2024/03/31〜2024/04/06までの木曜日〜土曜日の週後半の日記です。
■2024/04/04/木
本来なら在宅だが、来週から新人教育にあたる下の子とミーティング。それぞれの部署から新卒４年と新卒２年をコアで１人ずつ、前年に新卒２年でコアを担当した新卒３年をサブにあてるけど、この人選もカドがたたないか心配になるのよな。
『ダンジョン飯』 第14話 「シーサーペント」
https://delicious-in-dungeon.com/
第２クール開始。視点はライオスたち一行ではなくカブルー一行の視点へ。そうしてようやくカブルーの実力と、ある意味ただしい行動へ“純粋狂気”を抱く彼の狂人ぶりがしめされる。迷宮の秩序を乱す者 ＝ 殺害してよし／復活させなくてもよし。くわえて対怪物戦闘はからっきしだが、対人間戦闘は得意なカブルーの戦闘狂ぶりが十分作画で表現されてる。このあたりはさすがはトリガー。
物語としてはカブルー一行がライオスへの理解を深め、その問答の中で、現在のライオスらの状況を整理・説明していく展開。同時にカブルーらをシュロー一行に引き合わせ、ファリンに好意を持つシュローらを物語へ組み込む。メシ要素はやはり減少傾向。カブルーたちが情報整理をする中で食べる保存食のみか。今回をはじめ、後半は登場人物が一気にふえるので、見る側も情報の整理が大変そう。
『魔女と野獣』 第12話 「雄弁と沈黙―終章―」
https://www.tbs.co.jp/anime/majo/
最終回。ギドとアシャフの出会いの過去が完結。同時に物語も完結。原作に続く。展開は自身の予想どおりにすすんだ。ギドとハルベルがキス。両者の封印がとける。このときギドは魔女とキスすることによって、自身の封印が一定時間解呪されることを把握したのか。２人は処刑人たちを一蹴。そうしてふたたび時間は現代へ巻き戻る。ギドとアシャフは魔女の“てがかり”を求め、吸血鬼たちの世界へおもむく。
作品自体は、終始、作画くずれもなく安定していた。最後は物理手段に頼る展開が大半だったが、世界観のルールを上手く説明し、魔術が存在する“現代”に似た舞台の構築もおもしろかった。ただ、どうしたって地味で――自分はそこに好感をもったが――作品自体ははねなかった。原作のストックはないし、現在のセールス、話題性、知名度だと続編はないだろう。でもたのしめました。
『ゆるキャン△ SEASON3』 第１話 「次、どこ行こうか」
https://yurucamp.jp/third/
原作は「まんがタイムきららフォワード（芳文社）」で連載しているあｆろの漫画作品。18年の１期、21年の２期、この前作に続く３期。山梨周辺を舞台にキャンプや野外活動などアウトドアへいそしむ女子高生らの日常を描く。初回は幼少時代のりんが、はじめて祖父と行うキャンプの記憶や、なでしこらがアルコールストーブを作る一幕。この展開のなかでメインキャラクターを紹介していく。
制作と監督は１期と２期を担当したC-Station × 京極義昭から完全刷新。３期はエイトビット × 登坂晋に変更。またキャラクターの等身も原作にあわせディフォルメされたものではなくなった。前期から継続しているのは音楽とプロデューサーまわりくらいか。とはいえ初回放送は前作の雰囲気をよく踏襲して、シリーズのファンたちや人気作品の土台をこわさず組み立てしている。とってはおきます。
『花野井くんと恋の病』
https://hananoikun-pr.com/
原作は「デザート（講談社）」で連載している森野萌の漫画作品。高校１年の日生ほたるは、いたって“普通”の女子高生。恋愛など自身に縁遠いと想像していた彼女は、あるとき「頭も顔も偏差値80超え」の花野井颯生（さき）に出会う。颯生に傘を差し出しことがきっかけで、ほたるは恋に踏み出す。初回は雪の夜、まさしくほたるが颯生に傘を差し出し、交流を深化していく過程を丁寧に描く。
