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2022年07月08日23:42

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ヒビノキ779(7月03日〜7月09日までの1週間/週前半)

2022/07/03〜2022/07/09までの日曜日〜水曜日の週前半の日記です。

■2022/07/03/日

フォト

(日本以外は)『ストレンジャー・シングス 未知の世界』が大盛り上り。ですからDriveThruRPGの「Stranger Games Sale(https://www.drivethrurpg.com/sale.php#selectpub)」)はわかりはする。

でもデモゴルゴンでD&D 4eのラインナップ無理くりだろ。ならヴェクナもいれんと。にしても国内・国外とわず自転車は少年・少女の冒険のアイコンなんだな。『Movie Night』(https://bit.ly/3aleZTk)かったよ

『RWBY 氷雪帝国』
https://team-rwby-project.jp/
原作はアメリカのルースター・ティース・プロダクションが制作するウェブアニメ。この作品をもとにした日本制作の「Team RWBY Project」の一環。 コミックやビデオゲームも展開予定。原案・虚淵玄 × 構成・冲方丁 × 監督・鈴木利正 × 制作・シャフト。原作を下敷きに日本独自展開になるようだ。初回は4人の主人公のうち2人――ルビー・ローズとワイス・シュニーの登場でつむぐ。

長田寛人、川田和樹、宮井加奈と、現在のシャフト1軍エース級原画を投入した作画はたしかにすごい。予算ありそう。実際メディアミックスをふくめ相当な規模かも。自社の強力なCGIルームを所有するシャフトの強みも生かす。CGと手描きの違和感がない折衷表現は現代的なアニメの作り方の頂点に近い。展開自体は海外セールスに力点をおいていそう。この出来ならファンはうれしいだろうな。

『ユーレイデコ』 第1話 「トムソーヤでの冒険」
https://yureideco.com/
原案・湯浅政明/佐藤 大 × 監督・霜山朋久 × 制作・サイエンスSARUで送るオリジナルアニメ。ARとVRが普及して人々の生活へ溶け込むトムソーヤ島。このトムソーヤ島の通貨と共感を象徴する「らぶ」。この「らぶ」を追い求めるベリィが謎の少年ハックと出会い「らぶ」をうばうゼロ現象と遭遇する。初回はベリィがハックとゼロ現象の犯人とされる怪人ゼロの姿を目撃。危機の状態で終る。

率直な感想において1話の時点ではまったくおもしろくないな。ARとVRが普及した世界の描写はありきたりですし、特別ユニークな部分もキャラクターから感覚できない。「百目の巨人」の伝説を語るモノローグからすると、原案が問う主題とは「AR」と「VR」などではない。この「不確かで虚構の事象」の中の「愛」と「誠」とはなにか? そういう方向なんでしょう。とってはおきます。

『連盟空軍航空魔法音楽隊ルミナスウィッチーズ』 第1話 「WONDERFUL WORLD」
http://w-witch.jp/idol_witches/
原作は島田フミカネ × Projekt World Witches。「ワールドウィッチーズ」シリーズの10周年プロジェクト作品。いわゆる軍隊広報で慰安と軍楽によって人々を鼓舞する音楽隊/軍楽隊の活躍を描く。初回は様々な目的でロンドンにやってきたヴァージニア・ロバートソン、渋谷いのり、リュドミラ・アンドレエヴナ・ルスラノヴァが出会う一幕。同時に以外のキャラクターの顔見せ。

監督は佐伯昭志。制作はシャフト。20年に同社が制作した「アサルトリリィ BOUQUET」のスタッフが多め。ただシリーズとしては監督の高村和宏をふくめスタッフもスタジオも今期から一新。「ウィッチにアイドル活動させようぜ」「ついでに新人女性声優と連動する現実のアイドル活動もしようぜ」企画。とはいえテレビアニメの品質は20年の「ROAD to BERLIN」より大幅向上。とってはおきます。

■2022/07/04/月
新調したばかりの革靴で都内を歩き回ったせいだろう。足裏にまめができる。そうしてこういうときにまめができる足は常に左足。

『転生賢者の異世界ライフ 〜第二の職業を得て、世界最強になりました〜』
https://tenseikenja.com/
原作はGAノベルが刊行している進行諸島のライトノベル。今期の「なろう系作品」。ブラック企業へと勤める佐野ユージは会社で寝落し異世界へ転生。テイマーとなったユージはテイムしたスライムへと導かれ大量の蔵書が眠る小屋へ。小屋の中の本を読み“賢者”の称号と力を得る。初回はユージが異世界的転生をはたすきっかけと最初の冒険。この経緯で「なろう的展開」をしめす。

