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2022年01月30日23:51

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ヒビノキ757(1月22日〜1月29日までの1週間/週後半)

2022/1/23〜2022/1/29までの木曜日〜土曜日の週後半の日記です。

■2022/01/27/木
下の子がリモートでいわく「Acrobat Reader DCが重い」。たしかに直前のバージョンアップで多少マシになったが単純なリーダーとしては重すぎるな。自分はリーダーだけならずいぶんまえからSumatraPDFだけしか使ってない。

『王様ランキング』 第15話 「冥府騎士団」
https://osama-ranking.com/
デスハーさまがいわく「なんだよこの茶番」。王国へ帰還したボッジたちはドーマスらを追って冥府の門へ。その冥府の門でドーマスらはデスハーたち冥府騎士と遭遇する。不意をつかれ金的をけられ悶絶するドーマス。「愉快愉快」と笑うデスハーさま。もう王国最強の剣士の姿はドーマスにはないな。ボッジのまえで「死んでお詫びする」と飛び降りる → 鍛えた体のせいで死ねない。みっともなさすぎる。

でもこのみっともなさとかっこわるさが「物語においてドーマスの行動を受け手にゆるしてもらう」作者のねらいなんだろうな。物語全体でみれば後半になってから、はっきり展開スピードが低下しているのは事実。前半なら今回の茶番はAパートかBパートの半分で処理してしまいそう。展開スピードの低下について自身の印象は「丁寧」と「停滞」のふたつの感想が入り混じる。

■2021/01/28/金
『Print Weaver』――。

フォト

https://nlmorrison.itch.io/print-weaver

「不老不死の放浪者である“旅人”(PC)は、自身の指に刻む運命の紋様の力を得て、霧満ちる暗闇の王国を彷徨い、死し、そのたび“紋(しるし)の織り手(Print Weaver)”の祠を守る脚の悪い巫女のもとで目覚める」

実際にプレイヤーが持つ“指紋”でPCの能力を決定するTRPG。ああこりゃたしかにダークソウルだ。クイックスタートのてざわりはいいし製品がでたらほしい。最近影響をうけた作品を「touchstones」と表現する作品ふえたな。

『からかい上手の高木さん3』 第4話 「衣替え/冬服/お弁当/UFO/夜」
https://takagi3.me/
「衣替え」 季節は秋で衣替え。冬服へと着替えた西片が夏服の高木さんに「さむい」といわせる作戦。「ベンはボブより足がはやくだがサムよりかはおそい」 = 「さむいちい」と誘導する西片の問題がくだらなすぎる。「冬服」 明日は土曜日組。一緒に衣替えしよう → ぬけがけしたミナをせめるサナエちゃんがきびしい。「お弁当」 「西片ぼっちメシ」から展開する蓮根のはさみ揚げあーん。

「UFO」 高尾が撮影したニセUFO写真を西片も撮影したいと高木さんと一緒に挑む。こういう作品のオチはもう伝統だよな。高木さんだけ“本物”を目撃。“本物”を撮影した西片はそのこと気付いていないオチ。「夜」 小豆島神田川。銭湯ではなく洗い髪で帰る西片と高木さんの帰り道が中心。前回と一緒。当り前に「家まで送ると」といえる西片。このあたりが高木さんの西片ラブの理由よな。

■2022/01/29/土
午後から都内でTRPGのセッション。『キズナバレット 〜猟犬たちのネガイ』のGMをやらせてもらいました。参加したメンバーは感染対策ともども協力ありがとうございました。今年もなにとぞよろしくお願いします。

●キズナバレット 〜猟犬たちのネガイ
https://www.kizunabullet.newgame-plus.jp/
日本独自のフォーマットで成長した「サイクル形式」や「関係性促進型」ジャンルがシステム重視か? ストーリービルド重視か? 結論はでなかったが、作品が「好きか?」「嫌いか?」を最初に語る部分はもっともだ。

警察もの + 犯罪者狩りの世界は好み。基本において、ことなる世界と設定で『ブラッドパス』のシステムをカードではなくダイスで行う作品。なら「自身の嗜好に合う方の世界と設定を選択する」でいいかもしれない。

前作よりPCの「行動」を誘導・規定する要素やチャート(たとえば調査)のテクスチャ―は充実しており「それっぽくは」なる。あらかじめ「方向と結果が固定した物語や物事」にたいしロールプレイをしかける仕様は同じ。

