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2019年09月02日23:55
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ヒビノキ634（8月25日〜8月31日までの１週間／週後半）
2019年８月25日〜2019年８月31日までの１週間分の日記です。
この日記は先週の木曜日〜土曜日までの週後半の日記です。
■2019／８／29／Thursday
さすがに夜には蟲がコロコロ鳴き始めた。
『まちカドまぞく』 第８話 「呪われた果実!!すっぱいミカンにご用心!!」
http://
ミカンちゃんツンデレ気味だけれど、偏った呪いで、そのツンデレがやばい。
たまさくらちゃんのきぐるみを着たバイトの中で、
あらたな魔法少女と遭遇したシャミ子。ミカンちゃんの説明によれば、
「たまさくら市中で魔法少女と魔族の抗争が勃発」 →
「知り合いがボコボコにされて魔力をうばわれる」 →
「そうして魔族の軍門へと下った」、盛り過ぎな状況をウソだとも思わない、
その魔法少女――陽夏木ミカンにシャミ子は戦慄し……。
魔法少女に「ちぎなげ（パワーワード）」されたくない！
シャミ子はミカンを警戒するも、
ミカンちゃんただの良い人だった。純粋にシャミ子の護衛に協力。
……だが、「ほめたり」「ドキドキ」
したりすると、身近な人にささやかな不幸がふりかかる。めんどくせえな。
桃がミカンを町に呼ぶ理由は「魔力をうばわれてあせっている」
のがミカンの印象。「魔法少女は魔力を消費しすぎた場合に消滅する」
今回もするっとシリアスな設定いれてくんな。
■2019／８／30／Friday
かんがえてみれば今月はTRPG３回やったんだな。
『Dr.STONE』 第９話 「この手に科学の灯を」
https:/
強力磁石を手に入れた！
サルファ薬／サルファ剤を作り出す第一段階に、まず鉄を作り出す。
そのあと鉄の棒を電化 → 強力磁石を製造 → 磁石を利用した発電をめざす千空。
だが、現場に司が送り込む斥候――メンタリストのあさぎりゲンがあらわれ……。
ゲンは千空が次々文明を取り戻す様子に、
「千空生存」の報告を司の元へ戻り、報告するのをためらう。
ラーメンで胃袋をつかむ村人の協力で、鉄の棒は完成。
千空は鉄の棒に雷を落し、強力磁石を作り出す。
金狼と銀狼が手回し発電したよう、磁石が動く → 誘導電流が発生
→ それを取り出して発電する仕組。
この仕組みは現在の発電の基本。
磁石へ水が当る部位を取り付け、水流で回転させ発電するのが水力発電。
火で水を沸騰させ、蒸気で磁石を回転させるものが火力発電。
その火を核分裂にかえ、発生する蒸気で発電するのが原子力発電なんだよな。
ともあれ千空は夜を打ち破る明りを手に入れた。
『グランベルム』 第９話 「ノクターン、染め上げて」
http://
満月はアルマノクスを操る“人形”なのかな？
だとした場合、どうしてそうであるかわからんけど。
そもそもグランベルムの勝利者 ＝ 魔術師「プリンセプス」って存在するのか？
魔力が封印されたあとでグランベルムが常時開催されていたら、
勝者が存在するはず。でも、現グランベルムの参加者たちは、
旧グランベルムの勝者を把握してない。そこがわからんのだよな。
水晶が九音にゆさぶりをかけるなかで、寧々は新月に満月の正体を話す。
驚愕する新月は、満月をかばうように彼女を戦闘から遠ざけ……。
九音が水晶のゆさぶりをはねのけ、雪月梅花が雪月梅花（鬼心鏡月）
にパワーアップ。水晶を追い込む。
……が、水晶のドロセラノクターンもセラドアノクターンの真の姿を解放。
２人の戦いへと割って入った満月のホワイトリリーを、
セラドアノクターンの剣が突き刺す。
来週でさすがに満月の正体はあかしそう。
それをふくめて、あと３話しかないしね。
『荒ぶる季節の乙女どもよ』 第９話 「キツネノカミソリ」
http://
この上から目線。文化祭で文芸部が考案した自らの恋の伝説で、
カップルとなった和紗と泉の２人。世界のなにもかもが新鮮に感じる中で、
以外の文系部員たちも動き始め……。
「君は星の王子様の“狐”だ――」と、三枝に表現された新菜。
その彼女が抱く泉への執着で展開。
一度ひっついたものを“ぶっ壊す展開”がまことに岡田麿里らしいですが、
問題は、そのぶっ壊すための“道具（事象）”だよなあ。
恋愛失敗組の新菜、ひと葉、もーちんは、もうぶっ壊れたあと。
ですからマリーの物語的に次の目的は、恋愛成功組をぶっ壊すこと。
和紗の壊し方は泉を自身の肉体で煽る新菜でいいけれど、おそねはどうすんだろ？
