mixiユーザー(id:168303)

2017年10月23日00:11

186 view

選挙と台風Wアタック

国政選挙と大型台風21号通過が重なっていろんな意味で大荒れな印象深い日曜になった。
ケータイでは緊急避難警報メロディは鳴るし、選挙速報と災害警報のテロップどっちも見なあかんし、もう大変・・

暴風でいろんなものが飛んできて家がぐらぐら揺れる中おびえながらこれを書いてる。大和川や淀川の水位も上がって、決壊したところもあるという。近畿は緊急事態だ。

選挙結果は、
希望の党の失速で立憲民主党が逆浮上。とはなったが、結果として自公が圧勝。
大阪は維新の党との棲み分けのため希望の党候補者は立たなかったが、今回維新の党が希望の党と政策が一致することに違和感を持つ有権者が多かった。結果維新の党は議席を減らし、その減った分に立憲民主党がはまった。
特筆すべきは、立憲民主党の辻元清美がトップ当選したことだろうか。前回は落選し、比例でかろうじて当選した辻元氏だったが、この一か月の間に逆風が順風に変わったようで???

台風も選挙も風向きに一喜一憂、翻弄されるのは人間の宿命か。



■自民、単独過半数を獲得 「勝敗ライン」大きく超える
(朝日新聞デジタル - 10月22日 23:34)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4825025


(池上彰の選挙分析)
今回の衆院選は自民党の圧勝となった。

しかし自民党が勝ったのではなく、野党が負けたことでこういう結果となった。もうひとつは小選挙区制特有の現象だということ。

今回の総選挙で小選挙区での自民党の得票率は約48%なのに対し、議席全体の75%を獲得した。
野党がまとまって対抗することができなかったため、自民党が漁夫の利を占めた。逆に言えば、野党統一候補を立てていたら、自民党はこれほど勝てなかった。

また、小選挙区では当選する候補はひとりだけ。少しでも得票が多い候補が当選するという形なので、自民党は多数の候補者を当選させることができた。

 もし、これが完全比例代表の選挙制だったら、自民党は過半数も取れなかったはず。

日本の選挙制度は、かつては中選挙区制。ひとつの選挙区から複数が当選する仕組みだった。

「これだと、なかなか政権交代が起きない。小選挙区制にすれば、与党から少しの票が野党に移るだけで、野党が勝利し、政権交代が起きやすくなるのではないか」

 こう考えて、現在の選挙制度が誕生した。事実、この選挙制度で自民党から民主党への政権交代が起きた。つまり小選挙区とは、絶対多数の得票率を持っていなくても、相対多数なら議席で絶対多数を獲得できる仕組み。政権交代を起きやすくし、いったん政権交代が実現したら安定多数の議席を与えることで政治を安定させる仕組み。敢えて、この制度にしたのである。

 しかし、この選挙制度が機能するためには、しっかりとした野党の存在が不可欠。野党がしっかりしていなければ、結局、内閣支持率がそれほど高くなくても与党が勝ち続けるのだ。

 野党がしっかりして、与党が「次の選挙で負けるかも知れない」と心配になれば、与党政治にも緊張感が生まれるだろうが・・・。



1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2017年10月>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    

最近の日記

もっと見る