最近アニメや子供映画が面白くなくて辟易している。
やたら友情・努力・団結・愛、そこらへんだけが強調されて、
ホジホジ(´σ_` ) ポイ( ´_ゝ`)σ ⌒゜
の世界なんだよね。
考えて見たら当たり前、あのガンダム放送当時のフラウボウのおっぱいやパンチラさえ規制されるみたいなんだから。
貧乏や差別でさえとりあげていない。
でもね
この世にはエロがあって当たり前なんです。
みんなおかあさんのおっぱい見て育ってきたんです。
差別も当然あるんです。
ぼくの子供時代、小学校の2万円するブレザー買えなくて、なんどクラスメイトから
「・・貧乏人!」
と蔑まれてきたことか。
そういう人生では避けられない不幸や、エロをマンガを遠ざけたら、マンガは近い将来、子供に旧約聖書や般若心経を読ませるレベルに落ちてしまうでしょうね。
反面ぼくの時代は、そういうストレス、マンガで発散させてもらいました。
ドラえもんはずいぶん子供の時分には面白かったのですが、デビルマンはそれ以上にトラウマになるほど面白すぎました。
生きた人間を食べるジンメンという敵キャラの言葉は今でも思い出します。
「カカカ。おまえにくらべればおれは善良なもんだ。人間どものいう仏さまのように慈悲ぶかいよ。なんせ、おれは食っただけだからなー。人間の感覚じゃ生き物を食うのはわるいことじゃない、そーだろう。従順でおとなしいウシ、ブタをへいきで食ってるからなー。だが、殺すのはいけないな。生き物を殺すのはいけないことだ。なーっ、そうだろう。だからおれは殺さずに食ったのさ!殺さずに、殺さずに、食ったのさ...。クククク。」
すさまじすぎるマンガだと思います。
でもこういうマンガを見て、ぼくは育ったんです。
それは別に有害になったとは思いません。
この世には、エロも暴力も差別もあるんです。
それを単に「有害だ」という根拠の無い自治体の指定は、もはやナンセンスを通り越して、社会悪のレベルです。
もしそれでも有害だと言うなら、社会犯罪学の観点から、これこれこういう犯罪にどのマンガのどの部分が助長したと、論文くらいは出してもらいたい。
なんでもかんでも有害と決め込む地方自治体は、痴呆自治体に名前を変えた方がいいと思います。
日本マンガ学会が「有害図書」の指定範囲拡大への反対声明 「研究を委縮させかねない」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=5327349
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