正直、外から中まで良い奴の天城くんが引き金を作るとは思えないし。
もっと外側の理由からか？
ともあれ、まだまだ「ぐっちゃぐっちゃ」になりそう。
同時に12話で終了か？ 13話で終了か？
一話余裕のあるなしで「まとまりかた」の印象がぜんぜんかわりそう。
■2018／８／31／Saturday
午後から三河島でTRPGのセッション――。
『チェレステ色のパラディーゾ』のGMをさせてもらいました。
http://
参加したメンバーはお疲れ様でした。
おおむねみんなの感想にあったよう、
こまかい部分をのぞいたら、現状文句をつける部分がないな。
空戦の主題は唯一無二だし、出来は市販システムに匹敵する。
なにより市販システムができないことへ挑戦している。
なお、以下のゲームプレイの内容は、
ルールブック掲載シナリオ「マダムが一番すきなもの」
の内容へとふれています。
このシナリオをプレイする予定があるならば十分注意してください。
●登場キャラクター（50音順）
▼PC� ．�ルロ 男／愛機：フェレーナ（ガンナー）
巨漢の大男で筋力でものをいわせるマダムファン。後部座席に兄弟のルイージが座る。犯人との違いが、シャツの柄が縦縞か横縞の違いレベル。コールサインはリーガン。
▼PC�◆．献腑法次Γ福Ε�イル 男／愛機：マッカハンドレッド（ファイター）
父親の七光りで趣味で空を飛ぶ高等遊民。限定機モデルという理由のせいで調査ではトラブル連発。だが、空戦ではボスをふくめ３機撃墜。コールサインはレッドコメット。
▼PC�� リー・ライト 男／ライラプス（スピーダー）
東国出身の飛行機乗り。エミリアちゃんねらい。ソツなく効率的／戦略的に情報を集め回り活躍。空戦では上昇／下降を駆使し戦場を攪乱。コールサインはクールエイド。
●プレイの内容
（１）
翡翠（ひすい）色の空と碧色の海が溶け合うマリエッタ諸島。契約飛行士 *1 たちは、
ミステリアスな女主人マダムが営む「バンデルオーラ」で午後の時間を過す――。
PCたちやほかの飛行士たちに、酒場へ勤め始め、そろそろ１年の給仕エミリア *2 が、
たずねた。「マダムの好きな物ってなんでしょう？」 酒場の開店記念、
エミリアは、マダムに感謝の気持をこめ好きな物をプレゼントしたいという。*3
彼女の話にカルロをふくめ、マダムファンの飛行士たちが、やれ、猫だ、花だ、
いやこれだろ、とまくしたてるも役立たたず。*4 カルロふくめ飛行士たちは、
「オレがマダムの一番好きな物を探す！」と息巻き、翌日からマリエッタ諸島の空を、
マダムファンの飛行士が飛び交うことになった。*5 だが、探索の中でPCたち一行は、
マダムの周囲を嗅ぎ回る不穏な影を感じ、*6 その憂いを取り払うことになる。
（２）
PCはシナリオの最後にマダムのストーカーめいたファンクラブ「マンモーニクラブ」*7
と空戦（チェイス）で対決。「チェレステ色のパラディーゾ（以下チェレステ）」は、
その空戦――戦闘の「結」へいたる経過を【クエストフェイズ】の「承」で描く。*8
様々なスポット（観光名所や重要人物）が存在する３種類のエリアマップ *9
――シティ、リゾート、カオス――を双六のように飛び回り「てがかり」を調査。*10
情報点 *11 を獲得。情報点を消費し【クエストカード】*12 の内容を把握するのが、
このゲームの中盤的フェイズの基本的な流れ。この仕組みは非常におもしろい。
前作の「歯車の塔の探空士（以下歯車）」*13 は、双六形式でもリニア（一本道）。
「歯車」が出発から終点まで、一方向の移動しかできないシステムにたいし、*14
「チェレステ」は東西南北どの方向でも（くわえて各々PCが自由に）移動可能だ。*15
（３）
「飛行機 *16 で自由に飛び回る飛行士」 この部分は作品最大のセールスポイント。
【クエストフェイズ】は、そのテーマを十分システムに落し込み好感だ。毎回巻き起る、
移動や探索のトラブルに「なら自分がそっちの“てがかり“へ移動する」や、
「（【調査】行動 *17 によって）移動版可能範囲に“てがかり”をふやす」など、
テーマと戦略性が同居している部分も魅力。*18 今回の【クエストフェイズ】では、
とにかくジョニーの出目や【移動表】*19 【探索表】*20 の結果が壊滅的であり、*21
「ポンコツ整備士とクセの強い限定機モデルのせいだ」ともはやコントだった。*22
そういうトラブルもたのしいし、*23 （２）の効率性と戦略性を重視したシステムで、
実際、リーのPLは上手くトラブルをカバー。*24 情報点を手に入れ、
カードをめくっていった。そうして「マンモーニクラブ」のマダム誘拐計画が発覚する。
（４）
「マダムにたいしてなんて野郎なんだ！」 「マンモーニクラブ」のリーダーの、
