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2017年02月25日00:03

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聞き惚れる声のパイロット

 子どもの頃、『キャプテン・スカーレット』という番組がありました。 
https://www.youtube.com/watch?v=D3GkMhAMwd

 『サンダーバード』の二匹目の泥鰌を狙ったような人形劇だったのですが、Wikipediaによれば、ガキには高度すぎる複雑な内容だったようです(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%97%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88(“最終的に「死んでも死なない」という難解な設定に落ち着いた。”というのが笑えますね)。 
 なので、ガキの私は、専らメカやアクションのかっこよさばかりを楽しんでました。 
 
 また、『妖怪人間ベム』というアニメ番組もありました。 
https://www.youtube.com/watch?v=f67E4H-jND

 このときも、ガキの私は、(曲りなりにも人間であるくせに)「早く人間になりたい!」と喚いてました。 
 
 でも、振り返ってみれば、あの頃が、私が城達也さんのナレーションに接した最初の頃であったと言えるでしょう。当時はまったく意識しませんでしたが、『キャプテン・スカーレット』も、『妖怪人間ベム』も、毎度オープニングに登場するナレーションは、城達也さんのものだったのです。 
 
 もっとも、城達也さんといえば、何と言っても、この番組でしょう。 
https://www.youtube.com/watch?v=zxm6fPSf1A

 懐かしむ人が多いのか、You Tubeには『ジェットストリーム』の動画がいっぱいあります。 
https://www.youtube.com/watch?v=u8Hlo4ZpJZE&t=167

https://www.youtube.com/watch?v=AUyXPd9pi7

https://www.youtube.com/watch?v=yE00g4YS1jM&t=63s

 本当に城達也さんは、最高の夜間飛行のパイロットでした。 
 この人にとっての最終回におけるナレーションには、格別の想いの籠ったものを感じるのは、おそらく私だけではないでしょう。 
https://www.youtube.com/watch?v=OEcY_udsUq

 この2ヵ月後、城達也さんは本当に旅立たれました。 
 
 Wikipediaの受け売りになりますが、城達也さんの訃報が伝えられたとき(1995)、タモリは自身が司会を務める『笑っていいとも』の番組中「テレフォンショッキング」のコーナーの冒頭で「城達也さんが亡くなられました。私は城達也さんに薬の使用上の注意を読み上げてもらったことがあるんですが、聞き入ってしまって言葉にならない感動があった。あれは感動しましたね。」と語ったということです。 
 
 今日は、城達也さんの22回目の命日です。 

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