こんばんは、月影TAKAです。
朝の「ミニ四駆 衝撃に対する考え1」は出勤前との事で時間が無く、短期物になったのでこの「衝撃に対する考え2」では語りきれなかった部分を補足説明します。
※1でも語りましたがこれはあくまで自論であり「基礎知識」に該当しません。あくまで「月影TAKAが店舗コースで試してこういう法則があった」くらいにお願いします。
「１」の方では「タイヤとマスダンパー」をメインに説明しましたが、実は「タイヤとマスダンパーだけ追求する」改造をしても立体コースではかなり苦戦します。
理由としては「タイヤとマスダンパーはあくまで衝撃が発生しなければ機能しない装備であるため、衝撃がジャンプ後だけにかかるのであれば速度を制御しきれない為」ですね。
簡単に言うと「ジャンプ後の衝撃対策だけじゃ無理があるよー」という奴です。
そこで出てくるのが「アンダープレート」と「スポンジブレーキ」です。
簡単にいえば「スロープで勢いよく飛ぶなら、スロープジャンプ手前でブレーキを利かせれば制動がかかる＝スロープ後にマシンが着地しやすい」となり、ジャンプをクリアできる確率が高くなります。
ただし、当然ですが「アンダープレートをぶつける、スポンジでブレーキをかける＝減速して速度を殺す」となり、強すぎるブレーキは総合的に速度低下を招きます。
そのため、ブレーキセッティングはシビアさを要求されます。
逆に「速度調整の幅としてブレーキセッティングを詰める」という考えもあるため、これもセッティングのパターンになります。
ここでは「アンダープレート」と「スポンジブレーキ」の特性をまとめます。
アンダープレート⇒スロープジャンプ時にアンダープレートがぶつかることでマスダンパーを起動し、「アンダープレートで速度を殺し、マスダンパーで衝撃を殺す」という制動効果を発揮する。
また、ジャンプ着地時においても前下がりで落ちた場合、アンダープレートがマシンの揺れを抑え、最小限の姿勢制御でコースに復帰しようとします（この際も、スロープはじめと同じく、マスダンパーが起動して衝撃を吸収しようとします）。
また、「ジャンプ後、即低速コーナー」みたいなエリアでもCOしそうな際に、アンダープレートがつっかえになって、摩擦抵抗でコースに戻そうとします。
スポンジブレーキ⇒主に「フロントブレーキ」「サイドブレーキ」「リアブレーキ」の3種ですね。旧式はゴム製でしたが、現在はスポンジ式の貼付けブレーキになっています。
主に「リアブレーキ」が重要視され、「リアブレーキだけでは制動性が甘い」「アンダーブレーキだと高抵抗だ」と判断されれば、「フロントブレーキ」としてアンダープレートみたいにフロントバンパー下部にプレートを敷いてスポンジを貼り付けます。
正直言うと「アンダープレートとスポンジブレーキだとどっちが優秀なんだ？」と言われれば「スポンジブレーキ」ですね。
まあ、「皿ビス」を使う事ができれば「ねじ頭が当たらない加工」をプレートに施して抵抗を減らすこともできます。
しかし、ガチ勢に「皿ビスビット（皿ビスを取り付ける為の加工穴をあけるビットと呼ばれる研磨棒」）」を買い占められて現在再版の目途が立っていないため、基本的には従来のねじ頭有のアンダープレート（プラ製GUP）との比較になります。
プラアンダーガードは確かに「スロープ手前でぶつかって抵抗になる」ものの、それは「衝撃をかける」だけで減速効果としては単発的な効果しか発揮しません。
簡単に言えば「プラガードがぶつかる⇒急抵抗・減速⇒瞬発的な物でちゃんと速度を殺し切れていない⇒余った勢いでコースに入らずCO」というケースがあるためである。
これを解消するためには「長時間ブレーキがかかり、しかもちゃんと適度に制動をかけられる装備」が必要になる。
私の経験では「スポンジブレーキハード（青色）」が一番適していると思う。
というより、現在はこれ一択になっている。
この「青」が無かった時代は「灰色・黒・ピンク」を使いまわして試していたけど、結果的には「ブレーキが強すぎてジャンプの姿勢が安定しない」という問題があった。
まあ、「黒ブレーキ」などは現在でもリアブレーキに採用できるように思えるが、いかんせん「2�弌廚箸いΔ里�いただけないわな…。
この2�弌腸室蠅鬚垢譴弌屬佑呼�が出るビスをこする危険性がある」高さなのである。
そのため、基本的には「ねじ頭を隠す」としてマルチテープを貼るのだが、「張った分だけまたねじ高さが増す」としてあまり安定性が良くなかった。
むしろ、ねじ頭というより「ねじを回避するためにスポンジブレーキを切って貼って凹凸になっていた」ことがむしろ問題だった。
理由としては「ねじを回避した部分にはスポンジブレーキが無い⇒その部分だけブレーキがかからない＝ブレーキが均一にかからない⇒ジャンプの姿勢が悪くなる」として現在でも問題視される。
故にガチ勢は「皿ビスを他のユーザーに使わせない」として「皿ビスビット買い占める」という暴挙に出たんだろうな…。
「皿ビスが使えない⇒安定性では絶対敵わない」となってしまい、またユーザーの間口を狭める要因をこしらえたんだろうな、あいつら…。
まあ、その救済処置として出てきたのが「スポンジハード（青色）」である。
これは初期の頃に出た「スポンジハード（緑）」に両面テープ効果を合わせ、スポンジ高さを「1mm,2mm,3mm」と調整できるようにした正規の市販GUPである。