主人公ユージが異世界の初心者で冒険を学ぶ立ち位置。またユージの力の一部たるスライムの様子がかわいいな。以外は「なろう系作品」のステロタイプ。監督は小嶋慶祐。制作は去年「スラたお」を制作したREVOROOT。スライムつながり? 作画巧者の監督もあって全体の品質は安定。たしかにキーヴィジュアルと予告の時点で上手かったもんな。このままなら安定した1本になりそう。

■2022/07/05/火
約86時間でようやく完全復旧か。 > KDDIの通信インフラ 稼働するより維持・管理のほうが大変で、一度稼働をすれば複数の要因が積み重なり当初の“わかりやすさ”をなくなってしまう。この典型。にしても――。

「その夏はいまだ世界的な感染症が人々の行動を抑圧していた。東欧では大国と小国の戦争が続き、なにもかもの物価が上昇していた。ただいま人々の関心ごとは全体と接続可能な装置の障害で〜」こう書くと80年代SFの冒頭みたいよ。

『金装のヴェルメイユ〜崖っぷち魔術師は最強の厄災と魔法世界を突き進む〜』
https://vermeilingold.jp/
月刊少年ガンガンで連載する原作/原案・天那光汰 × 作画・梅津葉子の漫画作品。アルト・ゴールドフィルドは魔法使い必須の使い魔を召喚することができず、このままでは留年確定。そのアルトは図書館で偶然入手した本を頼りに強大な悪魔ヴェルメイを召喚する。初回はアルトの留年危機と、彼を慕うリリア・クーデルフェイトとの関係、そうして召喚したヴェルメイがアルトを守りリリアを圧倒する。

セクシー悪魔のヴェルメイとアルトの関係はいわゆるオネショタ。ただこれをふくめ、初回の印象は凡百もすぎる。監督は21年に作画崩壊うんぬんといわれ苦労をした直谷たかし(スタッフの大量引き抜きでこの時期の動画工房は混乱していた)。制作はフッズエンタテインメントの暖簾分けたるStaple Entertainment(実質は現在のフッズである)。作画をふくめ全体の出来は無難な印象。

『東京ミュウミュウ にゅ〜』
https://tokyo-mew-mew.com/
「なかよし」で連載していた原作/原案・吉田玲子 × 漫画・征海未亜の漫画作品。あるいはこの原点を原作にすえるシリーズ。02年に放送したテレビアニメの実質リブート。地球侵略をもくろむエイリアンの作り出すキメラアニマ。このアニマたちと戦う目的で「ミュウミュウ」となった少女の活躍を描く。初回は原点と同様、桃宮いちごがキマイラとなってキメラアニマと戦い、ミュウミュウへ加入するまで。

作画で作品の中心であった征海未亜は今年急逝。なんとなく宙ぶらりんで始動の状態。個人の印象としても回顧主義的リバイバルか? 新規ファンためか? 意図がよくわからない。監督は名取孝浩。制作はゆめ太カンパニー × グラフィニカ。 この2社にFLAGSHIP LINEをくわえれば、最近よくタッグを組む3社共同制作体制のまんま。監督の選出も過去に制作した「金色のコルダ」をかんがえれば順当。

■2022/07/06/水
普通のヒトのネックファン(首扇風機)や現場のヒトがファンベスト(扇風機服)を装着している光景を今年はよく見るように。人口が多く、必然いろんなヒトの様子を観察できるところが、やっぱり東京のおもしさだな。

『咲うアルスノトリア すんっ!』
https://www.arsnotoria-anime.com/
原作はニトロプラスが展開するスマートフォンアプリゲーム。魔法学園都市で魔法を学ぶ「ペンタグラム」と名乗る5人の少女たち。テレビアニメはゲームパート以外部分――彼女らの日常を中心に描く模様。初回はアルスノトリア、メル、アルベール、ピカトリクス、アブラメリンの5人の“かわいさ”をたっぷりと描写。少女の花園、理想の箱庭、百合関係に近いの5人は耽美でもある。

キャラクターの作画をふくめ、とにかくデザイン――美術、小物、プロップを凝りに凝った作り。架空世界の少女の日常をやわらかく演出。予算ありそう。ただ全体は間延び気味。専門用語も多く理解しにくい。監督は今期「いせハレ」と2本同時体制の龍輪直征。制作はライデンフィルム。説明すくなめ、かつ1話最後の展開をみればファンむけの仕様で、初見ユーザーのことはかんがえてなさそう。