マダムファン（巨漢の大男）に我々のマダムファン（巨漢の大男）がいった。*25
PCは、その日の夜に「マンモーニクラブ」へ夜戦をしかけた。*26
最終対決の【チェイスフェイズ】の開始だ。さて「高空」「中空」「低空」*27
と３種の空域の名の付くレーンを使用し、下降と上昇、機動を行い、*28
機体後部の位置を取り合う。そうして射撃を行い、着弾部位 *29 を決定する空戦は、
なるほど、たしかに現在の市販システム／同人システムどれにもないユニークさ。
率直にいって「非常によくできている」。ボスが最初に撃墜され、*30 以後、
とことん着弾が悪くモブが生き残る展開には苦笑したけど、ジョニーが３機撃墜。*31
誘拐計画をくじき開店記念。飛行士たちはマダムの好きな物が来客の笑顔としった。*32
（５）
ゲームの長所（Pros）
・ 調査の【クエストフェイズ】でも、空戦の【チェイスフェイズ】でも、
「飛行機で飛行士が自由に飛び回る」作品の主題を十分表現している。唯一無二。*33
・ イタリアに似た世界、飛び回るレシプロと、ヴィジュアルが非常に想像しやすい。
イメージも喚起しやすく、その意味ではTRPG初心者にもむく。*34
・ 【チェイスフェイズ】のルールはやや複雑だが、【クエストフェイズ】をふくめ、
複雑になりすぎず、かつ、単純にもなりすぎない配分が好感。
・ TRPGとしての“てざわり”自体、ややボードゲームめいているが、そのぶん、
調査でも戦闘でも、戦略や効率、勝負のアヤを強く感覚可能な部分。*35
・ 「飛べない豚〜」の一言で説明可能ないさぎよさ。
（６）
ゲームの短所（Cons）
・ 正直にいってほとんど「ない」。そのため以下は今後の展開や個人の希望だ。
市販システムに匹敵する出来だし、なんなら市販システムよりもずっと挑戦している。
・ そのアイテムが【クエストフェイズ】で使用するものか？ 【チェイスフェイズ】
で使用するものか？ 明示をしてほしい。あともうすこしアイテムがほしい。*36
・ この部分は以前「歯車」でもふれたが、人間キャラクター部分の拡張がほしい。
ただ、その選択は、同時に現在のシンプルなゲームルールと引き換えだともわかる。*37
・ ルールブックでは強調されてないが、コマやカウントトークンがあればあるほど、
ゲームプレイは円滑にすすむ。公式で専用のものを販売できそう。*38
・ 【移動表】と【探索表】にもっと種類がほしい。
●脚注
※１ 契約飛行士 ＝ カチャトーレ。政府と契約し、マリエッタ諸島に襲来する空賊を撃退するフリーランスの飛行機乗りの総称。ただ、傭兵家業の“本業”ばかりでなく、サンプルシナリオの傾向を見る限り、“副業”や“探索”のために愛機で飛ぶ場面も多い。
※２ エミリア・フェットチーネ。19歳。酒場に勤め始め、そろそろ１年の給仕。女主人のマダムを慕う気弱だが気立てがよくやさしい彼女。カルロとジョニーはマダムねらい。リーはエミリアちゃんねらい
※３ ※32も参照。こういうのは“金銭価値”だけではいけない。
※４ 10年酒場に通う常連でもまったくダメであった。
※５ ちなみにシナリオでは丁寧に「エミリアの依頼に協力させるためには“こうする”といいよ」との説明が存在する。……が、最初からカルロが「おれがマダムの好きな物を１１番に探す！」とノリノリだったために、シナリオは勝手にすすんでいった。
※６ よくよくかんがえればマダムファンの飛行士たちと動機がかわらんな。
※７ マンモーニ（mammoni） ＝ イタリア語で「ママっ子」
※８ 【クエストフェイズ】の構成は朝セグメント（乗り手のコンディションの決定、ラジオ・マリエッタを聞く、GMの「てがかり」の配置） → 午前セグメント（【移動】【調査】【補給】【救出】【交流】【休憩】【探索】【アイテムの使用】【スポット効果の使用】のいずれか２つを選択して行動する） → 午後セグメント（「午前セグメント」と同様） → 夜セグメント（スポットの酒場かキャラクター作成のときに決定したアジトへ強制移動。【移動】以外の行動を行う）で展開していく。
※９ シティエリア、リゾートエリア、カオスエリアには、それぞれ20マスが存在し、エリアマップの特色に沿うスポットが存在する。ちなみにシティエリアは商業地区、リゾートエリアは観光地区、カオスエリアは治安に問題ある「ダーティ」「ブラック」な地域だ。
※10 ※11も参照。「てがかり」の存在するマスで【探索表】を振り、イベント効果を適用したあと、PCは基本１点の「情報点」を入手することができる。
※11 ※12も参照。【クエストカード】を公開（状態）にするためには一定の点数の「情報点」が必要だ。
