵士が起こすことも多い。国連によれば、昨年1年間で、8300件のレイプ事件が報告された。1日に23件が起きた計算だが、実際の犯行はこれよりはるかに多いとみられる。

http://sankei.jp.msn.com/world/news/110126/mds1101262339048-n2.htm
裏で大きな資金援助を受けていなければこのような装備は不可能でしょうね。
以下転載
アフリカ中部のコンゴ民主共和国の反政府武装勢力M23が、コンゴ東部の主要都市ゴマを制圧した。

 M23は、数百人程度の小規模な組織だが、コンゴの隣国ルワンダとウガンダの支援を受け、強力な武装と暗視装置等のハイテク機材を備え、圧倒的な武力で政府軍を退けた。

 今回の紛争には、ルワンダ大虐殺が影を落とす。当時、ルワンダの多数派フツ人政権が少数派ツチ人を虐殺した。ツチ系反政府組織が政権を取ると、虐殺に関与したフツ人はコンゴで武装組織を結成。対抗してルワンダ新政権はコンゴ内ツチ系住民の武装を支援した。
 09年にコンゴのツチ系組織はコンゴ政府軍に編入されたが、最終的にM23として離反。ルワンダにとってM23支援は、自らと同系のツチ人保護策だ。
 一方「介入」の大きな動機として資源への野心が指摘される。コンゴ東部は金やダイヤモンドなど鉱物資源が豊富だ。専門家はルワンダとウガンダが紛争に乗じて資源を奪い収益を得ていると指摘してきた。

南スーダン軍戦闘→ http://himado.in/93439
ソマリア武装組織奇襲攻撃→ http://himado.in/113381
http://himado.in/118680
>>[096]情報をありがとうございます。やはり大国の利権が絡んでいるのですね。
何とか貢献出来る方法を探してみます。

ログインすると、残り67件のコメントが見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

『世界の肖像』 更新情報

『世界の肖像』のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング