原作のライトノヴェルは未読。入口は勿論アニメのほうで、当初は悠木碧ありきの
キャラ作品と見ていた。が、これは見当外れもいいところで、本質はミステリーである。
コミカライズは2017年からほぼ同時に2作品連載開始。月刊連載ながら現在までに
13巻と18巻に及んでいる。
ねこクラゲのコミックスは読んでいないので、比較はアニメと倉田版コミックスになるが
成程、原作がしっかりしているのでどちらにも不満はない。ただ、アニメのほうは
悠木碧の怪演のお陰で、完全に主導権を取っている。先行しているコミックスが
アニメの影響を受けていると思うのはおかしな話なのだが、そういう印象なのだ。
という前提で。キャラデザインを大きく逸脱することを許されないアニメとは
対照的に、漫画家の筆が大いに躍動し、この上なく嫌そうな表情の猫猫がどアップに。
このブサイク顔は流行る。コミックスならではのデフォルメがこうも効果的とは。
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