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小説 3月の雪コミュの第二章 〜その4

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なんだかんだしてるうちに日曜日が来てしまった
半分げんなりしつつも仕方の無いことだと自分に言い聞かせ
待ち合わせ場所に向かった。
平日とはまた違った人の流れ、家族連れやカップル達が通りすぎてゆく。休日ののどかな日差しを受けながら行き交う人達を眺めている。
「ふぁぁぁぁぁ」
僕は大あくびをしながらベンチに座っている。その姿をみて通行人がクスクスと笑っている。なぜかしら早起きしてしまってせっかくの休日がもったいなく感じる。
「ふあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
ポカポカ陽気が僕の眠気を誘う。そのさまを見てやっぱり笑われてる。そんなにおかしいものなのか?。でも考えてみたら年頃の男の子がただ一人ベンチで座って大あくびをしてるんだ。
カップル達からみればさぞかし哀れに見えるのだろうなと思いつつこう独り言をつぶやく
「遅い!!」
確か待ち合わせの時間は10時のはずだ。時計を見ると10時20分・・・遅れちゃいけないと10分前に来てるからすでに30分も待っている。目の前で僕と同じぐらいから来ているカップルがイチャイチャしている。正直にいってあまりかわいくないし男前でもない。そんなカップルから見たら僕なんて誰かに騙されて待ってるのだろうみたいな視線さえ感じる。
それにしても遅すぎるもう10時半だ・・・・
時間を間違えたかな?それとも場所はここだったか?はたまた今日で合っていたのか?もしかすると何か事故に巻き込まれたのか?・・・そんな不安が頭をよぎる。
ひょっとするとこれは美幸と亮二の罠なのでは?待ちぼうけしている僕をどこかの影から笑いながら見ているのかもしれない
僕は辺りをキョロキョロ見回す
カップルの視線がなおさら痛く感じる・・・
もう帰ろうかな・・・
そんな言葉が頭をよぎったとき
「ごっめ〜ん」
どこかで聞いた声が聞こえる
「ハァハァ・・・ごめんなさい・・・準備に手間がかかっちゃって・・・」
息を切らしながら僕に謝る
「遅いぞ!何分待たせるんだよ」
ちょっと意地悪に美幸に攻撃する
「ホントごめん・・・」
さすがに悪いと思ってるようだ。このぐらいでカンベンしてやるか。
よく見ると美幸の格好はかなりオシャレだ。そりゃこんだけの格好をしようと思えば時間かかるだろう
「とりあえずいこうぜ」
「うん」
そうして僕らは買い物に出かけた
出かける直前前のカップルを横目で見つつ「勝った」と心の中で叫んだのは言うまでもない
駅前のメインストリートにはいろいろな店が並んでいる結構若者に人気のあるスポットだ。
「あそこいってみよ」
美幸がアクセサリー屋を指差す
「行ってみるか」
そういいつつその店に向かった
店の中は色々なアクセサリーが並べてあり、それそれが輝きを放っている。
「あれもいいな〜あっこれも」
美幸はまるで子供のように目を輝かせながら店内を見回している。
「お姉ちゃんこんなのはどうだい?」
店の店員さんが進めてくる
「多分これからブレイクするのはこのアクセだよ」
店員さんは大きなアフロヘアーでサングラスをかけたお兄さんだ。一見怪しそうな人にも見えないこともないが優しそうな人だ。
「かっかわいい〜」
美幸は目を輝かせながらアクセサリーを見る
店員は僕の横に来て小声で囁く
「彼女かい?かわいいねぇ〜」
いきなり突拍子もないことを言われ
「ち、違いますよ。ただ買い物に付き合ってるだけですから」
ちょっと戸惑いながら返事を返す
「またまた・・・お兄さんにはわかるよ〜」
ちょっとまて、確かに美幸はかわいいが美幸にそんなこと言ったらこのお兄さん”幻の右”の餌食になるぞ
「きめた〜これくださ〜い」
美幸は店員の進めたアクセサリーを買うことにしたようだ
お会計を済まし、店を出るとき店員がもう一度小声で囁いてくる
「彼女にプレゼントの時はいいの選んであげるよ」
またまたそんなことを言われ
「だからそんなんじゃないって・・・」
ちょっと困ったように答える
「まぁまた来てね」
そういって店員は他の客のところにいってしまった
「そろそろおなかすいてきたね」
美幸がそう言って来る
「そうだな、ちょっと早いけどどこかでご飯食べるか」
「うん」
そういって僕らは店を出た
僕は心の中で「彼女のプレゼントか・・・まぁいつの日か買いに来るかもな・・・店の名前は・・・アクセサリーショップ「モリケン」か・・・覚えておこう」と囁いた

コメント(1)

も・・・もりけんがここで登場!?
アクセショップのおにぃさんなんて・・・
あすのんもやるねっ!
私も覚えておこっとwww

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