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『世界の肖像』コミュの貧困生む仕組みに目を MISIA(歌手)

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MISIA(歌手)
2008年05月31日
http://www.asahi.com/international/africa/tokusetu/message/TKY200805280243.html

■貧困生む仕組みに目を

 アフリカと聞いて思い浮かぶのは貧困や飢餓。かつての私はそうだった。昨春、ケニアを訪れ、その考え方はすっかり変わった。

 ナイロビのスラムで出会った、1人の少女が忘れられない。親類に連れ去られて弟と一緒に別のスラムへ売られ、約1年間働かされていたという。お父さんが見つけて家に戻ることができたけど、弟は虐待されて口がきけなくなってしまった。そんなつらい過去があっても彼女は歌うことが大好きで、笑顔で生きていた。

 マサイ族の村には電気がなかった。でも、医療や子育てなど様々な生活の知恵があり、昔からの文化を大切に幸せに暮らしていた。

 彼らの文化が遅れているから貧しいわけではない。みんな生きる力にあふれているのに、貧困はなくならない。スラムが生まれてしまう社会の仕組みに目を向けなければいけないと思った。

 「私たちをかわいそうだと思わないで下さい」。あるアフリカの国の駐日大使に言われたことがある。アフリカとつながるのは何かを背負うことではなく、豊かさや素晴らしさを知ること。援助をする際にも、彼らの文化や知恵、生きるスピードを尊重することが重要だと思う。

 アフリカには豊富な資源があり、貿易を中心に日本との関係も深まっていくと思う。その際、商品を作った人の人権は守られ、適切な賃金が支払われているのか。子供が働かされたり、女性が虐げられたりしていないか。そこに目を向けて欲しい。

 アフリカの貧困や紛争や環境問題と、日本で増えている自殺やいじめ――みんな根底でつながっていると思う。それは命がないがしろにされているということ。命の問題について、一人ひとりが行動し、世界中でつながっていくことが大切。それは、私たちの生活にもかかわる問題なのだから。

   ◇

 MISIAさんは26、27両日、横浜でアフリカ支援を訴えるライブを行いました。特集番組が7月5日午後8時からNHKのBShiで、同月12日午後11時からBS2で放送される予定です。詳細は、http://www.misiarth.com/まで

   ◇

(英訳は以下の通り)

Misia

Singer

When people hear the word Africa, images of poverty and starvation immediately come to mind.

I used to think like that once. However, my thinking changed completely after my visit to Kenya last spring.

I cannot forget the young girl I met in the slums of the Kenyan capital of Nairobi. Hoodwinked by relatives, she and her younger brother had been sold into bondage in another ghetto, where they were forced to work for about a year.

The girl was lucky--her father found her and brought her home again in one piece. But her brother was not so fortunate. He was beaten so badly that he lost the ability to speak.

Worse, the brother had agreed to be sold in place of his younger brother. Yet, even though she had seen such tragedy, the young girl loves to sing and lives with a smile on her face.

I went to a Masai village where there was no electricity. It didn’t matter. The people there were wise in the ways of daily life, had medicine and child care, and they enjoyed art in the form of music and traditional clothing. While they had few material goods, they seemed to be happy and cared for their culture.

During my one-week visit, I learned about the sad reality of life there, but also glimpsed splendid aspects.

These people are not poor because their culture is outdated. Even though everyone there has much energy to live, they cannot escape poverty. I realized that we must examine the social structure that creates such slums.

An ambassador from an African nation once told me, “Please do not look at us with pity.” Becoming involved with Africa does not mean having to bear some kind of burden, instead it means coming to know its prosperity and splendor.

When offering assistance, I believe it is important to respect the culture, wisdom and pace of life in African nations.

Because Africa has abundant resources, I believe its ties with Japan will deepen, mainly through trade.  When that happens, it will be of great importance to protect the rights of the people who make the products for trade by ensuring they are paid appropriate wages. We must also ensure that children are not being forced to work and prevent the oppression of women.

 I believe Africa’s poverty, war and environmental problems and Japan’s rising cases of suicide and bullying are actually connected at the core because, in both cases, life is taken for granted.

 When it comes to basic issues of life, it is important to think not only in terms of nations, but in terms of each individual act that connects people with the entire world.

 That is because such issues concern not only people in Africa, but also our own lives.