物語のサビは「彼女／彼氏の落とし物を探す」。本当に落とし物探しは少女漫画の鉄板だな。これはもはや文化だ。制作はイーストフィッシュスタジオ。テレビアニメとしては最初の元請作品。監督は牧野友映。作画は安定してるが、１話の時点で海外外注が多い状況と作監10人以上はちょっと気にかかる。テレビアニメが原作販促最大のツールであり、原作不足の中で少女漫画のアニメ映像化がふえてきた。
『Re:Monster』
https://re-monster.com/
原作は「アルファポリス（アルファポリス）」が刊行する金斬児狐のライトノベル。今期の「なろう系作品」。ESP能力者で人体強化をされた「伴杭（ともぐい）彼方」は満月の夜に少女へ殺害されて異世界へと転移。転生後の異世界でゴブリンとなった伴杭は「ゴブ郎」の名を得て進化していく。初回は伴杭転生の経緯と、ゴブリンとなった伴杭ことゴブ郎の生き残り戦略を描く。
制作はスタジオディーン。監督はイナガキタカユキ（稲垣隆行）。ディーンは今期マーヴィージャックとの共同制作だが「出来損ない〜」と２本体制。作画の出来から見ても注力しているのはこちらですが、品質としてはどっこいどっこい。初回の時点でゴブリンが進化していく作品のセールスポイントは説明できてる。人間以外がコミニュティを創造していく基本骨子をみると「転スラ系」ジャンルなのかな？
『魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい？』
https://madome-anime.com/
原作は「HJ文庫（ホビージャパン）」が刊行する手島史詞のライトノベル。強大な力を持つ魔術師ザガンは人々が抱く悪評とはことなり自身の正義と周囲の仲間に心を砕く人物。そのザガンは競売へかけられたエルフの少女・ネフェリアことネフィを手に入れる。ザガンはネフィに好意を持ち、同時にネフィはザガンに好意を抱く。だが別々のベクトルで不器用な２人は本心がつたわらず。紆余曲折の交流が幕を開ける。
初回はザガンがネフィを手に入れ、彼女を居城へ招く。基本路線はザガンとネフィのラブコメ。この主題をしめしながら、ザガンの魔術師としての能力や“ウブ”で素直になることができない性格を説明する。制作はブレインズ・ベース。監督は石踊宏。一般のイメージとしては「デュエマ」の監督。作画や美術において画面全体の密度や細部はとぼしいが、全体の出来は及第。ザガンとネフィは“かわいく”描写できてる。
『WIND BREAKER』
https://wb-anime.net/
原作は「マガジンポケット（講談社）」で連載しているにいさとるの漫画作品。偏差値は最底辺だが喧嘩最強の風鈴高校。この風鈴で頂点に立つ事を夢見る桜遥（さくらはるか）。だが、風鈴高校の地元へやってきた桜遥は、喧嘩で街を守り、地元住民へと感謝される防風鈴（ボウフウリン）の生徒達を目撃。己の生き方を肯定できる可能性を見い出す。初回は桜が橘ことはを不良から守って防風鈴の存在を知る。
いわゆるヤンキーもの。現在のヤンキージャンルは男子ではなく、（界隈）女子を訴求する一番のユーザーに置く。その新世代的ヤンキー漫画の教科書的な作り方。ヤンキーは正義の味方。防風鈴たちに地元住民らが感謝するのが究極だな。 制作はCloverWorks。監督は同社で「絶対魔獣戦線」を担当した赤井俊文。 CloverWorksとしては初回の作画や演出は物足りないが、全体的に高品質。バトルパートもかっこよい。
『変人のサラダボウル』
https://www.tbs.co.jp/anime/hensara/
