風評被害にくるしむ「おおはし」
このホテルの件で日本でも大騒ぎになっている。
実は僕の所にもタイ人からメッセージが殺到していた。
でも僕は記事にしなかった、なんでかというと責任の所在が果たしてホテルなのか、アゴダなのかわからなかったし、会議室であろうと、2人で6000円なんて価格は会議室であってもエアコンがあって、ベッドがあって、冷蔵庫がある、この価格は日本ではありえないくらい安いからだ。
自分は何か記事を書くときに、6万人が読んでいると思うと、どうしても慎重になってしまう。
とくにもしかして誰かをまきこむことになるような記事だったらなおさらだ。
(たんにおもしろおかしく他人のミスや不幸をあげつらっているようなブログは最低であるとも思っている。)
この事件は結局紹介したアゴダの責任であることがわかった。
でもこの旅館としては噴飯物だろう。
ここの社長はメディアの取材にこう答えている。
「顧客サービスの一環として破格の部屋を用意したものの、かえってフェイスブックに晒され、とんでもない旅館だと風評被害に悩んでいる」
もちろんこの泊まったタイ人は悪くないけれど、それでもアドバイスをひとつだけしたい。
タイ人のみなさん、写真のようなちゃんとした部屋であった場合、日本では、特に観光地だったら、最低限ツインで12000円くらいはします。
それが6000円ならば、何かあると疑うべきです。
じつのところ、アゴダであれ、トリップアドバイザーであれ、このような取り間違え写真は多く、自分はタイでもしょっちゅうこのようなことはあります。
パタヤでシーサイドビューだと言われ予約したものの、実際には倉庫のようなホテルに泊まった事も数えきれません。
だから、相場以下のホテル、特に半額くらいの場合には、疑ってかかるようにしています。
たとえばタイ人のみなさんは、100Bの距離なのに、「50Bでいいよ」とタクシーに誘われたら、疑いませんか?
ホテルだけではなく、物には「相場」の値段があります。
それ以下ならば疑う目を養う事も必要だと思います。
https://www.facebook.com/madam.sashimi/videos/1440511325977930/
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