FDLR(ルワンダ解放民主軍(Democratic Forces for the Liberation of Rwanda)):
1994年のルワンダ虐殺後、隣国で難民となったフツ族を中心に難民キャンプで結成された武装組織。ルワンダへの帰還を組織の目的に掲げ、コンゴ国境内で活動。2010年にはコンゴによる掃討作戦(Umoja Wetu)、国連Monucとの共同作戦(Kamia II)に引き続き、コンゴとルワンダ両国軍の共同掃討作戦(Operation Amani Leo)が行われ、また国連MONUCによる武装解除ミッションもおこなわれている。
2009年11月にFDLRリーダーのIgnace Mruwanashyakaがドイツにて逮捕された。
(2) 子ども兵の現状
コンゴには、国連が特定しただけで、マイマイ、the Congolese Rally for Democracy-Liberation Movement、Democratic Forces for Liberation of Rwandaなど、少なくとも10の武装組織があると言われています。国際機関の監視が行き届かない地域では、市民に対する酷い虐待が日常的に行われ、結果、軍および反乱グループによる子どもの徴兵や使用が行われています。