※12 ※11と※12も参照。【クエストカード】の裏面にはシナリオへ関る情報、あるいは、物語の真実や欠片が記載され、解決方法（判定）が付記してある。【クエストカード】を公開して解決しないと【チェイスフェイズ】で不利になったり、対決するボスやモブが強力になったりする。
※13 http://
※14 この表現は一部語弊があるが、すくなくとも「歯車」は、PC全員が一台の飛行船／飛空艇に乗り一蓮托生で移動し、かつ終点へ到達するまで、複数設置されたルートを１つ選択可能なだけだ。
※15 つまりは「歯車」はリニア式移動だが「チェレステ」はノンリ二ア式移動だ。
※16 飛行機 ＝ 愛機 ＝ カッチャ・エクストロ。PCの足であり、翼であり、武器であり、相棒である。この世界の飛行機は、20数年前に終戦となった「大戦」ではじめて登場した比較的あたらしい技術だということ。
※17 【調査】判定に成功することによってエリアマップに２個あらたな「てがかり」を配置することができる。
※18 つまりはテーマ（世界と物語の設定）とルール（システム）がうまく“融合”している。
※19 PCが【移動】する場合、ｄ20を振り、天候悪化、燃料もれ、知り合いに出会う、といったランダム要素を決定する。
※20 PCが【探索】する場合、ｄ20を振り、必要な判定やイベント、「情報点」と引き換えに「てがかり」を失うといったランダム要素を決定する。
※21 エンジンがぶっ壊れたり、ファンブルがとにかく頻発するなど。
※22 「（リーのPL）限定機モデルはこれだから」
※23 笑って許そう。
※24 こういう戦略のアヤの掴み方はリーのPLならでは。
※25 暑苦しい「マンモーニクラブ」のリーダーのマスターシーンに「（カルロ以外のPL）これカルロとクラブのリーダーの違い？ 着てる服が縦縞か横縞ぐらいしかないのでは？」「（カルロのPL）ちょっと！ みんなうるさいよ！」
※26 夜戦に意味はないが、翌日の朝に乗り手（キャラクター）のコンディションは変化する。そのため、その日のうちに【チェイスフェイズ】へ突入した。
※27 射撃は同じレーンにいる存在にのみ行なえる。そのため攻撃回避にレーンを上昇／下降する「かけひき」が重要だ。また１つ下のレーンに下降する場合、対象は（ほぼ）自由に敵機の背後に割り込んで射撃対象にすることができる。この「かけひき」も重要だ。
※29 ｄ20を振り、出目（１〜20）のマスに該当部位（エンジン、主翼×２、操縦席、胴体×２、尾翼×２）があれば自機／敵機はダメージをうける。この潜水艦ゲームのような仕様は「歯車」で好評であったシステムの流用だ。
※30 「（GM）あっ！」（ジョニーの攻撃が胴体に数発着弾した）
※31 「（ジョニーのPL）これが限定機モデルと高等遊民の力よ！」（かっこいいのかわるいのか）
※32 ※３も参照。この作品にふさわしいのはウェット＆ウォームな結末だな。
※33 この作品がオリジンでファウンダーだということ。以後、類似のシステムがでれば、プロ／アマ関係なく本作の「模倣」だ。
※34 インストが簡単にできるということは一種の強味だ。
※35 TRPGはゲームであり“競技性”と“競争性”が必要だが、その双方の要素は十分発揮をされている。
※36 現在、アイテムは、乗り手と機体のコンディションに関る種類ばかりだ。また【クエストフェイズ】以外で使用できないのだろう。それ以外へ関るアイテムがほしい。
※37 たとえば服装とか装飾とか。ただ、導入して煩雑になったらば元も子もない。
※38 ダイスプールやイニシアチブの管理で非常に便利だ（本作では２つの要素が頻繁に変動する）。会場ではホワイトボードなども併用していた。
『鬼滅の刃』 第22話 「お館様」
https:/
性格破綻者しかいない。
過去に見逃す選択 ＋ 自身の肉親だといえ、結果、鬼と化す禰豆子をかばい、
「隊律違反」を犯す炭治郎と水柱の富岡。炭治郎は鬼殺隊の本部で、
拘束をされたまま柱達と、鬼殺隊の頂点に立つお館様と出会い……。
今回は柱達とお館様の紹介に終始した格好。
目下の問題は禰豆子の処遇をめぐる“裁判”。
富岡と鱗滝は、お館様に書状を出し、
もし、禰豆子がヒトを「襲った」「食った」場合、炭治郎ともども腹を切る、と約束。
だが、全員どこかでネジがとんでいる柱達の一部が納得するわけがない。
そりゃそうだ。鬼狩りなわけだし。
風柱の不死川実弥（しなずがわさねみ）は、自身の血を使い、禰豆子に吸血をあおる。
不死川をはじめ、柱達のキャラクターは個性がじつにたっているが、
こんなヒトたちが周囲にいたら大変だわ。
来週で“裁判”に決着がついて、以後、機能回復訓練（６巻）で閉幕かな？
無限列車まではやれんだろ。