原作は「ガガガ文庫（小学館）」が刊行する平坂読のライトノベル。皇女サラ・ダ・オディンは祖国滅亡の危機に岐阜県岐阜市に異世界的転移をはたす。探偵・鏑矢惣助へと拾われ寝食へありついたサラは、自身の素性を隠す記憶魔法で、惣助の記憶が飛び、廃人になるかもしれないと説明。惣助は身の危険を感じサラの居候を許可する。初回はサラと惣助の出会い。同時にサラが惣助の仕事を手伝う相棒関係の成立。
制作はSynergySP × スタジオコメットの共作体制。監督は佐藤まさふみ（昌文）。前年２社が共作体制で制作した「おかしな転生」で監督は演出。このラインのシフトだとかんがえてよさそう。初回の出来は上々。カントクの原作イラストをよく落し込んだキャラクター作画と岐阜の風景を描く美術も良い。17年の「妹さえいればいい」に引き続き、脚本と構成は作者みずから山下憲一と共同で担当。
■2024/04/05/金
研修が関る一連のオリエンテーション（オリエン）が終了。来週から新人の子は簡単な業務。今年は休日をまたがずに１週間（５日間）連続でオリエンができた。ですから「これは効率いいな」とよく思えた期間であった。
『アストロノオト』
https://sh-anime.shochiku.co.jp/astro-note/
テレコム・アニメーションフィルム制作のオリジナルテレビアニメ。下町に建つ時代がかった木造アパート・あすトろ荘。調理担当の求人募集に応募した主人公である宮坂拓己は、あすトろ荘の管理人である豪徳寺ミラに一目惚れ。だが、ミラと個性豊かな住人達が暮すあすトろ荘には秘密があった。総監は高松信司、監督は春日森春木、脚本がうえのきみこ、キャラクターデザインが窪之内英策。
作品を主導しているのは高松監督と脚本のうえのきみこで、監督らしいカラーの作画と、うえの脚本らしいＳＦテイテスですすむ。ミラが王位継承に関るマクガフィンを探す目的や住人紹介を行う１話は機能している。ただ、なつかしさを意識した絵柄が「現代日本の視聴者たちにうけのるか」といえば「ノー」の公算が強い。もっとも、いまアニメの主戦場は世界。国外でうけるかもしれないしね。
『ガールズバンドクライ』 第１話 「東京ワッショイ」
https://girls-band-cry.com/
東映アニメーション制作のオリジナルテレビアニメ。16歳の井芹仁菜は、家族へと感じる軋轢と若者特有の焦燥から逃れる目的で高校を中退。夢も何も持つ事なく東京に上京する。だが、親戚が彼女へと用意したアパートは東京ではなく川崎であった。東京へと戸惑う仁菜は自身がファンであるバンド「ダイヤモンドダスト」のギター河原木桃香と出会う。初回は仁菜と桃香の出会い。
チフプロは「ラブライブ！」シリーズの平山理志。監督は設置せず、東映全体でハンドリングして自社IPを生み出す企画。ぶっちゃけると「ラブライブ！」の二匹目のどじょう――主要メンバーのリアルライブをふくめ展開する２.5次元企画なんでしょう。演者は声優をおかず、ガールズバンド「トゲナシトゲアリ」の実際のメンバー。フルCG作品。楽曲は力強いが初回の物語はありきたり。とってはおきます。
『アイドルマスター シャイニーカラーズ』
https://shinycolors-anime.idolmaster-official.jp/
原作はバンダイナムコエンターテインメントが運営するアイドル育成スマートフォンアプリゲーム。２８３（つばさ）プロダクション所属のシャイニーカラーズが主役。初回は２８３の夏目Ｐと偶然出会い、櫻木真乃がアイドル活動を開始するまで。真乃の加入をもって「イルミネーションスターズ」が結成されることに。彼女の加入を説明しながら以外のシャイニーカラーズのアイドルを紹介する。
