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2021年03月19日23:56

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ヒビノキ714(3月14日〜3月20日までの1週間/週前半)

2021年3月14日〜2021年3月20日までの1週間分の日記です。この日記は今週の日曜日〜水曜日までの週前半の日記です。

■2021/3/14/Sunday

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D&Dのある翻訳が一段落したので『Eclipse Phase』2nd Editionの翻訳に戻る。あいかわらず「英語版の1st Edition(4刷)」「日本語版」「英語版の2nd Edition」を付け合わせまくることに――。

問題はアメリカで省略表記が通用化/定着化している用語の和訳。この作業に日本語って本当「メンドくさい言語」だよなあって想像する。代表的なのが「知識」技能で頻出する「OPs」って省略表記。

Ops = Operatios。大抵の和訳辞書だと「作戦・任務」の意味。でも「Flight Crew Ops」って技能なら「航空機搭乗員の経歴/経験/機器管理」の意味が文中の内容ならただしい。「作戦」でも「任務」でもない。

となるとOps = さしずめ「経験・運用」が適当か。ならカナで開く方法もあるが、日本だと「オペレーションってどの意味?」となる。*1 そりゃジャンルをとわず日本語ローカライズって「特殊な世界」だよってなるわな。

*1 単一の事象・意味をあらわす「表現」が“場合”によって複数の使い方をすることがありすぎなんだよな。

『のんのんびより のんすとっぷ』 第10話 「寒くなったりあったかくなったりした」
http://nonnontv.com/tvanime/
ほんとによくできた小学1年やで……。あとひさしぶりに富士宮このみの真っ黒い一面を見た、春 → 夏 → 秋と季節は移り変わり新年。前半はひかねぇの帰省にあわせ、れんちょん、夏海、そのひかねぇが突然開始する吹雪の中の漫才。脚本とネタが優秀だろうと、漫才とは話者の間の取り方や声の演技で優劣がきまる。今回の話がおもしろいのは、小岩井ことり、佐倉綾音、福圓美里の中の人の上手さ。

後半は帰省したほのかちんと、れんちょんの再会。作中で2期の話は「去年」の模様。シリーズのファンならばやべえ泣かせにきてる! と直感したはず。実際れんちょんとほのかちんは住む場所は違う。いずれは別れが来る。せつない。ただ2期では「おわかれ」をいいそびれたれんちょんが、3期では「おわかれ」がいえた成長。ほのかちゃんがれんちょんに髪留めを贈る展開もいいですね。

■2021/3/15/Monday
「わたしSwitchレンタルしてます」って新人の子にきいたので、自部署や他部署のヒトに機会があるごと聞いてみたが、やっぱり20代の子は電子的なサービスと同時に物理的なサブスクやってるケースが圧倒的におおいな。

『裏世界ピクニック』 第11話 「きさらぎ駅米軍救出作戦」
https://www.othersidepicnic.com/
さすがに最終2話を意識して作画は良好。実際いままで参加した達者なスタッフがそろいぶみ。……で? 監督はどこいったの? 空魚と鳥子は「きさらぎ駅」へと残した米軍の救出へ向う。基本ドンパチですけど、米軍と再会するまでスローテンポな移動 → 米軍と再会以後は特殊車輛ですすむ移動……と似た展開が続きタイクツ。どうしたって冗長な印象はぬぐえないし、これは構成のせい。

本来の原作なら、沖縄から空魚と鳥子が東京へ戻る前に、米軍救出作戦があるんだよな。茜理らが登場するのはこのあと。ただ作中においてもっとも派手な展開だし、テレビアニメの最後にはふさわしいか。米軍が裏世界/異世界へと迷い込んだ原因は最後に登場した姦姦蛇螺。今回も姦姦蛇螺は単純な化け物。とはいえあくまで他人の創作。全部採用したら「スレンダーマン」のみたいな揉め事になりそうだし。

■2021/3/16/Tuesday
『Dungeons & Dragons: Dark Alliance』――。


これがいまの(アメリカの)“若者”の想像するD&Dのイメージか。現在の技術がようやく追いついた部分はあるけれど、D&DほどアクションRPGがぴったりの題材もないよな。モンハン風味のCooP導入も「冒険者たちの」イメージに叶う。

『ワンダーエッグ・プライオリティ』 第10話 「告白」
https://wonder-egg-priority.com/
いきなり「プラティ」って組織が前回以上に前面へ出て困惑する。同時にこれってあと2話でまとまるか? 前回は作中でのねいるの完成。今回は桃恵の完成。だけれど彼女は完成というよりは物語の“生贄”になってしまった。アカ/裏アカらは「プラティ」の創始者たちで、少女たちにエッグ回収をまかしたのは巨大な計画の一部。この計画は生きる力のエロスと死す力のタナトスに関係する。

……ってなんだよそれ? もちろんアカらの計画にアイたち少女の活躍が関係していてもかまわないが、この背景が登場するのが遅すぎだな。桃恵はゲームクリア。ハルカの復活に成功する。たが復活したハルカは別の少女同様姿を消す。どうなっての? その桃恵が出会う死の象徴のハイフンがラスボスなんだろうけれど、パニックをハイフンへと殺され桃恵は圧倒的な死の恐怖に不眠となって次回へ続く。

■2021/3/17/Wednesday
21日で「緊急事態宣言」解除か。現在の対策だとこの人数以下にはならんから感染千人以下の範囲で都内はコントロールするしかないよな。大半の国民は感染対策は徹底しているわけで、市井の市民の我々にもうできることはないぞ。

『Re:ゼロから始める異世界生活 2nd season』 第49話 「俺を選べ」
http://re-zero-anime.jp/tv/
基本的に最終回の「魔獣退治」へフルメンバーをそろえる布石。スバルがベアトを説得……いや脅迫する。……で、来週はロズワールの説得と再起だな。ベアトがスバルを選ぶ結果はわかってるんだよなあ。必要なことは納得度と肯定感。前回もふれたけれどリゼロはこのあたりを本当に丁寧にやってるな。2人の感情を上手くつなぐ。もちろん29分放送の“贅沢”さはあるけど。

ベアトはやさしくスバルをほうっておけない少女。実際1期も2期も彼を助け世話を焼く。そのベアトにスバルは“待ち人”ではなく自分の手を取れと迫る。炎の中で何度も何度も命を賭け訪問してくる少年に少女がほだされる。炎上する屋敷。ベアトが外に出て救出しないとスバルは死ぬ。ナツキスバルはズルいオトコやでえ……。でも少年の必死の行動が少女に過去と決別するきっかけをあたえた。

『BEASTARS』 第23話 「あなた鱗粉ふりまいて」
https://www.bst-anime.com/
ボスは守備範囲が広い。あるオスオオカミの女装はさておいて、あらゆるキャラクターがたってるな。大晦日にリズと決闘するレゴシ。ヒグマのパワーに対抗する秘策にゴウヒンはレゴシへ蟲食をすすめる。レゴシは蛾の幼虫を食い、蛾の命が彼に力を呼び命をつなぐ。生命の継承。レゴシが言う様に生命に軽い重いなどない。価値は一緒。同時に「命を食う」とは「命が続く」ことだもんなあ。

生命の“摂理”を本作は「喰う者」と「喰われる者」たちの関係のなかで表現している。「非凡」って評価されるところはそのあたりなんだろうな。レゴシの決闘と同時に物語のツイストは、対決の見届人/立会人になったほしいと依頼をされたルイ先輩の身の振り方。当然イブキはルイの行動に反対する。とはいえイブキはルイ先輩のことを。ルイ先輩はイブキのことを理解し好感を持つ。せつねえ。
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