これの2mmだと、上記の旧型スポンジブレーキの問題がある程度解消される。
理由は「強ブレーキがかからないから」である。
「ハード」とあるように「かなり硬いブレーキ」となり、コスっても「くいついて強くブレーキがかかる」という問題が発生しない。
簡単いえば「浅くブレーキがかかる⇒強く食いつかない=強い抵抗が生まれない⇒ねじ頭も簡単にスルーする⇒姿勢が乱れる問題がある程度解消される（消えたりはしない）」ということだわな。
3�个砲覆譴弌�硬いスポンジなので変形も最小限に抑えられてねじ頭は殆ど当たらない「正真正銘のブレーキ」として機能する。
まあ、「皿ビスを使えるのが一番」なんだろうけど「皿ビスが無くても十分セッティングで楽しめる」というSTDに準じたミニ四駆であるため、特に不満はありません。
これは私の個人的な感想になるけど、正直今のガチ勢は「詰めが甘い」と思うわ。
自分達の速さを棚に上げて、STDマシンで楽しんでいるユーザーに「こんな改造して効果あるんですか（笑）」とか言うガチマシンユーザーが多いけど、本当は「一番、理論として抑えなければならないのは最も基本となるノーマルマシンじゃないのか？」と思うわ。
では逆に聞くが「もし、そのガチマシンでコースを壊した、他のユーザーのマシンを故意ではなくても破壊してしまった」とすれば同釈明する？
「すまんな（笑）」と「まあ、きつけや（笑）」とか抜かすのかね。
正直言えばそれは「トラブルの元」だと大人の一人から言わせてもらうわ。
理由は言わずもなが「普通に組んで安全要素を削がない改造をすれば、破壊する事なんて早々無い」だわな。
もし仮に、「STDマシンにガチマシンが壊された」とすれば「壊れる原因」が複数見つかるわな。
少なくとも私側から上げれば
1.抵抗抜きしているから
2.モーターの裏調整でかなり高速化しているから
3.ステーレス・フレキ改造としてリューターでかなり削って耐久力が落ちているから。
4.複雑な機構を入れ過ぎて、そのメカニズムを成立させるために強引に可動スペースを作ったから。
等が簡単に上がる
1.は前からの日記にあるように「トルクが落ちない＝減速しない＝衝撃がかかってもマシンが自分で速度を殺すことができない」として、自分からぶち当たって自滅している為、本来なら安全要素に含まれるスキマを埋めているのだから自業自得である。
2.は1.と合わせて「衝突力」に拍車をかけてしまう為。いわば、「速度を殺せないうえに、自分で衝撃力を高める改造をしているから」だわな。これで普通にマシンを組んだユーザ―に言いがかりをつけるのはおかしいと思うわ。
これも「市販モーターが元から施されているブラシ・コミュテーターセッティングを裏調整で弄った」として自業自得の範疇である。
3.は普通に考えて当たり前だろ思うわ。第2次ブーム時代でも「大胆なシャーシの計量化は衝突するとシャーシが壊れる原因となる」ため、本来はマシンを長持ちさせたければ軽量化しない方が吉である。それに反して高改造をしているのだから、STDマシンとの強度差で言いがかりつけるのは間違っていると思うわ。
まあ、こっちのマシンが「全てのパーツが鋼鉄製」なら「すまんな（笑）」とは言うかもしれない。
4.は3.と揃って「メカニズムを成立させるために強引にスペースを作った＝大胆な削り加工でシャーシの耐久力を落とした＝内部のメカニズムがへしゃげてシャーシを突き破った」なら結局のところ「その改造を採用しなければそんなことにならないのではないのけ？」と指摘されると思うわ。
この1〜4は全て「高加工マシンとノーマルマシンとの差」でもある。
いわば、STD改造マシンとは「GUPで強化改修しても根っこはノーマルマシンに準じている」として安全機構はそのまま残されているマシンとなる。
いわば「下手に弄らなければタミヤ公認の安全要素をそのまま採用して走らせている」のと同じであり、言いがかりを付けれても「このマシンでどうやって壊すというねん（怒）」としても勝てると思うわ。
いわば「ノーマルマシンを尊重する」という事は「自分のミニ四駆で遊ぶうえでの保険を買う」のと同じである。
まあ、学生の子供には絶対わからない理論だわな。
大人になると「挑戦力」という前進する気持ちよりも、「保険・保障」という保守的な部分に走ってしまうのよ。
簡単に言えば「今の旬のマシンではないが、タミヤ公式が正規に販売してるミニ四駆をタミヤが提唱するルール通りにマシンを作って走らせて遊ぶ」ということは最低限、「間違った遊び方をしていない」と自信を持って言える根拠となる。
まあ、自分のマシンが普通過ぎてプレステで言えば「PS1やPS2レベルのスペック」で高加工マシンが「PS3やPS4レベルのスペック」だとしても「PS1やPS2のゲームでも調整する幅があってそれなりに楽しめる」となり、ややこしいセッティングが無い分シンプルで遊びやすいのも一理あるんだわ。
なので、今の私のマシンには基本的に不満は無いですね。
余談ですが、BGをサンダーショットに改造しました。
サイドマスダンを内側に寄せた仕様ですね。サンダーショットみたいなクラシックボディーならではのマスダンの配置方法だと思います。
こんな感じです。
ログインしてコメントを確認・投稿する