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2023年05月28日23:53
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ヒビノキ825（05月21日〜05月27日までの１週間／週後半）
2023/05/21〜2022/05/27までの木曜日〜土曜日の週後半の日記です。
■2023/05/25/木
今週は週後半のアニメが２本も休みでつまらんな。
『魔法使いの嫁 SEASON2』 第８話 「Slow and sure.�供�
https:/
活劇ある展開では２期の一種の“ヤマ”だと思うが、キャラクター動作が下手だし（飛び石をジャンプする場面とかに違和感がある）、クリーチャーの作画もよくないな。前回キャラクターの造形が安定しないとふれたけれど、実際１期から全体の出来は低下している。目立つ部分の低下はやはり、１期にあったこまかい作画の丁寧さや繊細さ。やっぱりこの部分でスタジオ変更の影響はあるな。
キャンプをナックラヴィーが襲撃し、チセがクラスメイトと、ケルピー（エッヘ・ウーシュカ）の力を借り撃退する。ひさしぶりに妖精の弱点や特徴といった、神話・伝承にのっとった展開。チセが選択する解決策や解決法もおもしろい。ナックラヴィーがキャンプを襲撃したのはサージェント一族の差し金だと思うが、あいかわらず「ではなんのためか」の目的は、はっきりしないな。
■2023/05/26/金
地震おおいな。そのうちドーカンときたらイヤだぞ。
■2023/05/27/土
午後から都内でTRPGのオフライン・セッション。『デモンスパイク』のGMをやらせてもらいました。参加したメンバーは感染対策ともども協力ありがとうございました。全体の感触はいいが、非常にとっちらかっている。
●デモンスパイク
https:/
自身のトラウマへとまつわる傷痕に角状の超常器官――呪角がはえた者達――通称“スパイクユーザー”の活躍を描く。当日はルールブック掲載のシナリオ「悪魔狩りの流儀」をプレイしたが、理解にかなり苦戦した。
ゲームルール自体はおもしろい。スパイクの成長がPCのトラウマにまつわり、そのトラウマが増加しないと、能力強化できない設定とゲームルールは今風。生き死にカツカツのバランスと、毎回、状況変化する戦闘もユニーク。
ただ、ルールブックの構成は非常にとっちらかっていて、わかりづらい。誤植というか誤記も多い。キャラクターシートにある存在しない能力「建前」を代表に、文章にぶれや判断に迷う部分が多々ある。
一度、通しで遊べば「なんとかなる」が、実際そうだったように、当日GMとPLでシステムを付け合わせ、ルールブックを前後しまくる。確認しながら遊ばないとゲームルールに漏れが出る。この部分はかなりマイナス。
現在のルールブックの理解のしずらさをGMとPLが担保するのは大変で、この部分は公式が解消しないとならない。世界設定とゲームルールは繰り返すがおもしろく、そうかんがえるともったいない。詳細は来週の感想で。
●そこを隠せ（Daumen drauf!）
https:/
参加したメンバーが十数年前にゲームマーケットで\100（つまりは在庫処分）で購入したカードゲーム。各所では「秘密の毒ヘビ」のタイトルで紹介されているが、ルール説明書のタイトルは「そこを隠せ！（ドイツ語で“親指をのせろ！”）」である。１〜９の数字を持つ「ヘビカード」と「毒ヘビカード（毒ヘビは口元に牙を持つ）」が存在し、「ヘビカード」は＋得点、「毒ヘビカード」は−得点だ。全員がカードを出し合い、最後に最も高い数値のカードを出すプレイヤーが勝利。ほかのプレイヤーが場に出すカードを取り、得点を得る。当然だが差し引きでマイナス状態がありうる。プレイヤーはカードを出す時に自身の親指でヘビの頭を押さえる。この作品のタイトルの由来だが、こうすると「ヘビカード」か「毒ヘビカード」かがわからなくなる。その読み会いとタイトルを実際のプレイヤーアクションに落し込む要素がおもしろい。ゲームのテンポとルールも早く、単純で、パーティーゲームにはぴったり。いまなら売れると思うけどな。
