年をいくつもかさねてきたが、宵っ張りな習慣は抜けない。
当然朝方は血圧低くて目覚めも悪く、最近ではカミさんも呆れて放置するので気が付くと9時過ぎということも珍しくない。
先日からようやく暖かくなり、寒さによる肩の凝りも気にならなくなってきた。娘を就労支援事業所に送り届けた帰り道、道端のロウバイを眺めていたら枝先に銀色に輝く紙屑が目に入る。なんとなく気になって近づくとウラギンシジミ。こんな吹きさらしの場所を越冬の寝ぐらとしているようだ。指先でつつくとさも面倒くさそうに身体をよじるが、動き出す気配はない。まだしばらく春眠をむさぼるつもりのようだ。
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