mixiユーザー(id:5755958)

2019年05月14日20:51

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「主戦場」

論争の絶えない慰安婦問題を、ドキュメンタリー映像作家の日系アメリカ人、ミキ・デザキが多角的に検証したドキュメンタリーで、アメリカ映画です。

慰安婦たちは性奴隷だったのか、本当に強制連行はあったのか、元慰安婦たちの証言はなぜブレるのか、日本政府の謝罪と法的責任とは……。この問題を検証するため、監督は日本、アメリカ、韓国で、慰安婦の存在の肯定派と否定派、慰安婦本人等の色々な人達にインタビューして、さらに膨大な量のニュース映像や記事の検証を交え、慰安婦問題を検証しています。

対立する立場の人々にたっぷり語らせていますが、両論併記にはなっていません。平気で嘘をつくし、あまりにも無知で低レベルの発言に笑いが起きました。慰安婦問題は単に歴史的認識の問題ではなく、根底に女性蔑視の問題があることがはっきりします。また、ドイツと違い、国が歴史の修正を推し進め、真実を隠す教科書を作らせ、若い世代にちゃんと近現代史を教えないのは大問題です。

題名は、少女像がカリフォルニア州グレンデールに建つなど、慰安婦問題の対立が当事国の日韓ではなく、アメリカで起きているところから取っているそうです。

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