ヒビノキ521（５月14日〜５月20日までの１週間／週前半）

５月14日〜５月20日までの１週間分の日記です。
基本的に日々の記録＋エントリするまでもない作品の感想が記されます。
おくののダメな日常がエモーショナルに垣間見えるコーナーですが、文量はかなり多いです。
必要な部分だけ、 “斜め読み”するか、 “ちびちび読む”ことをオススメします。
容量用法を正しく守ってお読みください。
この日記は今週の日曜日〜水曜日までの週前半の日記です。
今週の木曜日〜土曜日の週後半の日記は来週の金曜日にアップします。

■2017／５／14／Sunday
　「〜they witness a female fire giant slapping around a
　troll shortly before highsun on the third day.」

　ある物事の原因を究明するため冒険者たちは、
　三日三晩、発生する事態を待ち受ける。
　その結末がトロールをつかみあげ平手で頬を何度も打つ（slapping around）、
　ファイアー・ジャイアント（メス）って、どういう光景なんだよ（笑）
　このシナリオ、ちょいちょいコメディいれてくるなあ。
　不意うちするのやめてくれ。

『ID-0』 第６話　「世界攪乱」
http://id-zero.com/
無料（ただ）より高いものはない。
船外と船内、両方から襲撃してきた小惑星（新天体）を回避し、
なんとかジャンプに成功したエスカベイド一行。
そのエスカベイドに惑星連盟から独立した条約順守機構オブザーバーが接触してくる。
職員のサム・テイラーは無償で彼等を保護し、
なおかつ、この（違法）採掘業者（！）が行う過去の行為を揉み消す約束を提示。
四面楚歌のエスカベイドは順守機構の話に乗り……。
前編・後編ぐらいまではひっぱるかと思えば、いきなり馬脚を表すテイラー。
また、死亡するとは。現在のオーア ＝ アリス争奪に関る組織は、
エスカベイド、惑星連盟だったけれど、オブザーバーの介入でみつどもえの争い。
今回の最後はテイラーに拉致され、
結果、アリスと一緒に宇宙空間へと放り出されたマヤを、
その小惑星（新天体）が包み込み終了。
もしかすると“彼等”はアリスを他者から守ってるのかしら？
だとするなら色々と理由がつきますし。

『リトルウィッチアカデミア』 第19話　「キャベンディッシュ」
http://tv.littlewitchacademia.jp/
ダイアナルーナノヴァやめるってよ。
本家（キャベンディッシュ）の家督を相続するため、
学園をやめることになったダイアナ。
ダイアナの退学に納得できないアッコは本人にかけあいにいって……。
ダイアナ ＝ キャベンディッシュの祖先はナインオールドウィッチなのかよ。
伝統と革新によってグラントリスケルの魔法が復活する……って、
まあ、ダイアナとアッコの２人なんでしょうけれど、
今回は、その土台みたいな展開。
17話と18話で言の葉の復活はなかった。ですから来週（今回の話で）、
言の葉が復活しないと結末へ向う余白が以後しんどい。
ダリルたちの資産を食い潰す親族は、その言の葉の復活の狂言まわしか？
来週退場すると思うけど、この３人にはダイアナの家督継承に保険があるのかしら？
メイドのアンナがアッコに嫌々貸し出す、ダイアナ11歳の服は、
“現在”の彼女に“ぴったり”。
精神はおろか胸部あたりにいろいろ足りないものを感じてしまうな。

■2017／５／15／Monday
　日が長い。
　最近７時前後までは明るいし、うかうかしてると、すぐ夏だね。

■2017／５／16／Tuesday
　午前に会議――。被害続出のランサムウェアですけど、こんなの、
　普通に現行OSを導入してアップデートしてりゃ回避できることじゃないのか？
　まあ、会社のシステムの場合、修正用パッチを「すぐさま」ってわけにはいかない。
　ただ、自社のSEによれば、MSは３月時点で、あれだけ厳重注意を出し、
　サーバーとシステム担当に報告している。
　だというのに感染したならSE失格だそうだ。