この第１クールに引き続き秋に第２クールの放送が決定している本作。おそらく１クール目が「イルミネーションスターズ」「アンティーカ」「放課後クライマックスガールズ」「アルストロメリア」の４グループの物語。２クール目が残り４グループの物語なんんだろう。制作はフルCG作品の先鞭をとったポリゴン・ピクチュアズ。監督はアイマスのミニシリーズを担当をしていたまんきゅう。
『HIGHSPEED Etoile（ハイスピード・エトワール）』
https://highspeed-etoile.com/
キングレコード × グッドスマイルカンパニー × Yostarが展開するオリジナルテレビアニメ。実際のモータースポーツのように実在企業のスポンサーステッカーを車体に貼り展開する未来のモータースポーツを取り扱う。初回は次世代新型エネルギー「ハイパー（通称）」の成立経緯を説明しながら、ハイパーを使用した「NEX Race」を展開。主人公である輪堂凛の登場を描く。
制作はStudio A-CAT。監督は元永慶太郎。フルCG作品。23年には２本のカーレースアニメ（「MFゴースト」と「オーバーテイク！」）があったが両方とも人気もセールスも惨敗に終る。本作のドライバーは全員が女性。男性人気を当て込む仕込み／仕掛けはわかりやすい。ただカーレースシーンばかりに比重をよせた結果、キャラクター描写が淡泊すぎ退屈な初回。いまの方向性ではダメだな。
■2024/03/30/土
休出。仕事。人事・総務の業務で実査の仕事まで手が回らん。
『ワンルーム、日当たり普通、天使つき。』
https://tenshitsuki.com/
原作は「月刊少年ガンガン（スクウェア・エニックス）」で連載しているmatobaで漫画作品。天使のとわは人間を学ぶ目的で、下界に降り、高校１年の徳光森太郎が生活するワンルームマンションのベランダからまさしく転り込む。徳光は純朴もすぎる天使（とわ）を放って置けず彼女と一緒の生活を開始する。初回はとわ下天の経緯と、徳光と一緒に２人で新生活の準備を行う一幕。こういうのはすたれないな。
オタク系男子の夢の「おしかけ彼女ジャンル」は手を変え品を変えスタンダードになった。本作の場合はとわが“天使”だというスパイスはあれど基本骨子は不変。オールドスクール。制作はオクルトノボル。監督は大西健太。キーアニメーターはスタジオや監督と関りの深い上武優也ですけど、どちらかというと外注が多い場合のオクルト。作画は良好だし、初回でジャンル作品の特徴は十分発揮できてる。
『烏は主を選ばない』
https://www.nhk-character.com/karasu/
原作は「文藝春秋（文藝春秋）」が刊行している阿部智里のファンタジー小説。平安日本に似た架空の世界“山内”は人間界から隔絶した八咫烏（やたがらす）が暮す世界。東西南北それぞれの家の頂点――宗家の主人は“山内”を統治する「金烏（きんう）」の名を抱く。「金烏」の妻は宗家の姫君から選ばれ、その嫁取りが注目されるなかで、東家のあせびは姉に代り登殿。謎多き青年の雪哉と出会う。
いってみれば中華後宮ではなく、日本（和風）後宮もの。平安的世界観ベースの内裏ものでもある。想定読者は女性で、いじめられる――だが、主役男子に認められ守られるあせびと雪哉の関係は鉄板。初回で作品のセールスポイントは表現できてる。制作はぴえろ。監督は「ゆる△キャン」の京極義昭。みやびやかな原作の雰囲気と世界観をうまく再現していて全体の出来は高め。ただ初回の物語は平凡で引きは弱い。
『龍族 -The Blazing Dawn-』
https://ryuzoku-anime.com/
