『
ジョージア[グルジア]映画祭 コーカサスの風』で『私のお祖母さん』、『スヴァネッテイの塩』と『映像』を観た。
『私のお祖母さん』『スヴァネッテイの塩』は白黒のサイレント映画。そして29年と30年の第二次大戦前のソビエト時代の作品。
サイレントなんて久々。もちろん音楽もないので無音。
『私のお祖母さん』は劇映画。なんとなくストーリーは掴めたが、ちょい寝たので判らないところもあった。
時代を表すのかアヴァンギャルドな描写もあり、権力を揶揄する内容もあった。
しかし、同じ状況で同時代に観ていなければ判り難いところもあった思う。また、サイレント映画の文脈や見方もあったと思う。
『スヴァネッテイの塩』はドキュメンタリーなので比較的判りやすかったのかもしれないが、こちらはソビエトのプロバガンダもあってその文脈理解も必要だった。
スヴァネッテイの昔が観られると思ってこの作品を選んだのだが、私が訪れられなかったウシュグリが舞台だった。
妊婦と出産を不浄とするなど、余りにも厳しい世界だった。の
『映像』はそのウシュグリを2015年に撮った作品。この景色を視たかったのだとまた行きたくなった。
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