この日記は先週の木曜日〜土曜日までの週後半の日記です。
■2019／８／29／Thursday
さすがに夜には蟲がコロコロ鳴き始めた。
『まちカドまぞく』 第８話 「呪われた果実!!すっぱいミカンにご用心!!」
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ミカンちゃんツンデレ気味だけれど、偏った呪いで、そのツンデレがやばい。
たまさくらちゃんのきぐるみを着たバイトの中で、
あらたな魔法少女と遭遇したシャミ子。ミカンちゃんの説明によれば、
「たまさくら市中で魔法少女と魔族の抗争が勃発」 →
「知り合いがボコボコにされて魔力をうばわれる」 →
「そうして魔族の軍門へと下った」、盛り過ぎな状況をウソだとも思わない、
その魔法少女――陽夏木ミカンにシャミ子は戦慄し……。
魔法少女に「ちぎなげ（パワーワード）」されたくない！
シャミ子はミカンを警戒するも、
ミカンちゃんただの良い人だった。純粋にシャミ子の護衛に協力。
……だが、「ほめたり」「ドキドキ」
したりすると、身近な人にささやかな不幸がふりかかる。めんどくせえな。
桃がミカンを町に呼ぶ理由は「魔力をうばわれてあせっている」
のがミカンの印象。「魔法少女は魔力を消費しすぎた場合に消滅する」
今回もするっとシリアスな設定いれてくんな。
■2019／８／30／Friday
かんがえてみれば今月はTRPG３回やったんだな。
『Dr.STONE』 第９話 「この手に科学の灯を」
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強力磁石を手に入れた！
サルファ薬／サルファ剤を作り出す第一段階に、まず鉄を作り出す。
そのあと鉄の棒を電化 → 強力磁石を製造 → 磁石を利用した発電をめざす千空。
だが、現場に司が送り込む斥候――メンタリストのあさぎりゲンがあらわれ……。
ゲンは千空が次々文明を取り戻す様子に、
「千空生存」の報告を司の元へ戻り、報告するのをためらう。
ラーメンで胃袋をつかむ村人の協力で、鉄の棒は完成。
千空は鉄の棒に雷を落し、強力磁石を作り出す。
金狼と銀狼が手回し発電したよう、磁石が動く → 誘導電流が発生
→ それを取り出して発電する仕組。
この仕組みは現在の発電の基本。
磁石へ水が当る部位を取り付け、水流で回転させ発電するのが水力発電。
火で水を沸騰させ、蒸気で磁石を回転させるものが火力発電。
その火を核分裂にかえ、発生する蒸気で発電するのが原子力発電なんだよな。
ともあれ千空は夜を打ち破る明りを手に入れた。
『グランベルム』 第９話 「ノクターン、染め上げて」
http://
満月はアルマノクスを操る“人形”なのかな？
だとした場合、どうしてそうであるかわからんけど。
そもそもグランベルムの勝利者 ＝ 魔術師「プリンセプス」って存在するのか？
魔力が封印されたあとでグランベルムが常時開催されていたら、
勝者が存在するはず。でも、現グランベルムの参加者たちは、
旧グランベルムの勝者を把握してない。そこがわからんのだよな。
水晶が九音にゆさぶりをかけるなかで、寧々は新月に満月の正体を話す。
驚愕する新月は、満月をかばうように彼女を戦闘から遠ざけ……。
九音が水晶のゆさぶりをはねのけ、雪月梅花が雪月梅花（鬼心鏡月）
にパワーアップ。水晶を追い込む。
……が、水晶のドロセラノクターンもセラドアノクターンの真の姿を解放。
２人の戦いへと割って入った満月のホワイトリリーを、
セラドアノクターンの剣が突き刺す。
来週でさすがに満月の正体はあかしそう。
それをふくめて、あと３話しかないしね。
『荒ぶる季節の乙女どもよ』 第９話 「キツネノカミソリ」
http://
この上から目線。文化祭で文芸部が考案した自らの恋の伝説で、
カップルとなった和紗と泉の２人。世界のなにもかもが新鮮に感じる中で、
以外の文系部員たちも動き始め……。
「君は星の王子様の“狐”だ――」と、三枝に表現された新菜。
その彼女が抱く泉への執着で展開。
一度ひっついたものを“ぶっ壊す展開”がまことに岡田麿里らしいですが、
問題は、そのぶっ壊すための“道具（事象）”だよなあ。
恋愛失敗組の新菜、ひと葉、もーちんは、もうぶっ壊れたあと。
ですからマリーの物語的に次の目的は、恋愛成功組をぶっ壊すこと。
和紗の壊し方は泉を自身の肉体で煽る新菜でいいけれど、おそねはどうすんだろ？
正直、外から中まで良い奴の天城くんが引き金を作るとは思えないし。
もっと外側の理由からか？
ともあれ、まだまだ「ぐっちゃぐっちゃ」になりそう。
同時に12話で終了か？ 13話で終了か？
一話余裕のあるなしで「まとまりかた」の印象がぜんぜんかわりそう。
