1996年ランダル・クレイザー監督作、邦題「ラスト・パーティ」のサントラ。
映画は観たことないが、ポールドゥリスのファンなのでリリース時からずっと気になっていた。
最初に見たのは当時福岡にもあったヴァージン・メガ・ストアにおいてだった。
すみや渋谷店が閉店する時にもあった。
しかし現在のようにyoutubeで試聴したりネットで評判をチェックしたり出来ない時代は、ただジャケットをにらみつけて想像を巡らせるほかなく、結局手が出ず。
先に邦題を書いたが、日本未公開という事なので、これはビデオかDVDリリース時のタイトルなのだろう。
そんな情報も最近まで得る事は出来なかった。
後年youtubeでその一部を聴き、やっぱり欲しいと思った時にはとっくに廃盤で、入手困難になっていた。
今回入手出来たのは、たまたま見つけられた割と手頃なプライスの中古盤である。
出演もしているらしいオリヴィア・ニュートン-ジョンが作詞作曲した主題歌以外は、ポールドゥリス自身が弾くピアノのみ。
いつもは骨太なストリングスを雄大に響かせるポールドゥリスだが、今作では終始穏やかで繊細なピアノ独奏が続く。
異色作といえるが、音楽的にはやはりポールドゥリス。
ピアノ独奏曲というほど書き込まれたものではなく、即興的で、「ビッグ・ウェンズディ」か「青い珊瑚礁」のデモ演奏を聴いているような感じもあり。
33分。
https://www.youtube.com/watch?v=lfD7tz53uFg
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