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2019年05月12日08:49

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Gillan「Future Shock」

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享年66。

バーニー・トーメと言えばその活動は多岐に渡るが、最もよく知られているのは「ギラン」のギタリストとしてだろう。

実際彼がいた時の「ギラン」は、アルバムも大ヒットしている。

本国ではレインボーやホワイトスネイクよりも人気があったという。

1981年にリリースされ、オンタイムで聴いたアルバム「フューチャー・ショック」は、私にとって初めての「ギラン」であり、バーニー・トーメだった。

ラインナップは

Ian Gillan (vo)
Bernie Tormé (g)
Colin Towns (key)
John McCoy (ba)
Mick Underwood (dr)

結局「ギラン」のアルバムは全部聴いたが、これが一番良いと思う。

今改めて聴いても興奮させられる。

しかしリッチー・ブラックモアやマイケル・シェンカーに続くギター・ヒーローとの期待もされていたバーニー・トーメが、その両者に引けを取らぬテクニックと流麗なプレイを聴かせながらも、そうはならなかったのにはどこかうなずけるものがある。

バーニー・トーメのプレイは決して地味ではないが、スター・プレイヤー特有の奔放さが希薄で、ナルシスティックで俺様的な所はない。

あくまでも音楽重視で、几帳面。

しかしそれこそがバーニー・トーメの魅力であり、その完璧主義を感じさせるプレイは味わい深い。

カラフルなコリン・タウンズとのバランスも絶妙だ。

またこのアルバムのイアン・ギランは、ディープ・パープルの「イン・ロック」を思い起こさせる程の絶唱で、これも聴きもの。

こちら2007年にリリースされたEdsel盤では、当時のシングルに収録されていたノンアルバム曲をボーナス・トラックとしており言う事なし。

これらボーナス・トラックもアルバム収録曲に引けを取らぬクオリティだ。

よく批判されるジャケットも私的には好みである。

https://www.youtube.com/watch?v=BkBF3Ix9ZIY

合掌

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