ロブ・ライナー監督によるアメリカ映画を日本流にリメイクし、吉永小百合と天海祐希が共演したハートフルドラマです。オリジナルの方は2007年公開の映画なので詳細は覚えていないのですが、ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマン主演で、良くできた映画でした。
余命宣告を受けた二人の女性、家庭を第一に考えてきた主婦・幸枝と、仕事だけに生きてきた大金持ちの女社長・マ子は病院で偶然に出会います。彼女たちがたまたま手にしたのは、入院中の少女が書いた「死ぬまでにやりたいことリスト」で、幸枝とマ子は、残された時間をこのリストに書かれたすべてを実行するために費やす決断をします。これまでの人生で決してやらなかったことを体験していく中で、彼女たちは今まで気づくことのなかった生きる楽しさと幸せをかみしめていきます。
余命が短い二人の話なのに暗くなく、見ている側も一緒に楽しめました。ランチの後で見ても、決して眠くならない映画っていいな。
主演二人のコンビもよく、社長秘書役、ムロツヨシも好演。
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