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2023年12月10日10:31

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【 映画格付 】全31作品 リドリー・スコット監督作品ランキング

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待していたリドリー・スコット監督最新作『ナポレオン』には、色々な意味で衝撃を受けた。「これまでのいかなるナポレオン映画とも異なる異色作」を志向したのは理解しても、なぜ、そうしたのかはわからない。ただ、彼がナポレオンに対する愛も敬意もなければ、おそらく、ナポレオンの功績についても一切興味がないということだけは私にも理解できる。反面、「世界三大悪女」のひとりと称されるジョゼフィーヌに関しては、リドリーは実に愛情深く、魅力的に描写した。この映画がナポレオン映画ではなく、ジョゼフィーヌ映画であると感じる所以だ。世の中で不当に低く評価されている『キングダム・オブ・ヘブン 劇場版』が今回の『ナポレオン』であり、私が個人的に大傑作だとする『キングダム・オブ・ヘブン ディレクターズカット』に相当するのが、いずれアップルTVで配信されるであろう4時間半バージョンなのだろう。それを観た時に、ようやく、リドリーが『ナポレオン』を撮った意図が理解できるはずだ。4時間半バージョンこそが「ジョゼフィーヌの半生を活写した決定版」だと私は予想する。

 これまでのリドリー監督全31作品が「映画格付」という映画ランキング専門サイトで列挙されているのを見つけた。私の評価とはかなり違っていて、実に面白い。ちなみに、ランキング順位は「ネット上の口コミを集計、独自に採点評価したもの」だそうだ。多くの観客が鑑賞し、ネット上に高評価を書き込めば上位に、反対に観客数が少なければどんなに高評価が溢れていても下位にランクされるということになる。マニアックなものほど、動員数が少ないのは当然で、えてして、そういう作品が面白かったりするものだ。つまり、ランキングは「善い映画か否か」の一定の指標にはなっても、絶対的ではない。最新作の『ナポレオン』は16位。可もなく不可もないということか。

 ちなみに、私の評価では『ブラックホーク・ダウン』『キングダム・オブ・ヘブン ディレクターズカット』『プロメテウス』が上位に躍り出る。

01.ブレードランナー ファイナルカット
02.グラディエーター
03.オデッセイ
04.最後の決闘裁判
05.エイリアン
06.ディレクターズカット ブレードランナー最終版
07.テルマ&ルイーズ
08.ブラックホーク・ダウン
09.アメリカンギャングスター
10.ブレードランナー 劇場版
11.ハウス・オブ・グッチ
12.マッチスティック・メン
13.ブラック・レイン
14.エイリアン ディレクターズカット
15.デュエリスト/決闘者
16.ナポレオン
17.ハンニバル
18.プロヴァンスの贈り物
19.ゲティ家の身代金
20.キングダム・オブ・ヘブン 劇場版
21.白い嵐
22.ワールド・オブ・ライズ
23.エイリアン:コヴェナント
24.ロビン・フッド
25.1492・コロンブス
26.プロメテウス
27.エクソダス:神と王
28.G.I.ジェーン
29.悪の法則
30.誰かに見られている
31.レジェンド/光と闇の伝説
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