mixiユーザー(id:18627182)

2019年09月12日08:02

240 view

狛犬渉猟File@八坂神社(牛久市牛久町)

○File#480 八坂神社
○所在地…茨城県牛久市牛久町2525
○社格など…不明
○訪問日…令和元年9月7日
○歴史・由緒など…詳細不明m(__)m
フォト


○社殿前の1対(通算729号)
フォト
見事な尾立ちである♪
フォトフォト
四肢が太く、どっしりとした体型で、重心が低いし尻尾は立っている。
形状的に、江戸時代生まれの狛犬であるのは、ほぼ間違いないだろう。
フォトフォト
ただ、残念なことに、紀年銘が見当たらない。。
フォトフォト
台座は全体的に土を被っていたので、一生懸命、やぶ蚊を追い払いながら、手でこすって土を落とし調べてみたのだが、、やはり銘文らしきは見つからなかった。
フォトフォト
同じような顔つきの狛犬が、都内にも数件現存しており、それらの生年を参考に推察すると、18世紀後半の生まれではないかという気がする。
フォトフォト
とにかく、貴重なペアである!


○参道途中の1対(通算730号)
フォト
上記、社殿前のペアを、ひと回り小さくしたような造形のペアだ。
フォトフォト
やはり見事な尾立ちである♪
フォトフォト
小さいながら、尻尾やタテガミの流線など、保存状態も大変よい!
フォトフォト
このペアもまた紀年銘が見当たらず、生年は不明だが、このすぐ目の前に立つ石灯籠に、「文化十二(1815)乙亥二月初午」と銘があり、ひょっとすると、燈籠と同じくらいの時期に奉納された? と、想像させられた。


○参考資料
フォトフォト
両像とも、頭部が完全に失われてしまっているため、一見すると、狛犬かも? と思いがちだが、社殿に向かって右手の像をよく見ると、、
フォトフォト
連れている子どもの顔が、完全に狐である。
タテガミもなく、尻尾の形状も狛犬のそれとは違うので、これはおそらく、古い神狐のペアであろう。
それにしても、このペア、置き方が逆じゃないか?
両像とも、社殿の方を向くようにして安置されているのだが?
1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する