戦闘は『ブラッドパス』より充実していて本作のキモだと思うし「やりとり」はたのしかった。ただエネミーが一度にPC(全体)へ付与するダメージがおおきすぎて、PCを回復する行動にリソースをとられがちになってしまう。

結果、回復 + 威力の低い攻撃手段に戦法・行動が固定されがち。判定方法もあって戦闘は長引く。個人の印象だがダイナミズムにもとぼしい。なおエネミーの生命力ダイスをけずるシステムも『ブラッドパス』と同様だ。

「関係性促進型」ジャンルで『ブラッドパス』の出来は安定していた。ですのでこの分家に当る本作も安定している。同時に新鮮味は薄く既視感も強い。GMの「好きな方の世界とランダマイザ―で――」が解答かも。詳細は来週に。

●VSウイルス!
https://bodoge.hoobby.net/games/virus-2
健康な「脳」「心臓」「胃」「骨」カードを4枚そろえたら勝利。「簡単じゃない?」は間違い。キモは相手の人体パーツにウイルスを感染させあがりを邪魔できるところ。その妨害でPLが取る構図が非常にきたなく面白いが、カードの引き運がすべて。なかなか勝負がつかない。パーティーゲームとしては◎。

『ルパン三世 PART6』 第16話 「サムライ・コレクション」
http://lupin-pt6.com/
パターンとしては五エ門ガールズジャンル。前回の次元に引き続き五エ門 × ヒロインのお話し。ゲスト脚本回で脚本は篠塚智子。ファッションデザイナーのギャビーは自身のデザインにいきづまる。この彼女が五エ門との交流を通じ自身を取り戻す。ルパンと不二子はギャビーのデザインした衣裳を盗み出す計画で物語を回すにぎやかしにすぎない。あくまで五エ門とギャビーの交流が主題。

五エ門がギャビーを触発して彼女が初心を取り戻す予想は当初からつく。この展開と結末自体はかまわない。ただ全体がつまんなすぎる。「ファッションデザイナー」「ファッションショー」の題材は女性脚本らしいが、服飾の描写、小物、知識にリアリティもなければ演出に面白味もない。うすっぺらすぎる。コメディへふった脚本なんだろうが笑えないですし。来週もゲスト脚本回で脚本は金田一明。

『その着せ替え人形は恋をする』 第4話 「これ、彼女のとか?」
https://bisquedoll-anime.com/
しずくたんは現実にいる → はい。なるほど。今回の部分が本作の“核心”だな。「だれかのためになにかを作って喜んでもらう」 → 「可愛い喜多川さんのためになにかを作って喜んでもらう/素敵な五条くんがわたしの喜ぶものを作ってくれる」 秀逸な部分は、この両者の「モノづくりと」「好きな事を行う喜びや辛さを」をとおし作品をまじめに描写する部分。

でないと男女両方の読者はつかないしエロだけではつれない。1話〜3話の展開とうってかわってシリアス一色。突然の祖父の怪我、中間考査、海夢のコス衣裳制作と過酷なスケジュールの中で五条が「モノづくりの」初心を想い出す。「だれかに喜んでもらいたいとい」という大きな帰結が「海夢に喜んでもらいたい」という部分へ収斂していく展開が上手。五条の作り手としての懊悩や不安も見応えがあった。

『明日ちゃんのセーラー服』 第4話 「私のイメージ?」
https://akebi-chan.jp/
満月寮(中等部)へようこそ。写真部へ入部した谷川景は部活の課題の小冊子を作る。彼女は被写体/モデルに小路を選ぶ。この小冊子の撮影をつうじ小路と谷川に満月寮を訪問させ、兎原透子を掘り下げる。目的は学校の寄宿舎・満月寮を紹介して物語の舞台を拡大。同時に物語の領域も拡大する。伝統的な寄宿舎の中に現代的な家電や文化 + 少女がひしめく空間が――。作者のドリーム

満月寮の管理人は小路の母親の恩師。その事実を小路のセーラー服をとおし認証させ交流をもたせる。ソフトボールを練習していた透子の捕球ミスで小路の制服へ泥が跳ねる → 洗濯のあいだにと小路へと着せたワンピースの立ち姿に「自分が小路だったら東京の学校へ行ってた」と語る透子はまだ掘り下げられる? 谷川の制作した写真部の小冊子のタイトルは「友達」だという綺麗な終り方。
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