家々の庭や公園にキンモクセイの香りが漂ってきました。
樹皮がサイ(犀)の皮膚に似ており金色の花を咲かせるので「金木犀」なのださうです。
中国で木犀のことを「桂」と書くことから、キンモクセイを丹桂、金桂と呼びます。
中国の「桂林」と言へば奇岩が多く、山水画のやうな景色が見られるので有名なところです。
「桂林」とは「木犀の林」で、風光明媚に加えて、木犀の木がたくさんある所を意味します。
白い花のギンモクセイもありますが、香りはやや劣ります。
かつて便所が汲み取りの頃、臭い消しに便所の傍にキンモクセイを植える家が多くありました。
それを知ってゐる人の中にはキンモクセイはトイレを連想すると嫌がる人もゐます。
一方、キンモクセイの香の消臭芳香剤が良く売れるといふ事実もあります。
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