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2017年04月02日23:09

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ミニ四駆 スプリング大阪2017 参戦

こんばんは、月影TAKAです。

昨日の日記通り、今日はスプリング大阪大会に行ってきました。

京セラドームまでは今まで通り10:15あたりに到着。

ミニ四ドクターも受け付けにおられて、挨拶することができました。

そして、京セラドームに入っていきなり「かっさん」お会いできました。

かっさんにも挨拶をして、ミニ四駆販売ブースに寄ってみると前回の三宮ジョーシンのRCカー走行体験会でお会いしたタミヤのスタッフさんにお会いできました。

そして、タムタム神戸店の常連さん達にもお会いできました。

今日は結構、知人の方にお会いする日でしたね。

一見、大阪大会というと「右も左もわからない人」と感じますが、色々なイベントに参加していると知ってる人が多くなります。

そして、大阪ドーム近くのホビーゾーンでは特別にJCJCの中型コースが設営されてました。

これは嬉しい配慮でしたね♪京セラドーム内のJCJCはあまりに小さい為、マシンが満足にコンディションを整えられないの対してホビーゾーンのJCJCは比較的広い為、エアロアバンテは快調に走ってました。

しかし、そこでもトラブルが…前のマシンに追いついてクラッシュ。

エアロアバンテは相当頑丈なので歪みは全然ありませんでしたが、ヒクオらしき改造していたネオトライダガーのボディーや電池キャッチやらがはじけ飛んでました。

そのユーザーの方には申し訳ない事をしたと思いますが、ミニ四駆は予想外なトラブルもあります。

そのために「マシンの耐久力」はある程度残しておかなければならない事を子供の頃から実戦で身に着けています。

「ジャンプ中に相手を弾き飛ばした」わけではなく「相手にぶつかっても駆動系に細工していない」ため減速はしていたと思います。

しかも、トルク2+チョイ速ギヤ(3.7:1)であるため圧倒的な速度は出ていなかったでしょう。

私が「PD+超速ギヤ」で駆動系にスペーサーをかまして細工していたのであれば後ろ指を指されても文句言えませんが、最近の私は「マシンの強度」を計算に入れるようになったためあえて銅ブラシモーターを使うようにしています。

100の理屈を並べても「相手の方のマシンが壊れた」のは私の不徳の致すところですが、「マシンの強度」も残して労わってあげないとこのような悲惨な事態を引き起こすと思いました。


そういう流れで、ブラックエアロアバンテで1次予選に参加。

私の記憶が正しければ、周囲のマシンは最低でも「ヒクオクラス」ハイスペックで「ホエイル仕様」という明らかにブラックエアロアバンテが不利な戦いでした。

しかし、結果を言えば

ブラックエアロアバンテが1位でゴール。

さっきクラッシュを起こしたマシンが何故か1位でゴールとか「お前、どこの昔のアメリカのダートチャンピオンやねん」と感じました(衛星チャンネルの「オートマニアック」の「密造酒回」でやっていたダートレースの話で、「優勝王」と呼ばれたレーサーが「大会前日に車で事故を起こして、その日にこっそり病院を抜け出してレースで優勝する」という異端な事をしていたみたいです)。


上記の結果ですが、予めことわっておきますが「ブラックエアロアバンテがダントツに速かった」わけではありません。

むしろ「ケツから2番目に速かった」程度です。

しかし、先頭の3台がバウンシングストレート後のコーナーやスプリングホップでオーバースピードのによるCOを展開したため、結果的に残ったブラックエアロアバンテが勝った流れですね。

タムタム神戸店のベテランさん達が「パワーダッシュやハイパーダッシュ3でないと厳しい戦いになる」という指摘は間違ってないです。勝負に速さが必要なのは当然です。しかし、今回はあくまで「完走する事」を優先したため、安定性重視にしたことが手堅い手段として効果をもたらしたみたいですね。

司会の方にマシンを受け取ったときに「良い走りをしてましたね♪」をコメントを頂きました。

しかし、私は「元TMFLのメガネの方の怨念を込めました」と返しました。

「TMFLでメガネで黒いマシンを使うミニ四レーサーの方」なんて一人しかいません。

そう「ナカムラさん」です。

ナカムラさんはTTSメンバーのオーな人がフェンスカーを走らせた件や、TTSの名誉会員がネット上で色々いざこざを起こしたことの責任を取ってTTSを解散した経緯を人づてに聞きました。

そんなナカムラさんを考えてブラックエアロアバンテを組んだため、結果的に「ナカムラさんをイメージしたマシン」であることには変わりありません。

これで、ナカムラさんの無念が少しでも和らぐのであればやったかいがあります。

しかも、「特に削り加工を入れていない本来のミニ四駆がRCミニ四駆に勝利する」なんて去年のGetNaviの二つ星駆動力学研究所でオンダワラ所長が語っていた「かなり改造したマシンに、丁寧に組んだ素のマシンが勝利する」という展開にそっくりでしょう。