コメント(15)

ミッシェルさん・何時も感動をありがとう御座います
私はALS難病患者一級の資格を持っています
貧困を生む仕組み・それはまさに差別・いじめにあると
両親を小学三年生で亡くした時・そして同級生に朝鮮からの
疎開者がいたとき・そのことを実をもって体験しました
でも・明るく過ごし・自分から虐めが無関係になった時
一時的に復習を賞と思いました・しかし私の兄弟に長男が誕生してから・考えが変わりました・復習は復習を招く事を
今貧困をなくす事と同時に・環境破壊を食い止めることを考え
直出来る事・世界の肖像を多くの人に知ってもらう事だけですががんばります
私も音楽を通じて、伝えていけたらと思います。多くの情報を一方通行で受け取る、からアクションを起こすへ。そんな時代にしたいです。
そして、「いのり」から脱皮して、
伝える事へ〜!
今日の朝日新聞の朝刊に彼女の記事が出ていました。

言葉とは違った意味で、音楽にはストレートに心に響き、人を動かす力が音楽にはあると思います。

彼女のように世界的な視野に立って活動するアーティストが、もっと日本にも増えるといいですね。そして、そのメッセージを素直に受け止めて、連帯の輪をどんどん拡げていけるよう努力していきたいですね。
いじめや差別は、する方の人間がされる方の人間より「貧しく、惨めで、愚か」なのだと解って諦めました。

彼らは「自分のしている事がわからない」程度のモノ。



ささやかながら自分が差別やいじめをしない努力と好きな事を通じての(ピンぼけかも知れない)援助を続けて行きます。

人それぞれ出来る事を探して「やる」

知っていて、何もしないのは加害者と同じだから。
百合之式部さんは、悟ってらっしゃる。
えらい…わーい(嬉しい顔)電球exclamation ×2
食料やお金を贈ることも大事かもしれないけれど、物はいつか使い果たして元通りになってしまう。

以前テレビでイギリスの起業家たちが、井戸もないような村をどう支援するか、実際にディスカッションしながら現地で行動する番組を見たのを思いだしました。
それを見て思ったのは、多額の資金があってもその最善の使い道を探すのはとっても難しいってことです。

私はまだ知ることや募金くらいしかできないけれど(しかも微々たる金額です)、彼らの文化やペースを大切にしながら何ができるか大きな視点から考えてみたいと思いました。
アフリカを貧しい国と思って哀れむ事はできるのでしょうか?
私達、先進国の経済のすすめ方、利権の追求などから
こういった国の内情がガタガタと崩れていっているのではないでしょうか

しかし、こうやって知って、伝える、そして動ける人はどんな事でも
いいから、アクションにする。
また人に伝える・・・・・

今は動けなくても、知っていれば心の奥にはきちんと留まっているはず。
勿論、著名な方やアーティストがこうして働きかけてくれると効果は素晴らしいけど
主婦、会社員 学生 アーティスト 商人
誰でもがおおきな役割と力になりますよね。

世界が一つになれますように。
子供達の未来が光り輝けますように。
これから、もっとMISIAさんのような方が増える良いですね。

ケニアのキベラに来ていた時も、草の根で活動しているケニアの青年海外協力隊に彼女が始めたNGO、『Child Africa』のTシャツをプレゼントしてくれました。

現場で頑張っている人達へのMISIAさんの細やかな心遣いにも感心しました
>医療や子育てなど様々な生活の知恵があり、昔からの文化を大切に幸せに暮らしていた。 /
本当はこの事が大切なんだと思います。お金が無くても心が裕福だった頃の昔の日本を思い浮かべました。昔のあの頃よりお金はあるけれど、お金を持つ事によって逆に貧困を認識するようになる。人間は資本主義のジレンマに陥ってしまっているような気がします。
アフリカの学校で先生をしています。

私の働くマラウイという国にも、MISIAさんが訪れて『Child Africa』の活動をしていかれました。
私のアフリカでの一教師としての活動は、MISIAさんと比べるともちろん地味だけれど、
それぞれの立場の人たちがそれぞれのやり方で貢献していくことが大切なのでしょう。
私の生徒たちも家族や地域や国の未来のために苦手な勉強を頑張っています。
たくさんの人々の行動が、いつか大きな流れとなって地球を潤す日が来ますように。
そうそう、例えばスタバのコーヒーの影で、どれだけの労働力が搾取されているか?

