3/20池袋鉄道模型芸術祭

この日は池袋でのイベントの為出掛けた。昨今の状況の中で昨年に引き続き開催された事は嬉しいが、イベントに与える影響がどの程度のものかと言う点が最大の問題となる。昨年は手探り状態と言う印象があったが、今年はどうなるのかが気になる。三連休なのに二日間開催となるが、両日とも用事があるので開場直後か夕方に行くか迷うが、結局初日開場直後を狙う事にした。
会場に到着すると広場では出店の他SLの展示が行われていた。走行して乗車も出来るとの事であったが、準備中だったのでその他の出店を見てメイン会場へ向かう。先ずは地下のロビーの展示を見るが、例年プラレールのサークルが展示をしているが、今年はNゲージのサークルであった。事情があってプラレールのサークルが出展していないと思われるが、そびえ立つ程の線路は圧巻であった事もあり出展がないのも虚しさを感じる。今回のサークルは走行展示のNゲージとしては今回最大規模のレイアウトであり顔役としては適任であった。開場直後とあり車両も多く走っていなかったのは残念である。その後チケットを買おうと思うが、地下には売り場がないので上層階を先に見る事にした。
上層階はサークルの展示がメインであるが、サークルと言っても数人程度の規模が多く、十人以上のサークルは少ないと言う印象であった。その為レイアウトの規模と車両数で勝負よりも独自の方向性を打ち出す傾向が強かった。走行一辺倒にならないのは良いが、興味のない方向性には関心が持てないデメリットもある。出展サークル数も少なく、来場者も少なかったので一回りするにも時間がかからず、地下の個人サークルへと向かった。
個人サークルも出展数が少なかった。個人サークルであるが故にトラブルが発生すると出展が難しくなるが、直前での事態はなかったのか空きスペースがなかった。例年通りNゲージやHOゲージに拘らず特徴的な作品を展示していたのが特徴であった。
会場を一回りしたところで引き上げる事にした。出展者が少なかった事もあり時間がかからなかったとは言え足を止めて見ようとするサークルが少なかったと言う事でもある。現状では難しいが、今後如何に人の興味をいかに引き付けるかを重視したイベントにならなくてはならないと感じた。