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2023年08月06日23:32

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ヒビノキ834(07月30日〜08月05日までの1週間/週後半)

2023/07/30〜2022/08/05までの木曜日〜土曜日の週後半の日記です。

■2023/08/03/木
真珠って“水産物”だから、所管は農林水産省になるのか。いまやってる農産物輸出額のレポートをやるまでは知らなかった。

『呪術廻戦 第2期』 第29話 「玉折」
https://jujutsukaisen.jp/
「最強」と「最悪」の誕生。夏油は呪術師から呪詛師へ転落し、五条と夏油の青春が終る。結局どうなってもこうなってしまったかもしれないし、天内や灰原の死亡が夏油の変心の原因かもしれない。五条が「最強」に覚醒せず、夏油とずっと相棒であったら、夏油は孤独にならなかったかもしれない。いずれにしろ覆水盆には返らず。以後、夏油と夏油の身体を乗っ取る何者かは非術師たちの抹殺へ動く。

作品において一種、物語の起因へ近い過去の終り。全体としては満足しているけど、「玉折」は前編・後編で、たっぷり夏油の転落を描写してもよかったな。少々「かけあし」がすぎる部分があったのはいなめない。ただ、ガラにもなく夏油の転落に五条が感情むきだしになって狼狽するところや、2人が異なる道を歩き出す奇妙な「せつなさ」に夏油にも感情移入してしまうところはよかった。

■2023/08/04/金
暑くて寝れん。

『AIの遺電子』 第5話 「調律」
https://ai-no-idenshi.com/
何かが変わったらば何かを失ってしまう。自堕落を嫌い、過去に自身の情動を調律しているヒューノマイドの松村。ピアノを愛し、以外の物事にイラつき感情を爆発させてしまうヒューノマイドのユウタ。2人が感情を矯正してしまうことによって「なくなる」なにかを描き出す。須藤の知り合い、かつ対局に位置して、独自の哲学で違法医療を行う瀬戸はブラックジャックのキリコみたい。

その瀬戸の語る事はもっともで、ヒトより感情を調律しやすい電脳を持つヒューノマイドなら、対処療法ではなく根本療法で感情を改竄してしまうほうがはやい。なるほど。だが芸術や創作など一部の分野は、本人の状況や感情、情動に強く結び付く。ユウタは情動を矯正しておだやかになった。だが、過去の彼と現在の彼のピアノの演奏はかわってしまった。その複雑な事象は未来でも自由にならない。

■2023/08/05/土
『イノセンツ』――。

ノルウェーのサイキックスリラー映画。監督が大友克洋の「童夢」に影響されたと説明しているけど、舞台は団地。最後は完全に「童夢」。筋書も「童夢」に似る。ただ全体へと満ちる静的な空気の中の緊張感と緊迫感は秀逸。

善悪の区別がついていない子供たち。中心は自閉症の姉を持つ妹の視点だが、最初はすごくイヤな子の彼女が、家族や姉を想い、成長していく様子がよろしい。彼女だけ超能力者ではないところもまたよい。

『ホリミヤ -piece-』 第5話 「お泊り会」
https://horimiya-anime.com/
脱げっ! 脱げっ! ミヤムラくん。経緯はわからないものの仙石(会長)の自宅へ泊る事になったミヤムラ、石川、井浦の3人。3人は寝る場所を求め、部屋わりしながら就寝。そうして会長にミヤムラの秘密を解き明かす千載一遇のチャンスが到来する。ミヤムラのタトゥー問題の追求。気持はわかる。約3年間、同性の前で着替えず、風呂や水泳を回避し続け、かつ夏でも冬でも上着着用。

そりゃ気になる。真相の究明にはミヤムラの裸身を確認するしかない。その仙石の行動がBL的疑惑を呼び込み全員が引く構図。女性作者らしいな。前回、イベントや学校行事以外でも「キャラクターの掘り下げで別の話が作れる」とふれたけれども、今回は仙石の掘り下げ。後半の綾崎レミとのラブラブな関係で、レミについて掘り下げつつも、周囲の登場人物の描写もひっぱっていく。
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