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2023年07月22日09:43

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「The Art Of Wolfgang Sawalisch」(14CDs)

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以前、韓国のEMIからリリースされた33枚組について書いたが、こちらはDeccaからのリリースであるものの収録されているのはPhilips音源で、即ちジャケットの写真に反して1960年代の、若かりし頃のサヴァリッシュが聴ける14枚組となっている。

曲目と録音年は

CD1 /ブラームス
1-7.ドイツ・レクイエム
ヴィルマ・リップ(ソプラノ)
フランツ・クラス(バリトン)
ウイーン交響楽団
ウィーン楽友協会合唱団(1962)
CD2 /ブラームス
1.大学祝典序曲(1961)
2.悲劇的序曲(1961)
3.運命の歌(1962)
ウィーン楽友協会合唱団
4.アルト・ラプソディ(1962]
アーフェ・ヘイニス(コントラルト)
ウィーン楽友協会合唱団
5.ハイドンの主題による変奏曲59
ウイーン交響楽団
CD3 /ブラームス
1-4.交響曲第1番(1962)
5-8. 交響曲3番(1961)
ウイーン交響楽団
CD4 /ブラームス
1-4.交響曲第3番(1959)
5-8.交響曲4番(1963)
ウイーン交響楽団
CD5 /ハイドン
1-4.交響曲第94番「驚愕」(1961)
5-8. 交響曲第 100番「軍隊」(1961)
9-12. 交響曲第 101番「時計」(1962)
ウイーン交響楽団
CD6 /メンデルスゾーン
1-20. 「エリヤ」第1部
CD7 /メンデルスゾーン
1-22. 「エリヤ」第2部
エリー・アーメリング(ソプラノ)
レナーテ・クラーマー(ソプラノ)
アンネリース・ブルマイスター(アルト)
ギゼラ・シュレーター(アルト)
ペーター・シュライヤー(テノール)
ハンス=ヨアヒム・ロッチュ(テノール)
テオ・アダム(バス)
ヘルマン=クリスティアン・ポルスター(バス)
ライプチヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
ライプツィヒ放送合唱団(1968)
CD8 /メンデルスゾーン
1-4.交響曲第1番
5-8.交響曲第3番「スコットランド」
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(1967)
CD9 /メンデルスゾーン
1-10.交響曲第2番「讃歌」
ヘレン・ドナート(ソプラノ)
ロトラウト・ハンスマン(ソプラノ)
ヴァルデマール・クメニット(テナー)
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(1967)
CD10 /メンデルスゾーン
1-4.交響曲第4番「イタリア」
5-8.交響曲5番「宗教改革」
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(1966)
CD11 /シューベルト
1-4.交響曲第1番
5-8.交響曲第2番
9-10.イタリア風序曲第1-2番
シュターツカペレ・ドレスデン(1967)
CD12 /シューベルト
1-4.交響曲第3番
5-8.交響曲4番
シュターツカペレ・ドレスデン(1967)
CD13 /シューベルト
1-4.交響曲第5番
5-6.交響曲第8番
7-8.交響曲第6番 第1-2楽章
シュターツカペレ・ドレスデン(1967)
CD14 /シューベルト
1-2.交響曲第6番 第3-4楽章
3-6.交響曲第9番「グレイト」
シュターツカペレ・ドレスデン(1967)

シューベルトは交響曲全曲、ブラームスは交響曲全曲と「ドイツ・レクイエム」、メンデルスゾーンも交響曲全曲と「エリヤ」が網羅されており、録音も良い。

ブラームスも素晴らしいが、特にシューベルトとメンデルスゾーンについては同曲の決定盤と言えるだろう。

当時、カラヤンの後継者とも目されていたそうだが、それも頷ける。

もっとも後年と異なる指揮ぶりを聴かせるわけではなく、サヴァリッシュの音楽に対する姿勢が一貫している事もよく判るボックスだ。

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#クラシック #シューベルト #メンデルスゾーン #サヴァリッシュ

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