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2024年03月24日12:11

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3月21日 「デューン 砂の惑星 PART2」見る

この日は、パート2が世界中で大ヒットしていると聞きまして、パート1が大好きだったので、新宿にパート2を観に行ってきました。
さすが、撮影も美術も音楽も、ハリウッドのトップレベルが参加していたので、さすがに見応えがありました。
見てる最中は、その映像の迫力と音楽や音響効果の体感で、没入感が凄かったのです。
設定は、宇宙暦1万年と出てますが、キリスト教的な価値観では出てこないので、西暦とは違う1万年なのでしょうね。人類がコンピューターを発達させすぎた為に、AIとの戦争になり、コンピューターに頼らなくなり、人間自身を超能力を身に着けることによって、高い文明を維持している時代という設定で。人類以外の知的生命体が出てこないのも、大人向けな気がします。
遠未来では、今でいう予言者が現れることに、様々な民族や違う宗教からも、信じられていて、家族を殺された公爵の生き残りのポールが伝説の救い主なのかもしれないと、信じられるようになり。主人公は否定するが、やがて巨大なサンドウォームを乗りこなしたり、フレメンというゲリラを率いて侵略者の男爵の施設に度々、ゲリラ攻撃をして、破壊したりします。
最後は、皇帝と男爵が砂の惑星に来たところで、返り討ちにして、自らが次の皇帝になるという話。
見ていて、圧倒されるので、特に気にはしませんでしたが。後で良く考えたら、男爵が自ら砂の惑星に乗り込んでくるのは分かりますが、もめてる惑星にあのヨボヨボの皇帝から皇女まで、全員が、あんな田舎の星までは、普通は来ないんじゃないか、と思いました。
例えば「スターウォーズ」は皇帝のいる場所に乗り込んでいっているので、上下関係が存在する人類の社会の世界観としては、「スターウォーズ」の方が説得力があると思ったのと。
最後は、救い主の英雄が、皇帝の娘との愛のない結婚をして、自らが皇帝になるのは。
1.帝政や独裁を称賛する内容であり。2.政略結婚を強引にするため、自由恋愛よりも女性の意思を軽んじてる。と感じました。
原作が書かれた時代の空気は無視して、現代的にしても良かったと思いました。
出来ればパート3では、他の貴族と戦争になってでも共和制への移行と、女性の意思を尊重した自由恋愛を選択してほしいなあ、と思いました。
技術面で世界最先端の映画で、SFファンには溜らない、現代のSF映画の金字塔ではあると思います。
是非、SFファン以外にもお勧めの映画だと思います。
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