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中国残留日本人孤児コミュの「中国残留日本人孤児に関する調査と研究」

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中国「残留日本人孤児」を支援する兵庫の会の代表世話人をしていただいている浅野慎一神戸大学大学院教授とその夫人である佟岩(とうがん)龍谷大学講師が監訳された「中国残留日本人孤児に関する調査と研究」に関する毎日新聞神戸版に掲載された記事を紹介いたします。

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中国残留孤児:理解訴え、中国の研究書の訳書を出版−−浅野・神戸大教授ら /兵庫
 中国で刊行された中国残留孤児に関する研究書を、神戸大大学院の浅野慎一教授と龍谷大の等佟岩(とうがん)講師が監訳した「中国残留日本人孤児に関する調査と研究」(上下巻、962ページ)が出版された。原書は中国の研究者が、公安機関などが管理している人事資料「档案(とうあん)」約1万部を分析、約3800人の孤児と養父母から聞き取りをして、孤児の実像をあぶりだした労作だ。
 浅野教授は「現時点の中国における残留孤児研究の到達点。孤児を多面的に理解するためにも、多くの人に読んでもらいたい」としている。
 原書は05年、中国で刊行された「日本遺孤調査研究」。著者はともに中国東北部の遼寧省社会科学院歴史研究所の関亜新、張志坤の両研究員。浅野教授と佟岩講師は02年から孤児らを調査する中で両研究員と知り合い、訳書の出版を決めた。
 原書で1次資料とされた档案は、中国で国民一人一人に作成される人事資料で、本人の出自や政治運動歴、生活態度などが詳細に記されている。公安機関などが厳重に管理し、本人も閲覧できないが、研究が国家的プロジェクトに採択されたため、例外的に活用が許された。
 その档案をもとに、孤児と養父母に聞き取りをした記録などで構成。さまざまな境遇の孤児たちが肉親と別れ養父母に育てられた中国での数十年の記録や、「日本人」として身元確認され帰国を果たすまでの経緯などが克明に記されている。
 浅野教授は「今、残留孤児に必要な支援を考えるには、人間として孤児を丸ごと理解することが必要だ。本書には、中国での生活も含めた孤児の営みが描かれており、支援のあり方を考えるうえでも役立つ」と話している。上下巻セットで3万円。不二出版(03・3812・4433)。【樋口岳大】
〔神戸版〕
毎日新聞 2009年1月5日 地方版
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