「野球少女」

日本でも大ヒットし、私も夢中で見た韓国ドラマ「梨泰院クラス」でトランスジェンダーの役を演じたイ・ジュヨンが主演を務め、プロ野球選手を目指す女子高生の奮闘を描いた韓国映画です。

球速13４kmを誇る女子高生チュ・スインは、男子ばかりの高校野球部に特例で入部し3年目を迎え、卒業後はプロ野球選手の道へ進もうと練習に励んでいました。しかし女性というだけで正当な評価をされず、トライアウト（入団テスト）すら受けられません。さらに、母親からも現実を見ろと大反対されてしまいます。
野球部にプロ野球選手の夢に破れた新人コーチのチェ・ジンテが赴任してきたことで、彼女の運命は大きく動き出します。

逆境に負けず、夢を追い続けて奮闘する姿が清々しい青春映画で、見ていて応援したくなります。１９９７年、高校野球部に所属して初登板を果たした選手がモデルだそうです。「野球は男だけのものではない」とチェ・ユンテ監督