バスで連れて行かれるだけだから、地理が全く分からない。僕たちが案内されたバザールがどこなのかも分からない。
◎外に出て鉄道発見、位置を知る
しかしバザールの外に出て、道路を見ると、交差点の左側の道の向こうに踏切が見える(写真)。僕たちが樺太鉄道に乗れなかったように(18年7月26日付日記:「樺太紀行(7);宮澤賢治の足跡を訪ねて、残念、樺太鉄道は乗れなかった!」、及び18年7月19日付日記:「樺太紀行(1);戦前40年間の日本統治時代の遺産を探して」を参照)、今、鉄道は運休中だ。僕は安心して踏切内に入り、写真を撮った(写真)。
それで分かったのだが、バザールはユジノサハリンスク駅からさほど遠くないくない。上の写真の上は南の方角を見ているのだが、鉄路の先に操車場が見えるのだ。ユジノサハリンスク駅は、僕たちの泊まっているホテル「パシフィク・プラザ・サハリン」から遠くない。当然、州立郷土博物館からも遠くない。
◎バザールで1時間も、州立郷土博物館よりも長く滞在!?
小さな街だから、利便施設も公園も、すべて1個所に固まっているようだ。
郊外のワイルドフラワー探訪やチェーホフ山の山行は貸し切りバスでの移動が必要だが、街中だけなら地図を片手にどこにでも行けそうだった。幸い、治安も悪くなさそうだった。
なんとバザールには1時間も滞在した(写真)。この日の訪問先では、最も長い時間を取ったのだ。それに比べれば、州立郷土博物館に在館した40分強がいかに短かったか分かろうというものだ。ツアコンの時間管理ミス、である。
彼女にすれば、博物館での案内は疲れるからできるだけ短くし、時には休憩できるバザールは時間つぶしに絶好なのだろう。
◎次には単独行を期す
もし次に南樺太を訪れる機会があれば、市内観光はすべて単独行にしよう、と思った。
さて集合すると、現地時間ではまだ5時半だ。ちなみに東京とユジノサハリンスクは2時間の時差があり、東京では3時半である。これから夕食だ。
注 容量制限をオーバーしているため、読者の皆様方にまことに申し訳ありませんが、本日記に写真を掲載できません。
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