■2018／８／31／Saturday
午後から三河島でTRPGのセッション――。
『チェレステ色のパラディーゾ』のGMをさせてもらいました。
http://
参加したメンバーはお疲れ様でした。
おおむねみんなの感想にあったよう、
こまかい部分をのぞいたら、現状文句をつける部分がないな。
空戦の主題は唯一無二だし、出来は市販システムに匹敵する。
なにより市販システムができないことへ挑戦している。
なお、以下のゲームプレイの内容は、
ルールブック掲載シナリオ「マダムが一番すきなもの」
の内容へとふれています。
このシナリオをプレイする予定があるならば十分注意してください。
●登場キャラクター（50音順）
▼PC� ．�ルロ 男／愛機：フェレーナ（ガンナー）
巨漢の大男で筋力でものをいわせるマダムファン。後部座席に兄弟のルイージが座る。犯人との違いが、シャツの柄が縦縞か横縞の違いレベル。コールサインはリーガン。
▼PC�◆．献腑法次Γ福Ε�イル 男／愛機：マッカハンドレッド（ファイター）
父親の七光りで趣味で空を飛ぶ高等遊民。限定機モデルという理由のせいで調査ではトラブル連発。だが、空戦ではボスをふくめ３機撃墜。コールサインはレッドコメット。
▼PC�� リー・ライト 男／ライラプス（スピーダー）
東国出身の飛行機乗り。エミリアちゃんねらい。ソツなく効率的／戦略的に情報を集め回り活躍。空戦では上昇／下降を駆使し戦場を攪乱。コールサインはクールエイド。
●プレイの内容
（１）
翡翠（ひすい）色の空と碧色の海が溶け合うマリエッタ諸島。契約飛行士 *1 たちは、
ミステリアスな女主人マダムが営む「バンデルオーラ」で午後の時間を過す――。
PCたちやほかの飛行士たちに、酒場へ勤め始め、そろそろ１年の給仕エミリア *2 が、
たずねた。「マダムの好きな物ってなんでしょう？」 酒場の開店記念、
エミリアは、マダムに感謝の気持をこめ好きな物をプレゼントしたいという。*3
彼女の話にカルロをふくめ、マダムファンの飛行士たちが、やれ、猫だ、花だ、
いやこれだろ、とまくしたてるも役立たたず。*4 カルロふくめ飛行士たちは、
「オレがマダムの一番好きな物を探す！」と息巻き、翌日からマリエッタ諸島の空を、
マダムファンの飛行士が飛び交うことになった。*5 だが、探索の中でPCたち一行は、
マダムの周囲を嗅ぎ回る不穏な影を感じ、*6 その憂いを取り払うことになる。
（２）
PCはシナリオの最後にマダムのストーカーめいたファンクラブ「マンモーニクラブ」*7
と空戦（チェイス）で対決。「チェレステ色のパラディーゾ（以下チェレステ）」は、
その空戦――戦闘の「結」へいたる経過を【クエストフェイズ】の「承」で描く。*8
様々なスポット（観光名所や重要人物）が存在する３種類のエリアマップ *9
――シティ、リゾート、カオス――を双六のように飛び回り「てがかり」を調査。*10
情報点 *11 を獲得。情報点を消費し【クエストカード】*12 の内容を把握するのが、
このゲームの中盤的フェイズの基本的な流れ。この仕組みは非常におもしろい。
前作の「歯車の塔の探空士（以下歯車）」*13 は、双六形式でもリニア（一本道）。
「歯車」が出発から終点まで、一方向の移動しかできないシステムにたいし、*14
「チェレステ」は東西南北どの方向でも（くわえて各々PCが自由に）移動可能だ。*15
（３）
「飛行機 *16 で自由に飛び回る飛行士」 この部分は作品最大のセールスポイント。
【クエストフェイズ】は、そのテーマを十分システムに落し込み好感だ。毎回巻き起る、
移動や探索のトラブルに「なら自分がそっちの“てがかり“へ移動する」や、
「（【調査】行動 *17 によって）移動版可能範囲に“てがかり”をふやす」など、
テーマと戦略性が同居している部分も魅力。*18 今回の【クエストフェイズ】では、
とにかくジョニーの出目や【移動表】*19 【探索表】*20 の結果が壊滅的であり、*21
「ポンコツ整備士とクセの強い限定機モデルのせいだ」ともはやコントだった。*22
そういうトラブルもたのしいし、*23 （２）の効率性と戦略性を重視したシステムで、
実際、リーのPLは上手くトラブルをカバー。*24 情報点を手に入れ、
カードをめくっていった。そうして「マンモーニクラブ」のマダム誘拐計画が発覚する。
（４）
「マダムにたいしてなんて野郎なんだ！」 「マンモーニクラブ」のリーダーの、
マダムファン（巨漢の大男）に我々のマダムファン（巨漢の大男）がいった。*25
PCは、その日の夜に「マンモーニクラブ」へ夜戦をしかけた。*26