例えば、芸能人が、自分の名前の付いた学校を建てるけれど、
彼らの文化の継承しつつ、教えることが出来る人がいるか?
そこで、きちんとお給料を貰って働ける人の補償、
そこへ子どもたちが通える環境・・・
それを継続することが一番大事だと言うこと。

誰にでも出来ること、
一杯のコーヒーを飲むとき、
一つに食材を手にしたとき、
タオルを、洋服を手にしたとき、
それを作っている生産者を思い浮かべるといい。

 
〈命がけで通学するケニアの兄妹、日本の子どもたちにエール 「学校は将来への“源"」〉

危険な道のりを経て通学する子どもたちの姿に迫ったドキュメンタリー『世界の果ての通学路』の試写会が3月22日、都内で行われ、来日した パスカル プリッソン監督をはじめ、本作に出演するケニア出身のジャクソン君とサロメちゃん、お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科の榊原洋一教授がティーチインを行った。

地球上の4つの地域を“通学路”という視点でとらえたドキュメンタリー。
ケニアのサバンナを命がけで駆け抜ける兄妹、
雄大なパタゴニア平原を馬に乗って通学する兄妹、
モロッコの険しいアトラス山脈を越え寄宿舎を目指す少女、
未舗装の道を車椅子で通うインドの三兄弟にフォーカスし、子どもたちの教育への渇望や生きる希望を描き出す。

片道15キロメートルの道のりを2時間かけて通学する、ジャクソン君とサロメちゃん兄妹。
将来の夢は飛行機のパイロットだという13歳のジャクソン君は、初めて訪れた日本の印象を
「とにかくたくさんの人に驚いた。
みんな忙しそうに歩いているのも印象的。
でも人々はみんな礼儀正しく、お辞儀する姿勢には尊敬する」と語った。
そして、「僕にとって学校は将来への“源”。
違う社会や文化、考え方と交流がもてる場所。
明日に向かって色々なことを学ぶ場所だと思う」と熱弁をふるった。
10歳のサロメちゃんも、「私は将来教育の博士になりたい。
私の両親は飛行機に乗ったこともないけれど、頑張って私を学校に行かせてくれた。
一生懸命勉強して、私が彼らを助けたいし、国にも貢献していきたい」と力強く語った。

プリッソン監督は、「私自身も今回出会った子どもたちに大変驚かされた。
彼らは欧米や日本の子どもたちよりもずっと成熟してる。
彼らは自分のためだけでなく、国のためになることまで自覚して学校に通っている」と感心しきり。
また、「ジャクソンは子どもだけど、世界の厳しさを知ってる。
貧困から脱出するために競争があることを分かっていて、そのインテリジェンスにひかれた」と尊敬の念。
兄の背中を一生懸命追いかけるサロメちゃんにも、
「ケニアで少女が学校に行くのはものすごく大変なこと。
あきらめてしまう子が多い中で、サロメは勇気のある女の子。
ケニアの女性として成功してほしい」と大きな期待を寄せた。

榊原教授は、「学校に行きたいという子どもたちのモチベーションに感銘を受けた。
日本の子どもたちは“自尊感情”があまり高くなく、学力はあるけど『自分は何かできる』という意識が低い。
不登校の子どもが増えているのも、大人が子どもを引っ張りすぎる傾向があるのかもしれない」と分析し、
「子どもたちが元々もっている『やりたいんだ!』という“根っこ”を発見してもらうためにも、日本のたくさんの子どもたちに見てほしい」と語りかけた。

最後にジャクソン君は、「日本には学校に行きたくない子どもが多いと聞いた。
日本はハイテクノロジーの国なのだから、大人はそのハイテクを駆使して子どもたちに学校へ行くよう説得してほしい。
そうじゃないとその技術もいずれ廃れてしまう」とユーモアを交えながら、
「世界中の子どもたちが教育を必要としている。行きたくても行けない状況の子もいる。
人生を切り拓くために学びを得ることは重要。
真剣に向き合ってほしい」と客席に語りかけた。

2014/03/23-18:05 映画.com http://eiga.com/news/20140323/10/

情報 http://mixi.jp/view_event.pl?id=76087520
 

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