原作は中国「人民文学出版社」が刊行する江南のファンタジー小説。18年から連載を開始した原作を中国・テンセントビデオ（QQ VIP）が22年に放送。この中国語版テレビアニメの日本語声優吹替版。“普通”の高校生ルー・ミンフェイは、あるとき自身と縁遠い有名学園カッセル学院から招待生としての招待状を受け取る。そうしてルーを迎えに来たノノと出会い運命を選択する。
初回はSP放送というわけではなく、もともと本編13話のまえに０話〜３話のOVA的位置付けの作品が存在するため。制作は花原羅水（HANABARA Animation）。監督は王欣。アニプレが日本配給を担当しますが、OPを担当した山下清吾を始め、本編13話にも日本の原画スタッフが複数参加している。原作続刊の舞台は日本の東京になりますし、その展開を織り込んだ配給獲得なんだろうな。全体の出来は今風かつ非常に高い。
『ザ・ファブル』
https://www.vap.co.jp/the-fable-anime/
原作は「週刊ヤングマガジン（講談社）」で連載していた南勝久の漫画作品。凄腕の殺し屋で標的を必ず殺害するファブル。ファブルのボスは、殺し屋として働きすぎ、結果、目立ちすぎたファブルに「１年間“佐藤明”の名で一般人となって生活しろ」と命令する。だが、ファブルは長年の生活が抜け切れず方々で騒動を起す。初回はファブルが大阪で普通の生活を始め、殺し屋のクセで動く一幕。
よくある殺し屋が一般人として生活するコメディの文法をとりながら、同時にヴィジランテジャンル。ファブルが法で裁けぬ悪を倒す。この上げ下げが原作の魅力。その魅力は初回で十分発揮できてる。制作は手塚プロダクション。監督は御年80歳の�盒粁品紂�なんでもスタジオ監督の桑原智に監督させるよりはずっといい（「アンダーニンジャ」も高橋監督のほうがよかったよな）。連続２クール放送。
『夜のクラゲは泳げない』 第１話 「夜のクラゲ」
https://yorukura-anime.com/
動画工房制作のオリジナルテレビアニメ。かつてはイラストレーター「海月ヨル」の名前で活動していた光月まひる。現在活動を止め普通の女子高生になったまひるはあてどもなく渋谷の夜の街を徘徊するのが趣味。あるとき彼女は匿名シンガーとして活動する山ノ内花音と出会い惹かれ合う。初回はまひると花音が“クラゲ”を通じ共鳴し、２人ペアの即席アーティストユニットを結成するまで。
主要な舞台の夜の渋谷の美術をふくめ、谷口作監のキャラクター作画や動作など、高い品質でまとめる。脚本と構成は「友崎くん〜」の屋久ユウキで、現在もわかるまひろのトラウマを見る限り、青春の痛みや苦みに注目していく作者得意の作風で最適な人選。監督は竹下良平で動画工房とは「NEW GAME！」の副監督つながり。監督、キンレコ、スタジオの共同企画。とってはおきます。
『となりの妖怪さん』
https://tonari-no-yokai-san.com/
原作はウェブコミック配信サイト「マトグロッソ（イースト・プレス）」で連載していたnohoの漫画作品。人間と妖怪が共存して暮らす小さな町。進化・変化（？）によって突然、妖怪・猫又となった大石ぶちおは、自身の変化に戸惑いながら妖怪としての人生を生き直す。初回は、ぶちおの妖怪変化と、妖怪に変化したぶちおをめぐり、人々がかわす“やさしい”感情と交流を描く。
制作はライデンフィルム。監督は同社で「リーマンズクラブ」を担当した山内愛弥。全体の出来は安定。派手な作品ではないけど、夏の町の風景と牧歌的な雰囲気が人間と妖怪の“やさしさ”の物語を引き立てる。ただ「妖怪」へスポットをあてる、あるいは妖怪と共存する社会の特徴は初回ではつたわらなかった。悩みや迷いを含めて本作の妖怪は姿形の違う「人間」にしか見えない。いい話だが――。
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