本日はヨメのリクエストで… 遠くへ走ります。
目的地は岐阜県多治見市にある「セラミックパークMINO」という施設。
高速道路ばかり使って、片道で180kmくらい。
高速料金が片道サンゼンエンくらい…
でも高速ばかりなので、平均速度がかなり高く
気づくと到着したものの… まだ開場してない。
しばらく待って、ようやく入場。
「フィンランド グラスアート展」という特別企画。
変わった造形や半透明彩色、特殊な加工技術などを駆使した
ガラスを使った容器関係の展示ですが…
私は美術関係の要素には、興味が無い。
私が興味あるのは「どのような工法で製造されたのか」とか
「機能美があるか」とか、「量産できるのか」などといった
工業系の事ばかり考えてしまう…
最初に、複雑に成型されたグラス容器と木型が展示されています。
長いストロー先端に半溶解したガラスを中途半端に膨らませて
木型に入れて吹き込んで、形状が出ます。
工業用語でいう「ブロー成型」と呼ばれる技術。
飲料水ペットボトルや、ラジコンのポリカボディ等を成型する技術を
ガラスで行っているワケです、ハイ。
成型中の動画も公開されていましたが、造形中に大量の湯気が噴出したので
水を含ませて水蒸気で冷却や表面平滑等も狙っている模様。
まるで砂型による鋳造みたいだな…
うん、私はトコトン工業人である。
そういえば、駐車場に某工具メーカーの社用車が置いてあったような。
背中に「ACデルコ」とか「ウェッズ」のロゴ入り上着を着ている人がいたなあ。
どう考えても美術館と結びつかないのだが…
答えは簡単、この建物の下で別イベントが開催されていました。
業務用の工具関係の見本市ですが… 招待状を持った「業界人」向けのイベントで
一般人は対象外というのが、ちょっと悲しかった…
ログインしてコメントを確認・投稿する