つまり「オンダワラ所長は嘘を言っていない」という事ですよ。

しかし、今回の件はただ「私が1次予選を通過した」事が重要ではありません。

「従来のミニ四駆が高加工のRCミニ四駆にレースと言う展開で勝利した」事が重要です。

現在のミニ四駆は「RCカーの性能に近づけようとした」RCミニ四駆と本来のミニ四駆の性能を優先した「スタンダートミニ四駆」の2種に分かれてます。

では「どちらのミニ四駆が正しいか」とすれば結論から言えば「両方正しい」という結果になります。

しかし、それは「ミニ四駆の有り方」において正しいのであってRCミニ四駆に対しては「ミニ四駆という製品とパッケージ」としては欠陥がある事に気が付きました。

そもそも、ミニ四駆ってどんなものだったでしょうか?

少なくとも私が小学生の頃のミニ四駆は私が使用している「スタンダートミニ四駆」みたいなマシンが多かったように思えます。

実はその事実が重要になります。

つまり、ミニ四駆と言う製品に関して言えば「シャーシの耐久力や部品を耐久力を考慮すれば、本来の銅ブラシモーターの改造が一番適している」と考えます。

そもそも、何故「ダッシュモーターが公式大会で使えなかったか」とすれば、理由があるんですよ。

実は「デパート主催の大会なら普通にダッシュモーターは解禁してた」と記憶しています。

しかし、その大会でも問題がありました。それは「ホイールが簡単に抜ける。シャフトが曲がる。シャーシが欠ける」等のマシントラブルが絶えなかった点です。

チューンモーターを条件にしていたのは「出力規制」以外に「マシンの耐久力も考慮してあえて白熱するレース展開にしようと計画した」のが本来の流れです。

しかし、マスダンパー機能が増えたことでマシンの重量が増えて「トルクを補う」効果としてダッシュモーターが解禁されたのが今日の使用できるモーターの裏事情です。

しかし、それはあくまで「マスダンパーの配慮」であって「駆動系が完全に耐えられるようになったからダッシュモーターが解禁した」わけではありません。

あくまで、マスダンの重さありきの処置に過ぎません。

ここから言える事は「パワーダッシュやハイパーダッシュPROには欠点がある」点です。

その欠点とは「駆動系がその出力に耐えられずに歪みやすくなる。プラホイールが外れやすくなる」という旧型ミニ四駆と同じ事情を抱えている点です。

ここから推測するに、現在の高加工のマシンは「ロングライフを想定していない」本当に大会レース限定の「使い切りマシン」が多いのではないかという点ですね。

正直言うと私はあまりそういったマシンは好みではありません。

「正しいか間違っているか」というより「好きか嫌いか」と言えば嫌いな方です。

理由は「そのマシンは長続きしないから」になります。

言うまでも無く、マシンの存在を確定しているのは「シャーシとボディー」になるためそれが早期に損なわれる改造はどの道、マシンがダメになるのも早いデメリットもあります。

「早い段階でマシンに見切りをつける改造」といっても否定しきれないため、私は好みの改造ではないです。

そもそも、パワーダッシュとスプリントダッシュは「ラジ四駆のモーター」であり、ラジ四駆がどういった製品かとすれば「ステアを廃止した簡易プロポでスロットル制御されたミニ四駆サイズの小型RC」となるため、スロットルオフが前提のモーターです。

それが「常にフルスロットル」のミニ四駆と組み合わせたら問題を起こすのは当然であり、「壊れたらまた新しいのを買えばいい」という考えに至ってしまう為私はあまりその考えには至りたくありません。

私がチューンモーターやライトダッシュを使うのは「本来のミニ四駆を楽しみたい」と言う考えがある為です。

本来のミニ四駆の耐久力を想定すれば、それを考慮して開発されたチューンモーターと相性が良いのは当然の事であり、「出力差は手際で補う」のが昔スタイルです。

最近、RCカーにおいてもミニ四駆においても「新ジャンル」と謳いつつ、本来の「製品のパッケージ」を無視したマシンが多いように思えますね。

「昔に戻せ」とは言いませんが、せめて「製品としてのRCカー、ミニ四駆の事は考えてやってほしい」とは思いますね。

少なくとも、私の陣営のマシンはそれを想定してカスタムしています。

あえて、高加工の改造を施さないのも「製品としてのパッケージを独自の視点と見解で理解した果ての理論」で構築したものであり、「このレベルであればミニ四駆は十分耐えられる」という私のタミヤに対する答案用紙でもありますね。


まあ、色々酷い事を語りましたが、今回の大会は「1回でも完走する」と言うノルマを果たすどころか「1次予選突破」という大収穫を得られたため十分満足しています。

少なくとも、「現在のRCミニ四駆に対してスタンダートのミニ四駆が勝利した」事には変わりありません。

ナカムラさんの無念には少なくとも答えられたと思います。

今日はこんな感じになります。
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