　そもそも彼等から見たら、個人や団体の使用する過去のシステムが、
　社会インフラ全体の危機を誘発する抜け穴――。
　クラッキングに協力する「被害者」ではなく「加害者」の認識だという。
　そのヒトらに、その合理を説明しようとわからんでしょうけれど、
　すくなくとも機能もセキュリティも充実した、現行のWindows OSやmac OS。
　くわえて無償。アップデートしてない個人ユーザーの気持は意味がわからん。

『終末なにしてますか？　忙しいですか？　救ってもらっていいですか？』 第６話　「消えない過去、消えていく未来」
http://sukasuka-anime.com/
クトリが見た赤髪の少女は、妖精兵の雛形
――スウォンが模倣を行う前世の人物の魂か？
約束を反故する格好で一人、賢者、スウォン・カンデルへと会いに行ったヴィレム。
そのスウォンは、ヴィレムの石化以前、
地上の養育院で一緒であった子供が老齢したその人であった。
一方、前世の浸食のすすむクトリは、現実と虚構がますます曖昧になって……。
わりかし世界の秘密の公開。スウォンは<獣>に対抗するため、
また地上を奪還するため妖精兵を作り出す。
聖剣の調律が可能なヴィレムを得て、賢者は妖精らを使い捨て、
地上への反抗作戦を計画。だが、ヴィレムは反対する。
ヴィレムの意見は納得。地上への郷愁は５00年間生を得て、
地上を知るスウォンたちゆえ。でも、もう地上の記憶などない人々にとって、
浮遊大陸こそ故郷。それを踏まえて今後どうするのか？
クトリは意識を回復したけど、浸食の根本が「解決」したわけではないしなあ。
しんどい。

『夏目友人帳 陸』 第６話　「西村と北本」
http://www.natsume-anime.jp/
転校生が“男子”に、盛り上る気持は数分後に夕暮れの海のようにないでいった。
西村と北本はいいやつだなあ。
その西村と北本が夏目と出会い友情をきずく話。
時系列的には初期も初期。
とはいえ、いままで、西村と北本の家族関係や家庭環境もわからなかったので、
新鮮ではあった。
てか、過去の時系とはいえ２人とも結構苦労してんだなあ。
北本の父親が病気がち。美少女妹がいるなんてはじめてしったわ。
批判ではなく、この作品において夏目の周囲は善人のみ。
西村と北本は、その筆頭だし、藤原夫妻は、ほぼ夏目に無償の愛を注ぐ。
人間ではなく妖怪もしかり。
ただ、夏目の過去はひどい境遇ではあるので、バランスはとれてるよな。
西村と北本は、田沼や多軌と違い、妖怪や怪異からはなれたところにいる。
けど２人とも夏目との出会いは妖怪や怪異が関係していたのね。
まあ、案外、北本は妖怪と関係しているような気もしますけれど。

■2017／５／17／Wednesday
　『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー：リミックス』――。

　あいかわらず。いってみれば、生みの親と育ての親の話ではあるけど、
　シリアスになりすぎず、とはいえ、ふざけすぎずバランスのとれた内容。
　「スター・ロード」の秘密にふれる展開。最後にクイルが、
　「てめーはおれを怒らせた」と能力を爆発させる部分がじつによくわかっている。
　ヨンドゥとつむぐ父と子の関係は、そうなるとわかっていても泣いちまったよ。

『サクラクエスト』 第７話　「煉獄の館」
http://sakura-quest.com/
やめられない好きだからこそ。
ロケのトラブルで女優代役を引き受け、何度もリテイクを出す凛々子。
監督はイライラ。その凛々子に真希は助言を行い、心機一転、映画のロケへ協力する。
以後続出するトラブルに村を飛び回る国王たち。
その慌ただしい日々のなかで初心を想い出す真希。
そうして最終カット／シーンの撮影がせまり……。
最初に芝居をこころざした理由。最初の彼女のファンだった父親。
撮影協力のなかで真希が当時を回想し、
結局、夢中になれるものへ舞い戻る展開はベタ。
しおりが廃屋に火をつけ燃やすのをしぶった理由は、
彼女がなついていたおばあちゃんとの想い出がつまっていたから、と、これまたベタ。
でも、綺麗にまとまっているし十分。
たとえば、廃屋の持ち主の名前をエンドクレジットにいれる国王 ＝ 木春の配慮に、
またもや“王”の器を見る。
なにより今度の地域活性も成功の模様。