『異世界おじさん』 第1話 「異世界グランバハマルに17年いたがようやく帰ってきた、ぞ」
https://isekaiojisan.com/
原作はWebComicアパンダで連載している殆ど死んでいるの漫画作品。作者がネット/ウェブで発表していた作品が原点。17歳のときにトラックへとはねられ、昏睡状態にあった叔父が目覚めた。叔父の覚醒に病室をたかふみは訪問。叔父の処遇を求め一家離散するなか、たかふみはおじさんが魔法を使う姿を目撃。異世界的転生が真実と知る。2人はYouTuberデビューして同居を開始する。

「現実世界へ戻りジェネレーションギャップに驚くおじさん」と「おじさんの魔法や能力に驚くたかふみ」と「おじさんが恋愛的フラグをへし折った異世界エルフ(ツンデレ)をふくむ向う側の体験」でつづる。コメディの役所はおじさんか「ボケ」。たかふみが「ツッコミ」。監督は河合滋樹。制作はWHITE FOXの暖簾分けたるAtelier Pontdarc。セガネタをふくめオッサンのり。とってはおきます。

『継母の連れ子が元カノだった』
https://tsurekano-anime.com/
原作は角川スニーカー文庫が刊行している紙城境介のライトノベル。中学時代に付き合いを開始したものの、行き違いで破局した水斗と結女(ゆめ)。だが水斗の父親と結女の母親が再婚。2人は同じ姓の伊理戸となり、なおかつ兄妹になってしまう。元カレと元カノ2人の奇妙な共同生活がはじまる。初回は兄妹となった2人の過去と現在の関係。元の関係を必死に隠すドタバタ。

たしかに設定はユニーク。一度破局したカップルが特殊な環境で元鞘に戻る過程を描く。ただ、設定――外側のカラを取っ払えば普通のラブコメイベントの連続だな。もっとも普通を変化させようとする作者の工夫が作品を成立させてもいる。監督は柳伸亮。制作はproject No.9。スタジオ監督を妥当に選出。project No.9自体が最近ラブコメ作品専属スタジオみたいになってるな。全体の品質は安定。

『メイドインアビス 烈日の黄金郷』 第1話 「羅針盤は闇を指した」
http://miabyss.com/
原作はWEBコミックガンマで連載しているつくしあきひとの漫画作品。17年に放送した1期に続く2期。この2期は1期に直接接続している20年公開の劇場版アニメ「深き魂の黎明」の続き。ですから「深き魂の〜」を鑑賞していないと1期と2期は断絶した状態で開始されることになる。初回は深界五層を超え六層へ挑むリコ、レグ、ナナチ。その六層へ過去入植したガンジャの探検部隊を交互に描く。

1期に引き続き作画と美術は高い品質でまとまっている。問題は上記のように1期と2期の断絶。放送直前に劇場版アニメはBS11で放送されたが、とにかくすべての視聴者たちの環境が平均の状態にはない。監督は1期に引き続き小島正幸。制作はキネマシトラス。1話の時点で原作の雰囲気や世界観を徹底再現する作風は健在。安心できそう。ここからひどい話になるんだけどな。とってはおきます。

『異世界迷宮でハーレムを』
https://isekai-harem.com/
原作はヒーロー文庫が刊行している蘇我捨恥のライトノベル。今期の「なろう系作品」。異世界的転生をはたす加賀道夫。道夫はなりゆきで盗賊を退治し、この世界には奴隷売買の事実があるのを把握する。奴隷商人のアランは冒険者の彼に狼人で奴隷の少女ロクサーヌをすすめる。道夫は奴隷購入に動き出す。初回は道夫が転生した世界のシステムの解説。奴隷売買の把握。えちえちなロクサーヌを紹介。

テレビアニメ、CS放送、(おそらく)セルとヴァージョンが3つ存在。性的描写は右へ行くほど仕様解禁。正直テレビアニメは規制だらけで、この時点で作品の収益の利鞘はCS配信とセル販売とわかる。監督は今期「アルトリ」と2本体制の龍輪直征。制作はパッショーネ。初回作監11人が不安だが、作画はととのっている。もっとも地上放送では中身をみせるつもりはゼロ。箸にも棒にもかからん。
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