『天国大魔境』 第９話 「学園の子供たち」
https:/
シーユーバイバイ。一話１万円で終末後の怪談話を聞くキルコとマル。「滅亡３大原因」「女性が管理する壁の街と種豚の男達」「滅亡以前によく観測された正体不明の空飛ぶ生物」 原作読者からいっておくと、全部、記憶の片隅にとどめておいたほうがよい。そのキルコは、以前死亡した宇佐美の持つボタンと、キル光線のグリップに付く謎のマークの出所へついに辿り着く。高原学園。その学園こそ天国か？
物語のウェイトは、今回、その天国の「学園」の方が多め。異形の容姿と異形の能力を持つアスラは自身の存在理由を知り「自殺」する。そうして現在。トキオの妊娠が発覚。相手はコナ。学園の理事・上仲詩乃は、トキオの妊娠に激怒。そもそも「学園」の生徒とはいかなる存在であるか？ 「魔境」でも「天国」でも（おそらく）中盤に差し掛かり、集約していく時期。物語は学園の本部・茨城へ。
『僕の心のヤバイやつ』 第９話 「僕は山田が嫌い」
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「ナンパイ」に家へと誘われ、まんざらでもなかった小林ちゃんである。おおむねLINEのID交換にあたる、山田と市川のかわいい意地の張り合い。自己肯定感ゼロの市川が、あれだけ良い娘の山田を否定するイヤな感情は、物語としては“あざとい”。だが、そのイヤな感情に市川が保身――山田が自身へと向けた好意の感情が勘違いだったときに傷付きたくはない――を自覚する物語の運び方は良い。
好きなものを好きだと表現する怖さと怯え。市川が子供っぽいとした――でも実は好きな「switch」に似たゲームハードを山田になぞらえる部分も親近感がわく。大人でも子供でも好きな物にきらわれることはやはりつらい。ゆえ市川は山田と距離をとった。でも、その距離に泣いて哀しむ良い娘がやはり山田なんだな。来週はクリスマスデート。でもまだ９話。このイベントを物語の頂上にすると思ったけど。
■2023/05/25/木
今週は週後半のアニメが２本も休みでつまらんな。
『魔法使いの嫁 SEASON2』 第８話 「Slow and sure.�供�
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活劇ある展開では２期の一種の“ヤマ”だと思うが、キャラクター動作が下手だし（飛び石をジャンプする場面とかに違和感がある）、クリーチャーの作画もよくないな。前回キャラクターの造形が安定しないとふれたけれど、実際１期から全体の出来は低下している。目立つ部分の低下はやはり、１期にあったこまかい作画の丁寧さや繊細さ。やっぱりこの部分でスタジオ変更の影響はあるな。
キャンプをナックラヴィーが襲撃し、チセがクラスメイトと、ケルピー（エッヘ・ウーシュカ）の力を借り撃退する。ひさしぶりに妖精の弱点や特徴といった、神話・伝承にのっとった展開。チセが選択する解決策や解決法もおもしろい。ナックラヴィーがキャンプを襲撃したのはサージェント一族の差し金だと思うが、あいかわらず「ではなんのためか」の目的は、はっきりしないな。
■2023/05/26/金
地震おおいな。そのうちドーカンときたらイヤだぞ。
■2023/05/27/土
午後から都内でTRPGのオフライン・セッション。『デモンスパイク』のGMをやらせてもらいました。参加したメンバーは感染対策ともども協力ありがとうございました。全体の感触はいいが、非常にとっちらかっている。
●デモンスパイク
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自身のトラウマへとまつわる傷痕に角状の超常器官――呪角がはえた者達――通称“スパイクユーザー”の活躍を描く。当日はルールブック掲載のシナリオ「悪魔狩りの流儀」をプレイしたが、理解にかなり苦戦した。
ゲームルール自体はおもしろい。スパイクの成長がPCのトラウマにまつわり、そのトラウマが増加しないと、能力強化できない設定とゲームルールは今風。生き死にカツカツのバランスと、毎回、状況変化する戦闘もユニーク。
