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2008年08月25日01:45

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満月の至福に踊る

我々が出演するシーンの一つに、「満月の夜に踊る」というものがある。

先日日記に書いたもの→http://mixi.jp/view_diary.pl?id=898256529&owner_id=1057202が「シリウス」という名前と響きを象徴しているとすれば、このシーンでは「マハナンダ」を象徴するシーンだとも言い得るだろう。


マハナンダ・・・maha ananda・・「大いなる至福」というのは私がアルナーチャラから貰ったホーリーネームである。

まあ、この場面では満月に魅せられて心の底から楽しくなって踊る・・・という演技ではあるのだが、個人的にはかってタイの南の島、コ・パンガン(私の息子が住んでいるところ)の満月のビーチにて、

「食べると宇宙旅行出来ちゃう?」ことでその筋では有名な「ぶっ飛びキノコ」を食して、一晩中とてつもなくホーリーなトリップで踊り転げていた?・・・時のことを出来るだけ生理的にもフラッシュバックさせて演じている。

もちろん完全に再現してしまったらぶち壊しになってしまうので、その時感じていた「壮絶なる愉快感」・・・何というかその「おお、狐や狸に化かされて満月の光のなかで恍惚と踊るてぇのはこんな具合ざんす・・ああ、愉快愉快!!」というリアリティなのだ(爆)


それは厳密な意味(霊性の道における)での「大いなる至福」ではないのだが、今回のお芝居の中では最も幸福感に溢れるシーン・・といえるかもしれない。


さてさて、今回公演のチラシをあちこちで配っているのだが、それを見て「これは前衛的な難しい内容ですかね?」と聞かれることも少なくない。


まあ写真などを見ると一見そう思われてしまう?のも頷けるのだが(笑)、決して「難解・晦渋・理解不能」な観念先行型種類のパフォーマンスではない・・・私が説明し始めると長々しくなるので、チラシに掲載されている「観劇した人の声」をここに紹介しておくざんす。


●最後になぜか涙が出てきました、言葉で表せないほどの得体の知れない何かが、私にぶつかってくる感じでした。とても感動しました。(10代女性)

●観終わった後、腹の底の淀みが少しづつ奇麗になってゆく感じがしました。(20代男性)

●目の前で生々しい肉体を観ているはずなのに、アニメーションの世界のように、色が光が、空間が果てしなく広がっていきました。心が温かくなるのと、切なくなるのが次々に交錯していくので、不思議な時間の体験でした(30代男性)

●一言も言葉を使っていないのに、こちらの情感に作用する「気の交流」が確かにそこに在る・・・自然と目頭が熱くなった(40代男性・・・ちなみにこれは私ざんす)

●もう亡くなったとても好きだった父、母、友達を思い出して、懐かしくて、又会えるよねと思ってしまいました(50代女性)


私の感想の全文は↓

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=352923074&owner_id=1057202
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