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2016年06月25日22:15

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6/1西武鉄道設備投資計画1

今年も西武の年間設備投資計画が発表されたので考察を行った。
・安全対策
今年も池袋駅のホームドア設置が進む。既に2番ホームに設置済みであるが、今後3-6番ホームに設置をする。何故か降車ホームとは言え1番線と低速とは言え特急が通過する7番ホームに設置予定がないらしい。1番ホームは夕方のラッシュ以外の時間帯では乗降可能なホームなので設置した方が良いと思われる。特に発車時に車掌が1.2番ホームを目視する事が出来ない以上1番ホームにホームドアを設置して2番ホームに注力するべきであると思う。しかしそれ以上の問題は池袋以外の駅にホームドアの設置予定がない事である。他社は全駅設置を目指す中一駅だけに設置した所であまり意味がない。せめて通過列車の多い駅に優先的に設置すべきではないかと思う。池袋以外に設置する予定がない為かホームドアと車両のドアが連動していないらしく複数の駅に設置するとなると車両の対応が必要となる。全ての車両に改造が必要となると相当の費用が掛かる為消極的な可能性もあるが、他社とは違いホームドアに頼らない安全対策と言う方針を打ち出すのも手ではないかと思う。未だに内方線付点字ブロックの整備が挙げられているが、これと併せてドア以外の位置に柵や壁を作るだけでも効果があると思われる。少数の駅にホームドアを完備する事よりも簡易的な方法であっても全駅に設置出来る方法も考えるべきではないかと思う。その他防犯カメラの設置と言うのもあったがどの様な物なのか記載はなかった。
自然災害に対しては斜面・橋梁・駅舎等の耐震性向上・補強が中心となる。線路の保守用車を更新するが、寿命更新なのか機能向上なのかは不明である。
連続立体化工事では中井-野方間の地下化工事と東村山付近の高架化が進められている。地下化工事では工事の進捗が外から見ても分かり辛い為、見学会等を行って欲しいものである。東村山の高架化は新宿線の他国分寺線と西武園線も高架化される。高架区間に立体交差がある可能性が高いが、新宿線を高架、コンコースを地上、国分寺線・西武園線を地下にした方が良いのではないかと思う。石神井公園付近の記載もあったが、既に工事は完了し効果測定の段階に入っているのではないかと思われる。
・サービス向上
サービス面では新車40000系が今年から投入される。進化したスマイルトレインと言う事は30000系の愛称ではなく、今後の車両の愛称としてスマイルトレインの名が使われる事と思われる。しかし車両の前面を見てもスマイルと言う印象は感じられない。注目点は新設されるパートナーゾーンであるが、シルバーシートや女性専用車とどの様に使い分けるのか不明と言う点である。シート切替機能を持つが、クロスシートが必要とされる秩父線での使用は10両編成の為出来ない。等機能性や利便性の高さは感じられるが、使い方が分かり辛く混乱を招き易い車両なのではないかと思われる。また30000系の最終増備が行われるが、これで製造打切りとなる。8年間で200両余り製造されたが、2000系の半分に満たず6000系よりも少ないと言う結果となった。30000系登場時にはこの顔が西武を埋め尽くすのかと思った事もあっただけに意外と増備中止が早かった。
駅関係では観光拠点として西武秩父と本川越の整備を進める他中井の改札が地下へと変更となる。エレベーターやエスカレーターを設置してバリアフリー対策を行うが、大江戸線との乗換が楽になるかは記載がなかった。連絡通路や連絡改札があって欲しいものである。
・環境対策
環境対策では各種LED照明の設置と変電所の更新により回生電力貯蔵装置の導入が挙げられていた。LED照明は順次交換が進んでいるとは言え進捗率の公表を行った方が良いと思われる。回生電力貯蔵装置は大がかりな作業の為簡単には出来ないとは言え新宿線系統では停電を起こす事もあるだけに安定稼働にも力を入れて欲しいものである。車両についての記載がない事から動力入替等による省エネ性向上はない様である。車両の更新も環境対策になるだけに必要ではないかと思う。
その他気になった所では新型特急であるが、今年度の登場はない為振れられていなかった。本当にあの微妙な車両を作る気でいるのか不明であるが、来年までには詳細が発表されると思われる。東武も新型特急を作るだけに見劣りしないものであって欲しいと思う。
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