ただ、ルールブックの構成は非常にとっちらかっていて、わかりづらい。誤植というか誤記も多い。キャラクターシートにある存在しない能力「建前」を代表に、文章にぶれや判断に迷う部分が多々ある。
一度、通しで遊べば「なんとかなる」が、実際そうだったように、当日GMとPLでシステムを付け合わせ、ルールブックを前後しまくる。確認しながら遊ばないとゲームルールに漏れが出る。この部分はかなりマイナス。
現在のルールブックの理解のしずらさをGMとPLが担保するのは大変で、この部分は公式が解消しないとならない。世界設定とゲームルールは繰り返すがおもしろく、そうかんがえるともったいない。詳細は来週の感想で。
●そこを隠せ（Daumen drauf!）
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参加したメンバーが十数年前にゲームマーケットで\100（つまりは在庫処分）で購入したカードゲーム。各所では「秘密の毒ヘビ」のタイトルで紹介されているが、ルール説明書のタイトルは「そこを隠せ！（ドイツ語で“親指をのせろ！”）」である。１〜９の数字を持つ「ヘビカード」と「毒ヘビカード（毒ヘビは口元に牙を持つ）」が存在し、「ヘビカード」は＋得点、「毒ヘビカード」は−得点だ。全員がカードを出し合い、最後に最も高い数値のカードを出すプレイヤーが勝利。ほかのプレイヤーが場に出すカードを取り、得点を得る。当然だが差し引きでマイナス状態がありうる。プレイヤーはカードを出す時に自身の親指でヘビの頭を押さえる。この作品のタイトルの由来だが、こうすると「ヘビカード」か「毒ヘビカード」かがわからなくなる。その読み会いとタイトルを実際のプレイヤーアクションに落し込む要素がおもしろい。ゲームのテンポとルールも早く、単純で、パーティーゲームにはぴったり。いまなら売れると思うけどな。
『天国大魔境』 第９話 「学園の子供たち」
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シーユーバイバイ。一話１万円で終末後の怪談話を聞くキルコとマル。「滅亡３大原因」「女性が管理する壁の街と種豚の男達」「滅亡以前によく観測された正体不明の空飛ぶ生物」 原作読者からいっておくと、全部、記憶の片隅にとどめておいたほうがよい。そのキルコは、以前死亡した宇佐美の持つボタンと、キル光線のグリップに付く謎のマークの出所へついに辿り着く。高原学園。その学園こそ天国か？
物語のウェイトは、今回、その天国の「学園」の方が多め。異形の容姿と異形の能力を持つアスラは自身の存在理由を知り「自殺」する。そうして現在。トキオの妊娠が発覚。相手はコナ。学園の理事・上仲詩乃は、トキオの妊娠に激怒。そもそも「学園」の生徒とはいかなる存在であるか？ 「魔境」でも「天国」でも（おそらく）中盤に差し掛かり、集約していく時期。物語は学園の本部・茨城へ。
『僕の心のヤバイやつ』 第９話 「僕は山田が嫌い」
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「ナンパイ」に家へと誘われ、まんざらでもなかった小林ちゃんである。おおむねLINEのID交換にあたる、山田と市川のかわいい意地の張り合い。自己肯定感ゼロの市川が、あれだけ良い娘の山田を否定するイヤな感情は、物語としては“あざとい”。だが、そのイヤな感情に市川が保身――山田が自身へと向けた好意の感情が勘違いだったときに傷付きたくはない――を自覚する物語の運び方は良い。
好きなものを好きだと表現する怖さと怯え。市川が子供っぽいとした――でも実は好きな「switch」に似たゲームハードを山田になぞらえる部分も親近感がわく。大人でも子供でも好きな物にきらわれることはやはりつらい。ゆえ市川は山田と距離をとった。でも、その距離に泣いて哀しむ良い娘がやはり山田なんだな。来週はクリスマスデート。でもまだ９話。このイベントを物語の頂上にすると思ったけど。
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