最終対決の【チェイスフェイズ】の開始だ。さて「高空」「中空」「低空」*27
と３種の空域の名の付くレーンを使用し、下降と上昇、機動を行い、*28
機体後部の位置を取り合う。そうして射撃を行い、着弾部位 *29 を決定する空戦は、
なるほど、たしかに現在の市販システム／同人システムどれにもないユニークさ。
率直にいって「非常によくできている」。ボスが最初に撃墜され、*30 以後、
とことん着弾が悪くモブが生き残る展開には苦笑したけど、ジョニーが３機撃墜。*31
誘拐計画をくじき開店記念。飛行士たちはマダムの好きな物が来客の笑顔としった。*32
（５）
ゲームの長所（Pros）
・ 調査の【クエストフェイズ】でも、空戦の【チェイスフェイズ】でも、
「飛行機で飛行士が自由に飛び回る」作品の主題を十分表現している。唯一無二。*33
・ イタリアに似た世界、飛び回るレシプロと、ヴィジュアルが非常に想像しやすい。
イメージも喚起しやすく、その意味ではTRPG初心者にもむく。*34
・ 【チェイスフェイズ】のルールはやや複雑だが、【クエストフェイズ】をふくめ、
複雑になりすぎず、かつ、単純にもなりすぎない配分が好感。
・ TRPGとしての“てざわり”自体、ややボードゲームめいているが、そのぶん、
調査でも戦闘でも、戦略や効率、勝負のアヤを強く感覚可能な部分。*35
・ 「飛べない豚〜」の一言で説明可能ないさぎよさ。
（６）
ゲームの短所（Cons）
・ 正直にいってほとんど「ない」。そのため以下は今後の展開や個人の希望だ。
市販システムに匹敵する出来だし、なんなら市販システムよりもずっと挑戦している。
・ そのアイテムが【クエストフェイズ】で使用するものか？ 【チェイスフェイズ】
で使用するものか？ 明示をしてほしい。あともうすこしアイテムがほしい。*36
・ この部分は以前「歯車」でもふれたが、人間キャラクター部分の拡張がほしい。
ただ、その選択は、同時に現在のシンプルなゲームルールと引き換えだともわかる。*37
・ ルールブックでは強調されてないが、コマやカウントトークンがあればあるほど、
ゲームプレイは円滑にすすむ。公式で専用のものを販売できそう。*38
・ 【移動表】と【探索表】にもっと種類がほしい。
●脚注
※１ 契約飛行士 ＝ カチャトーレ。政府と契約し、マリエッタ諸島に襲来する空賊を撃退するフリーランスの飛行機乗りの総称。ただ、傭兵家業の“本業”ばかりでなく、サンプルシナリオの傾向を見る限り、“副業”や“探索”のために愛機で飛ぶ場面も多い。
※２ エミリア・フェットチーネ。19歳。酒場に勤め始め、そろそろ１年の給仕。女主人のマダムを慕う気弱だが気立てがよくやさしい彼女。カルロとジョニーはマダムねらい。リーはエミリアちゃんねらい
※３ ※32も参照。こういうのは“金銭価値”だけではいけない。
※４ 10年酒場に通う常連でもまったくダメであった。
※５ ちなみにシナリオでは丁寧に「エミリアの依頼に協力させるためには“こうする”といいよ」との説明が存在する。……が、最初からカルロが「おれがマダムの好きな物を１１番に探す！」とノリノリだったために、シナリオは勝手にすすんでいった。
※６ よくよくかんがえればマダムファンの飛行士たちと動機がかわらんな。
※７ マンモーニ（mammoni） ＝ イタリア語で「ママっ子」
※８ 【クエストフェイズ】の構成は朝セグメント（乗り手のコンディションの決定、ラジオ・マリエッタを聞く、GMの「てがかり」の配置） → 午前セグメント（【移動】【調査】【補給】【救出】【交流】【休憩】【探索】【アイテムの使用】【スポット効果の使用】のいずれか２つを選択して行動する） → 午後セグメント（「午前セグメント」と同様） → 夜セグメント（スポットの酒場かキャラクター作成のときに決定したアジトへ強制移動。【移動】以外の行動を行う）で展開していく。
※９ シティエリア、リゾートエリア、カオスエリアには、それぞれ20マスが存在し、エリアマップの特色に沿うスポットが存在する。ちなみにシティエリアは商業地区、リゾートエリアは観光地区、カオスエリアは治安に問題ある「ダーティ」「ブラック」な地域だ。
※10 ※11も参照。「てがかり」の存在するマスで【探索表】を振り、イベント効果を適用したあと、PCは基本１点の「情報点」を入手することができる。
※11 ※12も参照。【クエストカード】を公開（状態）にするためには一定の点数の「情報点」が必要だ。
※12 ※11と※12も参照。【クエストカード】の裏面にはシナリオへ関る情報、あるいは、物語の真実や欠片が記載され、解決方法（判定）が付記してある。【クエストカード】を公開して解決しないと【チェイスフェイズ】で不利になったり、対決するボスやモブが強力になったりする。
