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2017年10月26日05:19

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落語の徒然(歳時記)


今日は「天神の日」
江戸は亀戸天神が初めてで湯島は後になります。天神の祭神は、菅原道真です。

亀戸天神は錦糸町と亀戸の間にあります。江戸名所百景にも書かれています。
隣にある中村仲蔵生誕の地の平井には聖天、錦糸町には本所七不思議の「おいてけ掘り」その先の両国には吉良家の屋敷跡があります。

裏手は吾嬬です。ここに大和武尊の妻の弟橘姫を祭る神社があります。
隣の業平橋(スカイツリー)には大岡越前の政談ものの縛られ地蔵があった場所です、現在葛飾区の水元に移転してます。

落語ネタには 「初天神」があります。私はこの「初天神」の親子の情が出ている場面が好きです。特に今まで聞いた中で印象に残っているのは古今亭菊生師匠の「初天神」です。こどもがお父さんの手にぶら下がって初天神に行くところがとてもいいのです。

「月宮殿星の都」には雷様が出ますが「月宮殿星の都」は上方落語の天の旅です。
このように上方落語の旅ネタには東は 「伊勢参宮神乃賑」、西は「金毘羅詣出」、南は「紀州飛脚」、北は「池田の猪買い」、海中ネタでは「竜宮界竜都」「異国」、「島巡り大人の屁」、あの世ネタでは「地獄八景亡者戯」など旅ネタはまだまだあります。


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