※13 http://
※14 この表現は一部語弊があるが、すくなくとも「歯車」は、PC全員が一台の飛行船／飛空艇に乗り一蓮托生で移動し、かつ終点へ到達するまで、複数設置されたルートを１つ選択可能なだけだ。
※15 つまりは「歯車」はリニア式移動だが「チェレステ」はノンリ二ア式移動だ。
※16 飛行機 ＝ 愛機 ＝ カッチャ・エクストロ。PCの足であり、翼であり、武器であり、相棒である。この世界の飛行機は、20数年前に終戦となった「大戦」ではじめて登場した比較的あたらしい技術だということ。
※17 【調査】判定に成功することによってエリアマップに２個あらたな「てがかり」を配置することができる。
※18 つまりはテーマ（世界と物語の設定）とルール（システム）がうまく“融合”している。
※19 PCが【移動】する場合、ｄ20を振り、天候悪化、燃料もれ、知り合いに出会う、といったランダム要素を決定する。
※20 PCが【探索】する場合、ｄ20を振り、必要な判定やイベント、「情報点」と引き換えに「てがかり」を失うといったランダム要素を決定する。
※21 エンジンがぶっ壊れたり、ファンブルがとにかく頻発するなど。
※22 「（リーのPL）限定機モデルはこれだから」
※23 笑って許そう。
※24 こういう戦略のアヤの掴み方はリーのPLならでは。
※25 暑苦しい「マンモーニクラブ」のリーダーのマスターシーンに「（カルロ以外のPL）これカルロとクラブのリーダーの違い？ 着てる服が縦縞か横縞ぐらいしかないのでは？」「（カルロのPL）ちょっと！ みんなうるさいよ！」
※26 夜戦に意味はないが、翌日の朝に乗り手（キャラクター）のコンディションは変化する。そのため、その日のうちに【チェイスフェイズ】へ突入した。
※27 射撃は同じレーンにいる存在にのみ行なえる。そのため攻撃回避にレーンを上昇／下降する「かけひき」が重要だ。また１つ下のレーンに下降する場合、対象は（ほぼ）自由に敵機の背後に割り込んで射撃対象にすることができる。この「かけひき」も重要だ。
※29 ｄ20を振り、出目（１〜20）のマスに該当部位（エンジン、主翼×２、操縦席、胴体×２、尾翼×２）があれば自機／敵機はダメージをうける。この潜水艦ゲームのような仕様は「歯車」で好評であったシステムの流用だ。
※30 「（GM）あっ！」（ジョニーの攻撃が胴体に数発着弾した）
※31 「（ジョニーのPL）これが限定機モデルと高等遊民の力よ！」（かっこいいのかわるいのか）
※32 ※３も参照。この作品にふさわしいのはウェット＆ウォームな結末だな。
※33 この作品がオリジンでファウンダーだということ。以後、類似のシステムがでれば、プロ／アマ関係なく本作の「模倣」だ。
※34 インストが簡単にできるということは一種の強味だ。
※35 TRPGはゲームであり“競技性”と“競争性”が必要だが、その双方の要素は十分発揮をされている。
※36 現在、アイテムは、乗り手と機体のコンディションに関る種類ばかりだ。また【クエストフェイズ】以外で使用できないのだろう。それ以外へ関るアイテムがほしい。
※37 たとえば服装とか装飾とか。ただ、導入して煩雑になったらば元も子もない。
※38 ダイスプールやイニシアチブの管理で非常に便利だ（本作では２つの要素が頻繁に変動する）。会場ではホワイトボードなども併用していた。
『鬼滅の刃』 第22話 「お館様」
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性格破綻者しかいない。
過去に見逃す選択 ＋ 自身の肉親だといえ、結果、鬼と化す禰豆子をかばい、
「隊律違反」を犯す炭治郎と水柱の富岡。炭治郎は鬼殺隊の本部で、
拘束をされたまま柱達と、鬼殺隊の頂点に立つお館様と出会い……。
今回は柱達とお館様の紹介に終始した格好。
目下の問題は禰豆子の処遇をめぐる“裁判”。
富岡と鱗滝は、お館様に書状を出し、
もし、禰豆子がヒトを「襲った」「食った」場合、炭治郎ともども腹を切る、と約束。
だが、全員どこかでネジがとんでいる柱達の一部が納得するわけがない。
そりゃそうだ。鬼狩りなわけだし。
風柱の不死川実弥（しなずがわさねみ）は、自身の血を使い、禰豆子に吸血をあおる。
不死川をはじめ、柱達のキャラクターは個性がじつにたっているが、
こんなヒトたちが周囲にいたら大変だわ。
来週で“裁判”に決着がついて、以後、機能回復訓練（６巻）で閉幕かな？
無限列車まではやれんだろ。
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